スーパーモデルの「原石」を発掘すべく、『スーパーモデルオーディション2012』(主催=東京ビューティアート専門学校)の最終選考会が、21日、都内で行われ、入賞者3名が決定した。

　今回で3回目を迎える『スーパーモデルオーディション』。今年は5月に募集をスタート。グランプリ受賞者には、化粧品「プリセエジュ」のイメージモデルをつとめるほか、入賞者はモデルプロダクションに所属するチャンスなど特典が用意されていた。

　書類選考を経て、東京、大阪、札幌、福岡の4カ所で面接審査を実施。結果、35人のファイナリストに絞られた。最終オーディションでは、4組に分かれて、ウォーキング、自己PR、特技披露、質疑応答などの審査を実施。特技披露では、ダンスや歌を中心に、得意なスポーツの型から占いまで、多彩な特技が披露された。

　オーディション終了後、モデルとしての「原石」性や、透明感、将来性などを重視した審査の 結果、今回は残念ながらグランプリは「該当者なし」となった。準グランプリには、西嶋楓花さん(16)、鴨下俊美さん(18)が選ばれた。

　鴨下さんは「(入賞者の中で)名前を呼ばれたのが最後だったので、嬉しくて…。本当はグランプリを獲りたかったから、ちょっと悔しかったけど、嬉しいです！」と喜びを表した。また「緊張して、自己PRを思ったように話せなくて『あかん！』と思いました。ヒールをはいてダンスするのは初めてで、バランスをとるのが難しかった」と審査を振り返る西嶋さん。「だから、自分が選ばれるとは思ってなかったので、びっくりしました！選ばれたからには一生懸命頑張ります！」と意気込みを語った。

　また化粧品「プリセエジュ」のモデルをつとめる『プリセエジュ賞』には、泉谷帆香さん(19)が選ばれた。「自己PRはスラスラと話せましたが、ウォーキングとダンスは思うようにいかなくて、少し残念」と審査を振り返る泉谷さん。「選んでもらって、びっくりです！」

　今後の抱負について「雑誌に出たいです」という西嶋さん。「私は西内まりやちゃんが好きで、彼女のように、表情が豊かで、可愛くて、多くの人から愛されるモデルになりたいです！」。鴨下さんはモデルとして活躍するのはもちろん「将来は女優としてもやっていきたいです」と意欲を見せる。「また私はaikoさんの大ファンで、いつかaikoさんもミュージックビデオに出るのが夢です」。泉谷さんは「ファッションモデルとして雑誌やCMで活躍したいし、バラエティにも出てみたいと思います」と目を輝かせた。