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2015/10/19 20:16

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映画『先輩と彼女』公開!志尊淳のエア顎クイにファンも大興奮!!

映画『先輩と彼女』初日舞台挨拶に登壇したキャスト陣と池田千尋監督。(C)De-view
映画『先輩と彼女』初日舞台挨拶に登壇したキャスト陣と池田千尋監督。(C)De-view

 人気少女コミックを原作とした映画『先輩と彼女』が17日に公開初日を迎え、新宿バルト9で行われた舞台挨拶には、志尊淳や芳根京子らキャスト陣が登壇し、映画公開の喜びを語った。

 同作品は、“片想い女子の永遠のバイブル”として人気を誇る南波あつこによる人気コミックを実写映画化。ヒロインのりかと、りかが恋する“みの先輩”こと圭吾の、甘くて苦い恋物語を描いた作品。

 ヒロイン・都築りかが恋する先輩・美野原圭吾(通称・みの先輩)を演じた志尊は「正直、初日を迎えるまで不安があったんですが、こんなにたくさんの方々が来てくださって、安心しています」とほっとした表情を見せると、ヒロイン・都築りかを演じた芳根京子も「こうして初日を迎えられたこと、ありがたく、嬉しく思います!」と笑顔で挨拶。圭吾が思いを寄せる先輩・沖田葵を演じた小島梨里杏は「私自身、この映画を観てキュンキュンさせてもらいました。ありがとう」と、志尊と芳根に感謝を伝え、「みんなもキュンキュンしちゃってください!」と笑顔でアピール。

 大ヒット少女コミックの実写映画化への出演について、志尊は「やっぱり少女マンガ原作の主人公って、カッコ良くなきゃいけないというハードルがもともとあって、自分にはできないなっていう不安が最初はありました」と当時の心境を告白すると、小島が「カッコイイよ!」とすかさずフォロー。さらに、小島が「私もこんな素敵な先輩できるのかなって思った」と語ると、今度は志尊が「素敵だよ!」とフォロー返しをして、キャストのチームワークの良さをみせる。芳根は「私もプレッシャーもあって、とにかく不安でした。でも、ヒロインって、女の子に共感していただくことが一番だと思うので、そこは監督とも相談して頑張りました!」と役作りへの想いを語った。

 圭吾の友人・矢田哲雄(通称・てっちゃん先輩)を演じた戸塚純貴は「いよいよ僕にも少女マンガ原作が来たか〜!!と思いました。僕だけちょっと年が上だったので、みんなの若いエキスを貰いながら必死にやりました」と語り、りかの親友・桃谷木綿子役の水谷果穂は「今までオファーを受ける経験というのがなく、私を選んでいただけたことがまず嬉しかったです」と語り、「木綿子は高1だけど、すごく落ち着いていて大人っぽいなという印象でした。私はけっこうマネージャーさんに『中身が小学5年生だ』って言われるくらいなので、私と木綿子をどれだけ近づけられるかが楽しみでした」とコメント。

 舞台挨拶中、終始笑いの絶えない和気あいあいとした雰囲気だったが、実は撮影現場では「最初はすごい人見知りをしていて、お互い近づくのに時間をかけて段々仲良くなっていった」と監督が激白。戸塚が志尊に対して「最初は、けっこうバチバチだったよね〜」とジョークを飛ばすと、志尊も「最初の頃はぜんぜんしゃべらないし、大丈夫かな?と思ってたけど、最後の方は、一緒に銭湯入って裸の付き合いをするくらいになった」と語り、さらに戸塚は「風呂場で熱く語り出したり、志尊くんはすごく真面目な人」とコメント。また、芳根が「梨里杏さんとは、撮影終わってから本音を話せる仲になった」と明かすと、小島も「お互い役柄のことを考えて、近づいちゃいけないと思いながら現場に居たので」と語りつつ、「打ち上げで、『本当は話しかけたかったんだけど、話かけられなかったんだよね』って、2人で話して。そのときすごい号泣したよね」と打ち上げでのエピソードを告白。それに対して志尊は「撮影であんまりしゃべってなかった2人が、打ち上げのときに、ニコニコしながら僕の前に来て、『もう、みの先輩はどうでもいいから!』って言われて、何だよソレ!と思いました(笑)」と当時を振り返った。

