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2019/01/21 19:51

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ミス日本グランプリに東大理三の21歳・度會亜衣子さん 芸能界には興味なく医学の道へ

「ミス日本グランプリ」「ミス日本ミススポーツ」のダブル受賞を果たした度會亜衣子さん(C)Deview
「ミス日本グランプリ」「ミス日本ミススポーツ」のダブル受賞を果たした度會亜衣子さん(C)Deview

「第51回ミス日本コンテスト2019」が21日、東京・京王プラザホテルにて開催され、東京大学前期教養学部理科三類2年に通う度會亜衣子さん(わたらい・あいこ/21歳)がグランプリに輝いた。度會さんは2019年に新設された「ミス日本ミススポーツ」とのダブル受賞。

 51回記念となる今年のテーマは「利他の心で行動する健康美人」。日本らしい美しさで、よりよい社会を築くことを目指し、努力を重ねた女性の中から、内面・外見・行動の3つの美しさを兼ね備えた女性に、日本女性の美の最高位の称号を贈る。

 応募総数2354通のなかから、全国4地区で予選を行い、最終審査に進んだ候補者13人を、2018年10月から2019年1月まで実施した勉強会で育成。成長を遂げた13人がファイナリストとしてステージに登場。着物、ドレス、水着審査のなかで、ウォーキング、自己PRを行った。

 グランプリと2019年に新設された「ミス日本ミススポーツ」のダブル受賞を果たしたのは度會亜衣子さん。東京大学理科三類で医師を目指す大学2年生。「まだ医学の入り口に立ったばかりなのですが…最先端の研究に携わりたいと思っています。今は神経病理学に興味を持っています」と語る。尊敬する人物はナイチンゲールで、「白衣の天使と呼ばれていますが、優しさを振りまいただけではなく、医療衛生の改革など行動で示した女性。私も行動で示せる女性になりたい」と、強い想いを語った。

 元々「新しいことに挑戦することに喜びを感じる」という彼女。ミス日本に応募したきっかけは「人間として成長するために勉強会が広く開かれているから」だという。「勉強会で体験した自閉症の子供たちのためのワークショップにも参加したいですし、大学で学んだフランス語を活かして、国際交流の場に出ていきたい」と今後のミス日本の活動に向けての意欲も高い。

 「ミス日本に参加して様々な方々と出会って、視野が広がりました」と充実感を持って語る度會さん。多くのマスコミが注目するコンテストだが、本人は「芸能活動には興味はありません」とキッパリ。父も医師であることを明かし「今は医学の道に進みたいと思っています」と語った。

 また記者から「好きなタイプの男性は?」という質問が飛ぶと、「今までしっかりお付き合いしたことがないんですが…」と前置きしつつ「やっぱり優しい方ですかね。(理想のデートは)美味しいものを食べに行けたら」とはにかむ。「好きな芸能人は?」という質問については「米津玄師さん」と即答。「『Lemon』が大好きなので、紅白歌合戦では涙が出ました」と、熱く語っていた。

 なおこの日はグランプリとともに各賞が発表され、谷桃子さん(たに・ももこ/22歳)が「水の天使」「ミス着物」のダブル受賞。高橋梨子さん(たかはし・りこ/20歳)が「海の日」に、藤本麗華さん(ふじもと・れいか/26歳)が「みどりの女神」に、西尾菜々美さん(にしお・ななみ/21歳)が準ミス日本にそれぞれ選ばれた。

関連写真

  • 「ミス日本グランプリ」「ミス日本ミススポーツ」のダブル受賞を果たした度會亜衣子さん(C)Deview

  • 度會亜衣子さんの着物審査(C)Deview

  • 度會亜衣子さんのドレス審査(C)Deview

  • 度會亜衣子さんの水着審査(C)Deview

  • 度會亜衣子さんの水着審査(C)Deview

  • 度會亜衣子さん、グランプリ発表の瞬間(C)Deview

  • 度會亜衣子さん、グランプリ受賞後のスピーチ(C)Deview

  • トロフィーを持つ度會亜衣子さん(C)Deview

  • ミス日本2019受賞者たち。(左から)準ミス・西尾菜々美さん、みどりの女神・藤本麗華さん、和田静郎特別懸賞・南谷真鈴さん、グランプリ&ミススポーツ・度會亜衣子さん、水の天使&ミス着物・谷桃子さん、海の日・高橋梨子さん(C)Deview

  

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