『seventeen』の専属モデルとしても活躍中の女優・三吉彩花。そんな彼女の初主演となる映画『旅立ちの島唄〜十五の春〜』が5月18日より全国ロードショー。今回、同映画の脚本を電子書籍サービス「ひかりＴＶブック」において、26日より独占で無料配信されることが決定した。

　映画『旅立ちの島唄〜十五の春〜』は、沖縄の離島・南大東島 を舞台に、実話をもとにした完全オリジナルストーリー。同映画には、三吉のほか大竹しのぶ、小林薫らが出演する。また、監督・脚本を務めるのは、井筒和幸監督の愛弟子で、同監督作『ヒーローショー』、『黄金を抱いて翔べ』では脚本を手がけ、高い評価を得た吉田康弘氏だ。

　先日行われた沖縄の完成披露上映会では、現地の人々から「なんくるないさーだけではない曇り空もある 本当の沖縄の姿を描いてくれた」と共感を持って迎えられた同映画。南大東島を舞台に、そこで感じ取ったことを丁寧にすくい取り、外からみた沖縄ではなく、リアルな沖縄の離島の家族の姿が描かれ、現在の日本に失われた父と娘、母と娘の深い情愛が涙を誘う感動作となっている。

　そして今回、同映画の脚本を電子書籍サービス「ひかりＴＶブック」において、26日より 独占で無料配信されることが決定。映画の公開前の脚本配信はひかりTＶ の中で初めての試みだ。

　なお、現在発売中の月刊デ☆ビュー5月号には、三吉彩花が登場。初主演、初の三線、島唄、方言など、初挑戦づくしの同映画についてインタビューに答えている。また5月1日発売の月刊デ☆ビュー6月号には、吉田康弘監督とデ☆ビュー読者のワークショップの模様が掲載される。同記事にて、吉田監督は「台本が読めることもいい役者の条件」であると語っており、役者志望者も必見の内容となっている。