2019.12.10
東京2020パラリンピック競技大会開会式、閉会式出演キャスト オーディション
主催:東京2020セレモニーキャスト事務局
ケラリーノ・サンドロヴィッチ(左)・小林賢太郎(右)
パラリンピックは障がいのある人を対象とした世界最高峰のスポーツ大会。この大会の開催をきっかけとして、障がいの有無に関わらずお互いを尊重し合える共生社会の実現を目指している。障がいなど、生活上何らかの制約があると認識しているパフォーマーが活躍する舞台の拡大を企図すると共に、パラリンピック後もレガシーとして後世に残していくべく、東京2020パラリンピック競技大会の開会式・閉会式に出演するキャストのオーディションを実施する。
募集するのは開会式・閉会式の主役となるリーディングキャストのほか、個人やグループにフォーカスするパートで演出内容に合わせて自身が持つ個性や特技を活かしたパフォーマンスを行う「オリジナルキャスト」(20人程度)と、集団群舞のパートでパフォーマンスする「マスキャスト」(400人程度)。応募資格では障がいの有無は問わないが、障がいのある人や、生活する上で何らかの制約があると認識している人の積極的な参加を求めている。また、障がいの種別、障害手帳の有無、補助器具の有無は審査に影響しない。
なお、パラリンピック開会式のステージ演出は劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏が、閉会式は劇作家・演出家の小林賢太郎氏がそれぞれ担当する。審査は、第1次審査が来年1月、第2次審査が来年2月29日、3月1、7、8日のいずれか1日で行われる。4月から都内で説明会が行われ、5〜8月は自主練習とリハーサル期間としている。会場となるオリンピックスタジアムでのリハーサルを8月中旬に実施し、8月25日に開会式本番を迎える。閉会式については、8月下旬〜9月上旬に関東近郊でリハーサルを行い、9月6日の閉会式本番に臨む。
■ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏コメント
まったく未知のフィールドに飛び込んでゆくのは皆さんも私も同じです。どんなショウになるかも貴方達次第。「楽しむ」ことを第一に、パラリンピックならではの出逢いに期待しています。
■小林賢太郎氏コメント
エンターテイナーにとって、動き方や声の出し方は大事。でももっと大事なのは、その前にちゃんと静止すること。これはまさに競技のスタートの瞬間と同じですね。パラリンピアンのみなさんと一緒に東京2020を楽しく締めくくれるよう、丁寧に準備を進めています。力を貸してください。さあ、位置について、よーい……。
年齢 | 募集ジャンルによる(応募資格に詳細を記載) |
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性別 | 不問 |
締切 | 2020.01.10 23:59 必着 |