 魅力的なキャラクターたちが登場する同作にちなんで、”自分だったら誰と付き合うか”という質問が飛び出すと、志尊は「う〜ん、難しいな〜」と悩みつつ、「この作品でも大事なのは、“一途”ということだと思うので、やっぱり僕は“(芳根が演じた)一途なりか”かな」とコメント。一方、芳根が応えようとした際に志尊は小声で「空気読んで!空気読んで!」とアピールすると、芳根は「私も、この作品を通して思ったんですけど……」と、急に芝居がかったような感じで応えていたが、「あの……私、けっこう”(戸塚が演じた)陽気なてっちゃん先輩”がツボでして。けっこうカットされちゃってる部分も多いんですけど、本当に面白くて撮影中ずっと笑ってました」と、“みの先輩”ではなく、“てっちゃん先輩”を支持。小島も「私もてっちゃん好きだな。監督からのムチャブリにも応えていて、戸塚くんのいい芝居、すごく好きです」とコメント。また、池田監督からも「戸塚くんが現場で面白くて仕方がなくなっちゃって、出てくる度に、『よし、戸塚くん、何をやろうか?』って感じで、毎回ムチャブリを受けてくれて。本当にありがとうございました」と、キャストも監督も戸塚を絶賛。

 また、好きな胸キュンシーンを聞かれると、芳根は「やっぱり壁ドン、顎クイですかね」とコメント。すると、戸塚がすかさず「いいんですか〜?」と志尊を凝視。志尊は「やるなんてひと言も言ってないからね!」とかわそうとするも、監督が「どれやる?」と超ノリノリの状況で、劇中のキメセリフとともに、客席に向かって”エア顎クイ”を披露することに。意を決して志尊がエア顎クイを披露する体制に入ると、志尊の横で真剣な面持ちで一歩前に出る戸塚の姿が……。すると志尊は「なんか、すみません。僕が自意識過剰でしたね」と戸塚に譲り、戸塚が「僕でいいんだよね?」と、志尊を差し置いてエア顎クイを披露すると、客席からは大きな笑いが起こった。

 そんな大盛り上がりの客席に対して、「やりずらいよ〜」と苦笑いをしていた志尊だったが、「ほら、黙ってないで何とか言えよ……好きだよ」と見事なツンデレ顎クイを披露すると、場内は黄色い歓声に包まれる。それに納得がいかない表情の戸塚が「『キャー!』って言ってましたね。実際(顎クイ)されてませんからね!」と客席にツッコむと、さらなる爆笑を誘っていた。

 最後に志尊は、「この作品は、本当に高校生のときに戻れるというか、等身大
の甘酸っぱい青春ラブストーリーができたなと感じています。原作の南波先生にも『こんなに原作に忠実にやってくれると思わなかった』というコメントをいただいて、僕達も嬉しく思いました。この映画を観た後に、たくさんの方に感想を共有していただけたら嬉しいです」と笑顔で挨拶した。

なお、オーディション&エンタメ情報サイト『Deview/デビュー』では、志尊淳&芳根京子の対談インタビューを掲載中。

(C)「先輩と彼女」製作委員会 配給:東映

関連写真

  • 映画『先輩と彼女』初日舞台挨拶に登壇したキャスト陣と池田千尋監督。(C)De-view

  • 客席に向けて”エア顎クイ”に加え「ほら、黙ってないで何とか言えよ……好きだよ」というキメセリフを披露し、黄色い歓声を浴びる志尊淳。(C)De-view

  • 美野原圭吾(通称・みの先輩)を演じた志尊淳。(C)De-view

  • ヒロイン・都築りかを演じた芳根京子。(C)De-view

  • 圭吾が思いを寄せる先輩・沖田葵を演じた小島梨里杏。(C)De-view

  • 圭吾の友人・矢田哲雄(通称・てっちゃん先輩)を演じた戸塚純貴。(C)De-view

  • りかの親友・桃谷木綿子を演じた水谷果穂。(C)De-view

  • 「最初の頃はバチバチだった」とジョークを飛ばしつつ、一緒に銭湯入って裸の付き合いするまで仲良くなったと話した志尊淳と戸塚純貴。(C)De-view

  • ”エア顎クイ”披露の際、一歩前に出て自ら”エア顎クイ”をやろうとする戸塚純貴に、順番を譲る志尊淳。(C)De-view

  • ”エア顎クイ”を披露して、爆笑を誘った戸塚純貴。(C)De-view

  • 映画『先輩と彼女』初日舞台挨拶は、終始笑いに包まれた和やかな雰囲気で大盛り上がり。(C)De-view

  

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