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2013/05/28 13:01
ミッキー・カーチス、50歳下の俳優・近江陽一郎と「女の趣味が合う」
木南晴夏の長編映画初主演作となる映画『百年の時計』が公開初日を迎え、25日にテアトル新宿で行われた舞台挨拶に、木南をはじめ、ミッキー・カーチス、宍戸開、中村ゆり、鈴木裕樹(D-BOYS)、近江陽一郎(D2)、中村由利子(音楽担当)、金子修介監督が登壇した。
同作品は、新米学芸員・神高涼香(木南)と、創作意欲を失った芸術家・安藤行人(ミッキー・カーチス)が出会い、古い懐中時計に秘められた、叶わぬ恋の物語をひも解いていくことで、それぞれの時が動き出す、ハートフルストーリー。
主人公の新米学芸員・涼香を演じた木南は「みなさん映画はいかがでしたでしたか?」と客席に話しかけ、大きな拍手をもらうと「嬉しい! 温かい拍手を頂き、とてもほっとしています。舞台挨拶も楽しんでいってください」と満面の笑顔で挨拶。芸術家・行人にを演じたミッキー・カーチスは「我々としては待ちに待った、やっとこぎつけた全国公開なので、本当に嬉しいです。みなさんにも宣伝していただいて、明日からもたくさんの人に映画館に見に来ていただきたいです」とアピールした。
ミッキー・カーチス演じる、芸術家・行人の若き日を演じた、近江陽一郎は「試写会に行けなかったので、今日みなさんと一緒に劇場で観ていたんですけど、泣いちゃいました」と告白。ミッキー・カーチスから「どこで泣いたの?」と興味津々に聞かれると、「自分のシーンで申し訳ないんですけど……(笑)」と照れ笑いし、客席の笑いを誘いつつ、「でも、自分の芝居じゃなくて、(中村)ゆりさんと、最後離ればなれになるときに、ゆりさんがホームで素晴らしい表情をされていたので、ウルってきちゃいました」と必死の説明。また、この日、同じ新宿(紀伊國屋サザンシアター)で舞台本番を終え、駆け付けた鈴木裕樹は「本当に素敵な映画で、僕も試写の時に泣いてしまいました。自分が出ている映画で泣いたのは初めてでした」と話し、「僕は、ミッキーさんのところで泣きました」と語り、笑いを誘った。
同映画は、高松琴平電気鉄道“ことでん”開通100周年記念映画でもあり、オール香川ロケで撮影。約1ヵ月ほど滞在して撮影を行っていたため、それぞれが香川を満喫したらしく、うどんが大好きだという木南が「大好きなので、撮影中に六軒か七件くらい(うどん屋に)行きました」笑顔をみせた。また、ミッキー・カーチスは「オレ、うどん嫌いなんだけど、だんだん好きになっちゃった」と、うどん嫌いを克服したと話し、木南も「それが、すごく嬉しかった!」とコメント。
さらに、木南が「アトリエの撮影をしていた二階のカフェがすごく良くてよく行ってました」と話すと、ミッキー・カーチスも「近江ともよく行ったよな。気が合ってね、本当に」とコメントし、さらに「趣味から、女の趣味まで全部……」と50歳差の意外な親交を暴露し、客席を沸かせていた。それに対して近江は「ホテルのお部屋までお邪魔させてもらって。ずっと話してましたね……なんか暴露されて恥ずかしいので、次行ってください(笑)」(近江)と、大先輩の爆弾発言に赤面。鈴木も「うどんも食べたし。ミッキーさんともごはん食べたり、地元の方々もエキストラとして、たくさんの方々が参加してくださって、楽しかった」と撮影を振り返った。
また、ミッキー・カーチスは「現場は最高に楽しかった。(撮影が)休みでも現場に行っちゃった」とコメント。すると、近江が「撮影中に、本来走ってる“ことでん”が来たから、『じゃあ、ちょっと撮影中止で』って言っていたら、その電車のドアが開いて、ミッキーさんが普通に出てきて。びっくりしましたよ!!(笑)」と撮影ウラ話を披露。
終始、笑いの絶えない、わきあいあいとしたアットホームな会見だったが、最後に木南は「今日本当にたくさんの方々に来ていただいて嬉しかったです。実は、劇場ガラガラだったらどうしようとか心配していたんですけど、本当にありがとうございます」とお礼を述べ、「この映画楽しんで頂けたなら、お帰りの際は、大きめの声で『面白かったね、百年の時計』って言いながらお帰りください!!」と笑顔でアピールし、舞台挨拶を締めた。
なお、発売中の『デ☆ビュー』6月号のD-BOYS&D2連載『D-DAYS』には、鈴木裕樹&荒木宏文のインタビューを掲載。また、木南晴夏が所属しているホリプロが主催する『第38回ホリプロスカウトタレントキャラバン』が今年も募集スタート。6月1日発売号『デ☆ビュー』7月号に、募集詳細が掲載される。