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2014/06/26 14:21
中田有紀キャスターが指導した“アンドロイド”アナがお披露目
日本テレビ『Oha!4 NEWS LIVE』などで活躍するキャスター・中田有紀が、なんとアンドロイド(人間酷似型ロボット)のアナウンサーの研修を担当。24日、東京・日本科学未来館で行われた常設展『アンドロイド----人間って、なんだ?』のプレス内覧会で、そのアンドロイド・アナウンサーが報道陣にお披露目された。
この日お披露目されたのは、子供型の「コドモロイド」と、成人女性型の「オトナロイド」の2体。アンドロイド研究の第一人者である石黒 浩氏(ATR 石黒浩特別研究所所長(客員)、大阪大学 特別教授)によって開発されたアンドロイドは、特殊なシリコン樹脂で作られた柔らかな肌、人工筋肉を使ったなめらかな動きなど、リアルな作りとなっている。目線を送ったり、相槌を打つなど、人間らしい反応もできる。
なかでも「コドモロイド」は、24時間365日、世界中のニュースを複数の声色で発信し続けられるメディアで、未来館のアナウンサー役として、さまざまな問題を抱えた地球上の出来事や、宇宙の天気予報などのニュースを届ける。
この「コドモロイド」を一人前のアナウンサーに育てるべく、実際にアナウンサーやキャスターが多数所属するプロダクション「セント・フォース」が協力。直接研修を手掛けた所属キャスターの中田有紀がこの日の内覧会に登場、司会をつとめるとともに、「コドモロイド」のアナウンサーとしてのお披露目に立ち会った。
「コドモロイド」が「どじょうにょろにょろ〜」の早口言葉を披露すると、中田は「研修の成果が出ていますね。私たち人間のアナウンサーもうかうかしていられないです」と笑顔で語った。
この日の内覧会では、ほかにも、石黒氏と科学未来館館長・毛利 衛氏によるトークショー、毛利氏から「オトナロイド」への科学コミュニケーターの辞令交付などの催しも行われた。
アンドロイドは東京・日本未来館での常設展『アンドロイド----人間って、なんだ?』で展示されている。