映画『先輩と彼女』完成披露上映会。芳根京子、志尊淳の壁ドンに爆笑!? | ニュース | Deview-デビュー

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2015/09/24 19:48

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映画『先輩と彼女』完成披露上映会。芳根京子、志尊淳の壁ドンに爆笑!?

映画『先輩と彼女』完成披露上映会に登壇した志尊淳(中央)、芳根京子(左)、池田千尋監督(右)。(C)De-view
映画『先輩と彼女』完成披露上映会に登壇した志尊淳(中央)、芳根京子(左)、池田千尋監督(右)。(C)De-view

 人気少女コミックを原作とした映画『先輩と彼女』の完成披露上映会が、22日に新宿バルト9で行われ、主演を務めた志尊淳と芳根京子、池田千尋監督が登壇。

 同作品は、南波あつこによる片想い女子の永遠のバイブルを実写映画化。『甘い恋がしたい』という野望を持って高校に入学した都築りかは、同じ部活の先輩・美野原圭吾に恋をする。しかし、みの先輩は他の女の人に恋をしている。先輩が好き――。たとえ、あたしではない別の人を見つめていても。初めておぼえた嫉妬と絶望。そして先輩の選択は? どんなにどんなに想っても届かない、甘くて苦い青春のラブストーリー。

 主人公・都築りかが恋する先輩・美野原圭吾を演じた志尊は「こんなにキラキラした世界観の少女マンガ原作の作品に出させていただいてとても幸せに思っています」と語り、憧れの先輩役について「少女マンガ原作ということで、“カッコ良くいなきゃいけないんだ!”というプレッシャーがあったんですが、監督が『カッコ良くしようって思わなくていい。カッコ良く撮るのが私たちの仕事だから』と言ってくださって、肩の荷がおりた。圭吾の人間らしさや等身大の高校生の部分を意識して、役として生きようと演じました」とコメント。みの先輩に恋をする都築りかを演じた芳根京子は「りかを演じていて、“恋っていいな”って改めて思ったので、みなさんにもそういう気持ちが伝わればいいなと思います」と笑顔でコメントし、「原作を読んで、私で大丈夫かな?という不安がすごくあったんですが、スタッフさんと共演者の方々を信じて、とにかく、みの先輩を大好きな気持ちを忘れないようにと1ヵ月の撮影を頑張りました」と撮影を振り返った。

 現在、ドラマ『表参道高校合唱部!』(TBS系)にて同級生役で共演している2人だが、映画の撮影が先だったこともあり、芳根は「ドラマでは同級生の役なので、今は普通にお話できるんですけど、映画の撮影当時はずっと敬語でした。ドラマの撮影が始まった最初の頃も敬語で、先輩感が強くて、しばらく抜けなかった」と語ると、志尊も「(映画撮影時は)普段から“先輩”っていう感じで来てくれたので、役には入りやすかったです」とコメント。また撮影当初は距離があり、監督から2人でオセロやってみてと言われると、「会って間もなかったから、ずっと無言でオセロやるっていう状況になってしまって……」(志尊)と撮影当初のエピソードを明かした。

 撮影は、2月の極寒の中で行われたため、志尊は「とにかく寒かったです。劇中では春夏秋冬、全部の季節の撮影をしたので、半袖のシーンもあったんですが、僕は、少女マンガの世界観を崩したくなかったので、半袖の下にインナーは着ないで、シルエットを重視しました」とストイックな一面をのぞかせた。また芳根をおんぶするシーンでは「人生で初めてカイロを30〜40個貼った」と語り、「芳根ちゃんが温かくなるために、背中にカイロをたくさん貼りました。すごかったよね? 防弾チョッキみたいになって(笑)」とニッコリ。
 
