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2013/03/04 15:41
ファンへの感謝を込めて、ハロプロメンバー総登場“対バン”ライブ
ハロー!プロジェクトのアイドル総登場のコンサート『Hello!Project 春の大感謝祭 ひな祭りフェスティバル2013』が、2日、3日の2日間、神奈川・パシフィコ横浜にて行われた。3日夜の最終公演で司会をつとめたモーニング娘。田中れいなは、5月でハロプロを卒業するが「今回のフェスティバルで、ハロプロでワイワイできるのもこれが最後。最後にこんな大きな会場でできてうれしいです!」と感慨深い様子で語った。
『Forest For Rest SATOYAMAへ行こうSATOYAMA movement in YOKOHAMA』の関連イベントとして行われた同コンサート。“対バン・ライブ”がコンセプトで、お正月や夏休みのハロプロ公演のようにみんなで一緒に作り上げていくというよりも、4つのグループが決められた持ち時間内で自由にパフォーマンスしていくイメージで進行した。2日間で計3公演が開催。
3日夜の公演では、田中れいなとともに司会をつとめたモーニング娘。リーダー・道重さゆみが「(3日夜公演の)タイトル通り『Thank You For Your Love!』という気持ちを込めて歌いたいです!」と宣言し、コンサートはスタートした。
3日夜公演では、各グループのパフォーマンスの前にソロコーナーが設けられた。事前に、つんく♂による「あみだくじ大会」で、ソロで歌う権利を得た中島早貴(℃-ute)、勝田里奈(スマイレージ)、清水佐紀(Berryz工房)、岡井千聖(℃-ute)、嗣永桃子(Berryz工房)に加え、敗者復活から勝ち抜いた田中れいな(モーニング娘。)の6人が、安倍なつみ、松浦亜弥などハロプロ楽曲をソロでカバーした。
その後は、各グループのコーナーへ。まず、この日、デビュー丸9年を迎えたBerryz工房のステージ。13日発売の新曲『アジアン セレブレイション』など5曲を披露した。続いてモーニング娘。は先日YouTube上で初公開され話題になった、4月17日発売の新曲『ブレインストーミング』からスタート。新しめの曲のほか、高橋愛リーダー時代の名曲『泣いちゃうかも』を現メンバーで歌った。高橋のパートは鞘師里保がつとめ、田中れいなとのツインリードボーカルで息の合ったところを見せた。
この日は各グループとも、メインステージでのパフォーマンスだけでなく、観客席の間を移動しながら歌ったり、メインステージに向き合った最後部にあるサブステージでパフォーマンスするなど、広い会場で少しでも多くのファンに近くで見てもらえるような配慮がなされ、ファンを喜ばせた。
その後、ハロプロ研修生、SATOYAMA movementのユニットのステージを挟んで、℃-uteが登場。「今日ここに集まってくれたみなさんを“チーム℃-ute”にしたいです!」と意気込む鈴木愛理。4月3日発売の新曲『Crazy 完全な大人』も初披露した。最後はスマイレージ。福田花音が冒頭「モーニング娘。をはじめハロプロの先輩を追い抜きたいとずっと言ってきたけど、今日は決着をつけたい! ハロプロNo.1の座につきたいです!」と強気のコメント。20日発売の新曲『旅立ちの春が来た』など5曲を披露した。
そして大ラスは、出演者全員で『ブスにならない哲学』(ハロー!プロジェクト モベキマス)を歌った。この曲は一昨年11月、東京・よみうりランドで行われたハロプロ総登場のイベントで披露して以来の歌唱ということでファンを湧かせた。大きな盛り上がりの中、ステージは幕を閉じた。
なお、発売中の月刊デ☆ビュー4月号では、ハロー!プロジェクトのメンバーのインタビューを多数掲載している。