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2012/12/11 19:01
やっぱり太ももが満載!?『仮面ライダー』初日舞台挨拶
映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』の初日舞台挨拶が8日、丸の内TOEIで行われ、白石隼也や福士蒼汰をはじめ、出演陣が集結。途中KABAちゃんからのコメントVTRも流れるなど、終始にぎやかな舞台挨拶となった。
『仮面ライダーフォーゼ』でフォーゼ/如月弦太郎役を演じた福士は、お馴染み「帰って〜〜、キターーーー!!!」と客席の子どもたちとポーズ。この日は、“リーゼント”ではなく、髪を下した姿で登場したため「一応名乗っておきます!」と前置きをし、「仮面ライダーフォーゼ/如月弦太郎役の福士蒼汰です」と挨拶。また、仮面ライダーメテオ/朔田流星役の吉沢 亮は「僕たち“フォーゼ”チームは最後の映画ということで、今まで積み上げてきたものをすべて出し切ってがんばって、本当にすばらしい作品になったと思います。見どころはアクションシーン。すごい力を入れてて、戦うシーンなんてね、ほとんどノンアクションで。ノンアクションじゃない、ノンスタントで!!」とすぐさま言い直しするも、会場や登壇者からも「えぇぇ〜?」とブーイング。「アクションいっぱいあったけど、ノンスタントでやってたんですよ」と必死に訂正。「ノンアクションってすごい恥ずかしいね」とちょっぴり恥ずかしい挨拶となった。
一方、“ウィザード”チームの挨拶で仮面ライダーウィザード/操真晴人の白石は「ウィザードが〜〜……く〜る〜〜!」と奈良瞬平役の戸塚純貴と芸人アンタッチャブルのザキヤマ(山崎弘也)のギャグで“フォーゼ”チームに対抗。「ウィザードには、フォーゼみたいな「キターー!」みたいなセリフがなくて、さっき裏で(戸塚と)「くるー」やってみようかって。フォーゼにあやかってみました」と裏話。さらに続く戸塚は「みんなで、せーーの! ちちんぷいぷい!!」と会場との一体感を体感。「すばらしい浸透力で、感動してます!」と話すと客席から「もう一回やって!」のアンコールも。すると「もう一回? そんなね、何回も……。ちちんぷいぷい!」とファンサービスに会場からは大拍手が巻き起こった。
また、今回ゲスト出演者も見どころの一つ。仮面ライダー部部員・大木美代子として登場する足立梨花は舞台挨拶「唯一の“宇宙仮面ライダー部”部員ということで、先輩の仮面ライダー部の皆様たちと楽しく撮影ができてよかったです。この間の完成披露試写会のときに、みんなで舞台挨拶をしたんですけど、その記事を読むと『コヨミちゃんが、パンツが見どころ』だったりとか、『ポワトリンの太ももが』だったり、私も『絶対領域』だとか、そこだけがフューチャーされていたので、それは仮面ライダーとしてまずいんじゃないかと思って。今日も『絶対領域』と言おうと思ったんですけど、それは封印して」と先日の完成披露試写会を反省。それを踏まえて挨拶をしようと思ったものの「かといって私、何もしてないんだよね〜」とポロリ。これには、リーダー福士から「してる、してる! 自転車とか」と優しいフォローが入り「自転車とかね! あ、最初のシーンで、弦ちゃんと友達の印をしたときに、『これでフォーゼのメンバーになれた。一員になれたんだな』と思って、あそこのシーンはやってて楽しかったですね。でもたぶんこれ、記事になんないんだろうな」と付け足し。これにはせっかくフォローした福士も苦笑いを浮かべていた。
出演陣の最後挨拶を締めくくるのは、悪魔ザダン役の声を吹き替えたデーモン閣下。「ふはははは」と高笑いで登場し「監督の女の子は女の子らしく撮る、男の子は男の子らしくかっこいいアクションをふんだんに。そしてストーリーもなかなか深くて、最終的には感動するシーンがたくさんある」ときっちりアピール。ただ、本作を観た閣下は一つ気になる点があったらしい。
「実は吾輩が試写会で見ていて一番食いついたのは、ものすごい戦闘のシーンでバイクにナンバーがついてる! あれは外せないのか?(閣下)」、「ウィザードは公道も走らなきゃいけないので。所沢ナンバーが付いてて(白石)」、「そうだよね。ということは車検にも通すってことだよね(閣下)」と現実的な話に、会場からは笑いがあふれた。
また、デーモン閣下は今回主題歌も担当。「今まで悪い歌ばっかり歌い続けてきた吾輩が、どうやってヒーローものの最後を爽やかに締めくくるか。非常に難しいテーマだったけど、映画の中ではそんなに大きな音量で出てないんで、改めてCDでも買って聴いてくれたまえ」とちゃっかりCDのPRも盛り込んでいた。
さらに、舞台挨拶では特別ビデオコメントが上映。振付師で『仮面ライダーウィザード』にも出演中のKABAちゃんがビデオに登場し、デーモン閣下による主題歌に振り付けし、ダンサーによるダンスも披露。閣下からは「つっこみどころ満載のコメントVTRだったね。まず、こんな手のこんだコメントVTRを観たことがない。それから、坂本監督じゃないのに、やっぱり太ももが満載。監督も『すごい、セクシーダンスだ』って興奮してて。でも感激するね。こんなにしてくれるんだって。ぜひ覚えたいと思うけど、覚えられないし。あんなにセクシーにできない」と本音な感想。
本作の撮影裏話や見どころについて白石は、「監督は普段、普通のシーンはにこやかに撮ってるんですけど、アクションのシーンになると目が別人になって、厳しい指導が入っていたのが印象に残っていますね。あと見どころは、アクマイザーとかポアトリン、イナズマン、サナギマンとか昔のキャラクターも出てきて、仮面ライダーを見ている子どもたちも、その上のお父さんお母さん世代の人も一緒に楽しめる作品になっていると思います。もうすぐ冬休みですし、3回、4回くらいかな。観てもらえれば、僕らのいろんな魅力が出てくると思うので、5回、6回くらい観てもらえればうれしいな」と猛アピール。福士も「いいものが出来上がってますので、7回、8回観てくださいね」と白石のコメントにさらに上乗せしてアピール。
舞台挨拶後のフォトセッションでは、クリスマスが近いこともあり、会場に一足早いホワイトクリスマスを味わってもらおうと、雪が降る演出も。真っ白な泡の雪が降り出すとキャスト陣も手を広げて、その演出を楽しんだ。さらに、ウィザードの決めゼリフ「さあ、ショータイムだ」の掛け声とともに、クリスマスカラーの緑と赤のテープが飛び出すサプライズも行われ、会場の子どもたちも大喜びの楽しい舞台挨拶となった。
初日舞台挨拶には、このほか、『仮面ライダーウィザード』より、奥仲麻琴、高山郁子、『仮ライダーフォーゼ』からは、高橋龍輝、清水富美加、本作のゲスト出演の入来茉里、そしてメガホンを取った坂本浩一監督が登壇した。
『仮面ライダー × 仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦 アルティメイタム』は、現在全国ロードショー中。
なお、発売中の『デ☆ビュー』1月号には、インタビューに吉沢 亮、戸塚純貴が登場。 また、気になる「ポワトリンの太もも」や「大木美代子の絶対領域」については、WEBデ☆ビューのニュースをチェック。