(マ)シリーズが初舞台化!『今日から(マ)王!〜魔王誕生編〜』がスタート | ニュース | Deview-デビュー

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2013/04/26 17:01

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(マ)シリーズが初舞台化!『今日から(マ)王!〜魔王誕生編〜』がスタート

25日より公演がスタートした魔劇『今日から(マ)王!〜魔王誕生編〜』(※(マ)は正式にはマに○)のキャスト陣(左から樋口裕太、兼崎健太郎、聖也、加藤慶祐、寿里)。 (C)DeView
25日より公演がスタートした魔劇『今日から(マ)王!〜魔王誕生編〜』(※(マ)は正式にはマに○)のキャスト陣(左から樋口裕太、兼崎健太郎、聖也、加藤慶祐、寿里)。 (C)DeView

 喬林知著、松本テマリ挿絵のライトノベル原作の魔劇『今日から(マ)王!〜魔王誕生編〜』(※(マ)は正式にはマに○)が4月25日より上演開始。初日公演の直前に行われたゲネプロ後の会見には、主人公・渋谷有利役の聖也をはじめ、兼崎健太郎、加藤慶祐、樋口裕太、寿里が登場し、本作への意気込みを語った。

 原作は『今日から(マ)のつく自由業!』、『今度は(マ)のつく最終兵器』と(マ)シリーズと呼ばれる大人気ライトノベル。2004年には『今日から(マ)王!』としてテレビアニメ化され、その後マンガやゲームにもなったヒットシリーズで、ファンも多い作品だ。

 物語は、人一倍正義感の強い渋谷有利が不良にからまれている元同級生を助けるところから始まる。助けるどころか返り討ちに遭い、公衆トイレの便器に顔を突っ込まれた有利は、水洗トイレの水に流されてしまう。行きついた先は異世界、魔族の国・通称“眞魔国”。美形すぎる臣下たちに、魔族の王として崇めたてられた有利の運命は……。今回は“魔王誕生篇”ということで、原作の『今日から(マ)のつく自由業!』を軸に描かれる、壮大ファンタジー。

 座長を務める聖也は「今回『今日から(マ)王!』の初の舞台化ということなので、全力でやっていきたいと思います!」と意気込んだ。役どころについて聞かれた樋口は「僕の役は簡単に言うと、有利の婚約者です!はい!」と簡潔な回答。これにはキャストからも「簡単に言ったね(笑)」とツッコまれ、改めて「最初の方は有利のことを毛嫌いしていたんですけど、新魔王の力を見せられて、認めざるを得なくなって、魔王の婚約者として、有利を信頼していく感じです。ファンのみなさんの期待を裏切らないよう頑張ります!」と説明し抱負を語った。

 同じく役どころについて聞かれた寿里は「王の身の回りの世話、補佐をしている役です。ただちょっと普通の王様の補佐と違うのが、黒髪・黒目の陛下を溺愛してしまっている役。もう32歳なんですけど、舞台ではふんだんに所狭しと駆け回らせていただいています!」と年齢を感じさせない、動き回る寿里は見逃せないポイントの一つだ。

 兼崎は「フォンヴォールテール卿グウェンダル役の兼崎健太郎です。僕の役は魔王の側近としてその国を守るために補佐をしている、一番この中で責任感の強い、ちょっとこわもての役です。今日のゲネでは裏のミスで人形が出てこなかったんですけど、実は可愛い物好きということで、舞台のラストで本当は人形を持って登場します。今日はすみませんでした!」と苦笑い。寿里からは「とりあえず兼崎さんは、ぬいぐるみ好きを全面に出したくて出したくてしょうがなかったみたいで…」と言われ、「キャラクターがキャラクターなので、抑えた芝居をしているんですけど、ラスト人形を持って出てくるシーンがあるんですけど、そこははっちゃけて、テンション“ガー”ってあがってやったら、演出家に『ダメだ』って言われちゃいました(兼崎)」とコメント。

 兼崎に関してはさらに樋口からも「晩餐会のシーンで『グウェンダル兄(兼崎)の方が絶対王に向いてる!』っていうのがあるんですけど、(兼崎さんの方を)向いたらですね、稽古中に鼻ほじってたんですよ! もう集中力切れて、『ちょっと待ってよ』ってなりました(笑)」と暴露話が飛び出した。この発言に聖也から「コラ!」と突っ込まれ、「言い過ぎちゃいましたね。兼崎さんはそんなお茶目なところがあるんですよ」と樋口もうまくまとめたつもりも、「鼻くそキャラに……」と兼崎から非難の目が浴びせられていた。

 そんな仲良しな5人。プライベートはというと「裕太と(加藤)慶祐以外とは(ご飯に)行きます(兼崎)」、「確かに。ここ(自分)とここ(兼崎)とここ(寿里)は行ったことあって。そこ2人とは行ったことないんですよね(聖也)」、「二人はさらっと帰っていくよね(寿里)」と微妙は交友関係が明らかに。これに加藤は「一緒に裕太といることがとても多い」と語ると、「ここの二人(加藤と樋口)は仲良くて。慶祐が物でつってるからね。『時計あげるよ〜』とか言って若いコをモノにして……」と嫉妬を露わに。それに対して樋口は「ご飯行けないときは、寿里さんにメールで『ごめんなさい、行けなくって』って入れてますよ」と弁明しつつ、「今度連れてってください」とちゃっかりおねだりも。すると加藤から「あ、でもそこに今お弁当あるから」、「そうだ、一緒に食べればいんだよ」と寿里がのっかり、最終的に「どう返せばいいかわかんない」と樋口から言われるゆる〜い会見となった。

 会見は仲良く、ゆるゆるな発言だったが、舞台上ではそれぞれ歌や迫力ある殺陣、聖也は自慢の肉体美を見せるなど体を張った演技が見どころだ。聖也演じる有利を一番大事に思っているコンラート役の加藤は「一時間半くらい弱の舞台ですが、その中にいろんなことが凝縮されていて。キャラクターものではありますが、その中にも役者が演じることでまた違ったところが見えてきたり、それが重なってすごく面白いものになると思っていますし、していこうと思っておりますので、千秋楽まで頑張るので、ぜひ楽しみにしてください」とファンへ言葉を投げかけた。

 最後に、座長の聖也は「ミュージカルとなっているので、歌とダンスと殺陣とすごい盛りだくさんにあって。そこに今の時代だからこそできることがあると思うので、『戦争なんかダメ』っていうメッセージ性とかを肌で感じられると思います」と会見を締めた。

 魔劇『今日から(マ)王!〜魔王壇上編〜』は4月25日より5月6日まで、銀座博品館劇場で上演される。http://maomyu.com

(c)喬林知・角川書店/NHK・総合ビジョン (c)魔劇「今日から?王!」製作委員会

関連写真

  • 25日より公演がスタートした魔劇『今日から(マ)王!〜魔王誕生編〜』(※(マ)は正式にはマに○)のキャスト陣(左から樋口裕太、兼崎健太郎、聖也、加藤慶祐、寿里)。 (C)DeView

  • 劇中、迫力ある殺陣を見せた加藤慶祐。 (C)DeView

  • 自慢の肉体美が輝く聖也。 (C)DeView

  • ファン必見のLOVEシーン(?)も披露。 (C)DeView

  

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