 劇中には、窓枠での”壁ドン”や”頭ポンポン”、”顎クイ”など、女子が胸キュンすること間違いなしのシーンが盛り込まれている本作。志尊はそんな胸キュンシーンについて「観ている方がそれを見ても何も違和感がないように意識して演じました」とコメント。また、壁ドンの撮影の際、芳根がずっと爆笑してたことを明かすと、芳根は「あまりにもナチュラルにやるので、監督とも『日常生活でやってるんじゃないか』って。本当にナチュラルだったので、ごめんなさい、笑っちゃいました」と語ると、すかさず志尊は報道陣に向かって「書かないでくださいね! 普段はやってませんからっ!」と必死に否定し、笑いを誘っていた。顎クイに関しては、原作にはなく監督の提案でやることになったと話し、撮影当時、顎クイを知らなかったという志尊は「監督が無邪気な笑顔で『顎クイやります!』って言ってきて、顎クイというものを知らなかったんですが、『とにかくやってみます』ということで、やってみたら、やり方が間違っていたみたいで、顎をつまんであげちゃって、『やり方違うから!』って突っ込まれました」と、照れながら失敗エピソードを告白。そして、司会から生”壁ドン”とキメセリフをリクエストされると、戸惑いながらも「絶対、後悔させねーから」と、エア壁ドンと劇中のキメセリフを披露。会場から喝采を浴びるも、志尊は「もう帰りたい……。後悔しか残らないと思います」と赤面。

「キュンとする異性のしぐさは?」という質問に対して芳根は「笑顔!」と即答し、「真剣な顔からふいに笑顔になったりするとキュンとします。最近、ギャップっていいなということに気付きました」と笑顔を見せると、志尊は「髪を結ぶ瞬間ですかね。ちょっとした変化が見られるときにキュンとします」とコメント。さらに、映画にちなんで“先輩”エピソードを聞かれると、志尊は「この業界に入ってから、ほどんどの作品で自分が最年少だったので、“先輩”という立場に全然慣れていない」と語り、「ドラマ『表参道高校合唱部!』の現場では、ほとんどが年下のキャストなんですが、僕は一緒になって一番ふざけている感じなので、先輩になるのは程遠いなって思います」とコメント。一方の芳根は「考えたんですが、あまり思い浮かばなくて……」と話しつつ、志尊を指して「でも、こんなにカッコイイ先輩は学校にはいなかったなって思います!」と語ると、志尊は「いやいや」と謙遜しつつ、照れ笑いを見せていた。

 最後に、池田監督は志尊と芳根に関して「志尊くんは、品が良くて優しい雰囲気だなと最初に感じたんですが、一緒に映画を撮って行く中で、ある種、頑固な男らしさみたいなものを持っている人だなと感じて、そこが圭吾に通じているんじゃないかなと思いました」と語り、芳根については「最初の印象から変わらない。不器用なんだけどまっすぐで、1個のことにのめり込んでいく感じで、それがお芝居にも活きている。1回泣きの芝居をやると、なかなか復帰できないという不器用さも、”これだけ気持ちを入れて役に向き合っているんだな”、”今、この瞬間に賭けている”というのを感じて、それは魅力的でした」と称賛した。

 映画『先輩と彼女』は、10月17日より全国ロードショー。なお、オーディション&エンタメサイト『Deview/デビュー』では、志尊淳&芳根京子の対談インタビューを近日公開予定。

関連写真

  • 映画『先輩と彼女』完成披露上映会に登壇した志尊淳(中央)、芳根京子(左)、池田千尋監督(右)。(C)De-view

  • 憧れの先輩・美野原圭吾(みの先輩)を演じた志尊淳。(C)De-view

  • みの先輩に恋をする、主人公・都築りかを演じた芳根京子。(C)De-view

  • 壁ドンシーンの撮影の際に、芳根京子に「爆笑された」と明かした志尊淳。(C)De-view

  • 劇中で様々な胸キュンシーンを演じている志尊淳は、観客の目の前で、エア壁ドンとキメセリフ「絶対、後悔させねーから」を披露し、会場を沸かせていた。(C)De-view

  • ”先輩”エピソードを聞かれた芳根京子は、志尊淳を指して「こんなにカッコイイ先輩は、学校にはいなかった!」とコメント。(C)De-view

  

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