ニュース
2011/12/12 16:40
講師は中田キャスターに愛ちゃん…セント・フォースが冬期公開アナウンス講習開催
中田有紀、皆藤愛子ら数多くの美人キャスター、リポーターが所属するプロダクション、セント・フォースが、アナウンス講座「冬期公開授業」を、11日に開講。その模様は動画共有サービス「ニコニコ生放送」で配信され、計2万8千人が来場した。講師をつとめた中田は、講義を前に「今までの経験の中で、先輩から教わったことを次の世代に引き継いでいけたらいいなと思います。(生徒には)リラックスして受けてもらいたいですが、身内なのではっきり指摘するところはしようと…」と意気込みを語った。
セント・フォースの「冬期公開授業」は、中田有紀、望月理恵、皆藤愛子、伊藤綾子の4人の人気キャスターが、同社「スプラウト」セクション所属の新人・若手ら約15人を相手に、アナウンスの基礎やキャスター、リポーターとしての心構えを伝授するという内容だった。
前半は中田先生による「アナウンスの基礎の実践」。発声練習、自己紹介、鼻濁音・拗音などの読みの技術指導、ニュース原稿を使っての原稿読みなど充実の内容で、生徒たちが一人ひとり課題に取り組み、中田がアドバイスを送るという形だ。中田は「原稿の意味、内容をよく考えて読まないと伝わりません」「ニュースの内容によって、表情も意識して」といった原稿読みについての話から、「前髪が長いと、影ができて暗く映りますよ」といった映り方についてまで、さまざまなアドバイスを送った。
後半は講師キャスター4人と若手たちによるトークディスカッション。キャスター、リポーターとしての活躍を目指す若手たちから「この仕事をやっていてよかったことは?」「日ごろから心がけてやっていることは?」「一日のスケジュールを教えてください」などの質問をし、それに対して4人が答えるという内容だった。中田は「やっていてよかったこと」に対して「普段会えない人に会え、その人の人生をインタビューを通して知ることができること」、また伊藤は「日ごろから心がけてやっておくこと」として「仕事のためだから、と意識しすぎないで、いろんな経験をして、自分の引き出しを増やしてください」と若手にアドバイスした。
イベント終了時、皆藤は「参加者の方々はみんな瞳がキラキラしてて、まっすぐ前を見据える感じが印象的でした。私も刺激を受けて、観ている方に少しでも楽しいと思ってもらえるように頑張ろうという気持ちになりました」、また中田は「みんな素直でまっすぐで、今後に期待ができそう。これからも変わらずに、素直に育っていってほしい」と感想を語った。
セント・フォースとニコニコ動画によるセミナーイベントは、9月にも「Summer Challenge」として開催。今回が2回目となる。前回は参加者を一般公募したが、その時の参加者で可能性を認められた学生も今回3人参加している。