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2014/02/06 15:11
“はがない”公開初日に瀬戸康史がモテモテ!?「本命貰えて嬉しい!」
シリーズ累計発行部数622万部を突破中の超人気ライトノベルを原案とした、実写映画『僕は友達が少ない』が1日に公開初日を迎え、バルト9で行われた舞台挨拶に、主演の瀬戸康史をはじめ北乃きいら豪華出演者に加え、及川拓郎監督と、主題歌を担当したケラケラが登壇。
同映画は、アニメ、コミックス、ゲーム化と話題沸騰中のライトノベルを原案とした『僕は友達が少ない』(通称=はがない)の実写映画で、個性もルックスもバラバラで友達がいない7人が、友達作りのために発足した部活動『隣人部』に集い繰り広げる、『残念』でも『真っ直ぐ』な青春エンターテインメントムービー。
主人公でもある、極度の人見知りで目つきの悪い金髪の転校生・羽瀬川小鷹を演じた瀬戸は「僕自身も友達が少ないので、ここの(舞台に登壇している)人たち全員ですけど、微妙な距離感というのも友達が少ないからこそ出せたと思ってます。僕自身も背中を押されたひとりですが、たくさんの人がこの映画を観て、一歩踏み出す勇気の大切さを知ってもらえたらと思います」と挨拶。性格がキツすぎる黒髪の美少女・三日月夜空を演じた北乃は「昨年の5月に撮影して、今日までがあっという間に感じた。宣伝とかで“はがない”と関わって約1年やってきたんですが、他の作品に入っても心のどこかにこの作品があって、公開できたこと本当に嬉しく思います」と初日を無事に迎えられたことへの喜びを噛みしめた。
メイド服の美少年・楠 幸村を演じた高月彩良は「この公開がすごく待ち遠しかった。心に響くストーリーだと思うので、何度も何度も観てほしい作品です!」とアピールし、主題歌を担当したケラケラのMEMEは「映画の主題歌は初めてで光栄に思ってます。私たちケラケラの曲で少しでも映画を盛り上げていけたらと思います」と笑顔で語った。及川監督は「徐々にキャストが増えていく話なんですけど、撮影もわりと順番に撮っていったんです。出演者みんなが友達が少なくて人見知りだったから、最初はみんな警戒している感じだったのが、徐々に心の壁が取り払われていく様が、ドキュメンタリー観ているようで、裏側も面白かった」と撮影ウラ話を披露。
印象に残っている撮影エピソードを聞かれると、瀬戸は「(栗原)類くんとの最後のバトルシーン」と話し、「類くんのパンチがすごくて、しなるようなパンチを繰り出すから受けが大変だった。首を絞められたりするシーンがあるんですが、アレ、実際に絞められてます。あと、お腹を蹴られるシーンでは、股間を蹴られました(笑)」と衝撃告白をし、「でも、類くんからの熱いエネルギーが伝わってきて、芝居に対して真面目なんだなって思った」と撮影を振り返った。
女子友が1人もいない巨乳お嬢様・柏崎星奈を演じた大谷澪は「もともと“はがない”ファンで、その中でも星奈がすごく好きだった。その中でも星奈の代名詞ともいえる、小鳩(小鷹の妹)ちゃんに萌え萌えするシーンが本当に楽しみで、全力でやったんですけど、(本編ではカットされていて)ほんの数秒でした…」と落胆。瀬戸から「けっこうやってましたよね?(小鳩役の久保田)紗友ちゃんはひいてたもんね……」と暴露されると、北乃も「普段から小さいコ見ると『キャー!!』ってなってたよね?(山田萌々香から)お手紙もらって喜んで、写真撮ってって何回言われたことか……」と追い打ちをかけ、笑いを誘っていた。しかし、瀬戸は手紙をもらってなかったようで「あれ? 僕もらったっけ?」と山田に問いかけると「あげてない」と言われてしまい、北乃からも「やっぱり友達が少ない(笑)」と言われる始末。すると監督が瀬戸に「瀬戸くん、僕ももらってないから……」と話すと、瀬戸は「じゃあ大丈夫です(笑)」と互いに傷をなめ合った。
また劇中で、バーチャル世界でギャルゲーをリアルに体験する場面が出てくることもあり、『バーチャルの世界でリア充を経験できるなら?』と聞かれると、瀬戸は「(北乃が演じた)夜空になってみたい。『リア充は死ね!』みたいなことをバンバン言えるような夜空になってみたい」と話すと、北乃は「アイドルになってみたい!」と告白。「私はそういうのからかけ離れているので、カメラ目線でウィンクとかしてみたい」と目を輝かせると、瀬戸から「今でもぜんぜんできるよ!」と言われたが、「できない!あくまでもバーチャルな世界でやってみたいことなので」と照れ笑いを見せた。
最後に、バレンタイン目前ということで、女性陣ひとりひとりから瀬戸への『友チョコ』がプレゼントされるひと幕も。ひとりひと言を添えてチョコを渡すことになり、大谷が「撮影が終わって、髪の毛を黒にしたんですけど、黒髪にしてから何度かお会いしてるんですが、お会いする度に『誰だっけ?』みたいな顔するの止めてください。どうぞ(笑)」と渡すと、「小鷹先輩。友チョコです!!」(高月)、「撮影のときに、人見知りなのに声をかけてくれて嬉しかったです」(久保田)、「今度会ったときも仲良くしてください」(山田)、「主題歌をぜひ一緒に歌ってください」(MEME)と、女性陣からのチョコに大喜びするも、チョコの形が同じことに気づいた瀬戸は「全員同じっていうことは、コレ、スタッフさんから渡されたんですね? 社交辞令感ハンパない(笑)」と苦笑いしつつ、喜びをかみしめた。
そして最後に、北乃から「これからもよろしくお願いします」と特大チョコレートが渡され、瀬戸も大喜び。「いや〜こんなに本命チョコを頂けるとは思わなかった」と瀬戸がコメントすると、北乃がすかざず「違う違う違う!! 友チョコ!!」とツッコむも、「こんなにも女性から好かれたことはないので、まあ、ちょっとね、選ぶのは申し訳ないんですけど、答えは後程、みなさん待っててね」と妄想トークを炸裂させ、場内を沸かせていた。
さらに、バレンタインの思い出を聞かれると、瀬戸は「学生の時、朝好きな人からチョコを貰って、カバンの中に入れてて、家帰って見たら学校の暖房でチョコが溶けていて、何の形かすらもわからない状態で。さらに、僕の数学の宿題のノートがチョコまみれになるっていう事件がありました。まあ、そのチョコも義理チョコだったっぽいんですけど……(笑)」とほろ苦いバレンタインの思い出を告白しつつ、「でも、今日は本命を貰えたので、本当に嬉しいです!!」と満面の笑顔で舞台挨拶を締めた。
なお、発売中の『デ☆ビュー』3月号では、瀬戸康史のインタビューを掲載。同主演映画のことや放送中の主演ドラマ『ロストデイズ』(フジ系)、結成10周年となるD-BOYSついてなどを語っている。また、同映画の主題歌を担当したケラケラのインタビューも同号で掲載中!