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2013/01/29 15:11
メンバーの年の差ひと回り以上!スーパー戦隊最新作『獣電戦隊キョウリュウジャー』キャストお披露目
2月17日スタートのスーパー戦隊の最新作『獣電戦隊キョウリュウジャー』の記者会見が26日、東京ドーム・プリズムホールで行われ、キョウリュウレッド/桐生ダイゴを演じる竜星 涼をはじめ、フレッシュなキャストがお披露目された。
1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』から続く、スーパー戦隊シリーズの第37作目となる今作は、“恐竜”をテーマにした『獣電戦隊キョウリュウジャー』。会見の冒頭、テレビ朝日の佐々木基プロデューサーから「過去作品でもヒット間違いなしの恐竜ヒーローもの。しかも、今回は、サンバの音楽とともに変身します。見どころは、なんといってもそれぞれのキャラクターの個性。戦隊モノを長年撮っている重鎮のカメラマンさんに『今回のメンバーはデキがいい!』とお褒めの言葉をもらって、お墨付きです!!」と絶賛され、やや緊張していたキャスト陣も笑顔に。
小さい頃に戦隊モノに憧れていたという竜星は「歴史のあるスーパー戦隊のチームにこうやって参加することができて、すごく嬉しい。いろんな世代の人たちに愛される新戦隊になれればと思います」と意気込み、「個人的には、『竜星涼』の竜っていう字が『キョウリュウジャー』の“リュウ”とかぶっていて、とっても縁があるなと。僕のために作られた作品何じゃないかと勝手に思い込んでます(笑)」と満面の笑みで話すと、キョウリュウブルー/有働ノブハル役の金城大和は「今年で30歳になるんですけど、まさかこんな年代のおっさんがヒーローにになるなんて思ってなかった。僕の中でのヒーローといえば、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』で、恐竜モチーフの第1弾。そして、恐竜モチーフ第3弾が今回の『キョウリュウジャー』ということで、これは僕のために作った番組なんじゃないかと…」と対抗して笑いを誘い、キャスト同士、息もぴったりの様子。
キョウリュウブラック/イアン・ヨークランド役の斉藤秀翼は、「オーディション受けていたときは、正直、“レッド”を狙いにいっていて、獲ってやるぞ!と思って、真っ赤なパンツを穿いて行ったんです」と告白。「結果的に『受かった』って聞いたときは、“あ〜良かった”ってホッとする気持ちの方が大きくて。それで、自分の役がブラックって聞いたときに、“オレ、レッドじゃない、ブラックだわ”って、すごい納得ができて。ブラックのキャラクターの設定を聞いたときに、オーディションの時、スタッフさんに見抜かれてたんだな〜って思いました」とコメント。2011年開催の『第24回JUNONスーパーボーイ・コンテスト』がきっかけで芸能界入りを果たし、今回キョウリュウグリーン/立風館ソウジを演じる、塩野瑛久は「この世界に入って間もないんですけど、最初から姉と母から『戦隊ものとか仮面ライダーとか決まるといいね』って、すごい期待されていて。オーディション受けている最中も、期待されるあまり『今、(戦隊モノの)オーディション受けてるんだ』とか言えなくて…。受かった瞬間に報告したら『え、受けてたの?』って驚かれてたんですが、自分のことのように喜んでくれました」とニッコリ。
また、キョウリュウピンク/アミィ結月役の今野鮎莉は「芸歴とかまだまだ浅くて、今回『戦隊のオーディションがある』って言われて、もらった台本を読んだときに、主役の人っぽいのと、ファミレスのお客さんの役があって、今までは脇役とかのオーディションしか受けて来なかったので、もちろんお客さんの方だと思っていて、そっちを頑張っていたんです」と話し、「でも、どんどん受かっていくうちにピンクなんじゃないかなって。でも、演技がなかなか上手くいかなくて、家で泣いていたりしていたので、マネージャーから『受かったよ』っていう電話をもらった時はすごく嬉しかったです。両親に報告しに行ったら、抱きしめてもらいました」という、心温まるエピソードに会場もほっこり。
ひと周り以上、年の差があるキャストがそろっているということで、現場の雰囲気を聞かれると、竜星は「現場の雰囲気はわきあいあいとしてる。年齢差もいい具合にバラけていて、それでより仲良くなった気がする」と語り、紅一点の今野も「はじめは不安とか緊張はあったけど、実際話すとみなさん優しい方々ばっかりで、年齢は離れているけど、近い存在というか、馴染みがある感じで接してくれるんです。第二の家族と思うくらい仲良くさせてもらってます」と仲の良さをアピール。一番年上の金城は「お兄さん的存在ってことにしたかったんですけど、一番わちゃわちゃしてて。初日くらいからナメられてる(笑)」と話すと、竜星からは「一番若いんじゃないか?っていうくらい、エネルギッシュ。パーフェクトです!!」と大絶賛。当の本人も「いいこと言う!! ありがとうございます!!」と満面の笑みを浮かべていたが、次の瞬間、「ただひとつだけ…トイレがものすごい近い!!」(竜星)とまさかの暴露に会場も爆笑。
役のキャラクターが個性豊かなところも今回の『キョウリュウジャー』の見どころらしく、竜星は「ダイゴは、とても素直で正直な人間。相手が入ってきて欲しくない弱い部分とかに、ズカズカと入って行って、思ったことを言ってしまうようなタイプの人間。マイペースで素直なところは僕に似ているところかな?」と役柄について話し、さらに「ただ、やめて欲しいことがあって…。1話から話まで、傷だらけで、主役のわりにちゃんと顔が出てないんですよ。もう少し考えて、敵と話し合ってから戦ってもいんじゃないかな〜と思います」と素直な気持ちを語った。
また、お調子者でおしゃべりなイアンを演じる斉藤は「クールで、おしゃべりで、女好きでプレイボーイな部分もあって、多面性を持っている役。どれがイアンの“素”なのかがわからないように、全部の面を同じように演じようって心がけていて、1年後とかに、“結局イアンはどれが素なの?つかみどころがない”って言われたら、勝ちかなって…」と役についての想いを語り、「似てるところは、意外と多いと思う。クールというか、落ち着いていて冷静な部分があったり、おちゃらける部分もあったり…。唯一違うところは、僕はイアンほど毎回違う女のコを連れて歩けるほど、そういう粋には達していない。まだ精進が必要。まだまだ足りないかなと(笑)」と大胆発言。
最後に、竜星が「変身する前から僕らが恐竜に勝ってしまうくらい強い設定があるので、素面でのアクションも多い。そこが見せ場です!!」と見どころをアピールすると、塩野も「キャラクターの個性はもちろん、アクションでも個性があって、銃やアクロバット、力持ちだったりハイキックや剣だったり、本当に楽しいアクションを観れます」と話し、今野も「私のハイキックも見どころのひとつ。体が柔らかくて脚がけっこう上がるので、それを観て、スッキリしてもらえたら」と、笑顔でアピールした。
スーパー戦隊シリーズ第37作『獣電戦隊キョウリュウジャー』は、2月17日(日)から放送スタート(毎週日曜日、午前7:30〜 テレ朝系)。
なお、『デ☆ビュー』2月1日発売・3月号では、塩野瑛久のインタビューを掲載。また、同号の特集『愛されキッズになる方法』内では、竜星涼が所属する研音のキッズ部門『研音 ネクストジェネレーション』の紹介&新人募集記事を掲載。
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