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2018/10/05 07:01
和地つかさ、『ミュージカル・まいっちんぐマチコ先生』主演「いじられても許しちゃうところが似てます」
グラビアアイドルで女優の和地つかさが、『ミュージカル・まいっちんぐマチコ先生〜画業45周年だよマンガ道〜』(11月10日〜13日・東京・R'sアートコート)にて、麻衣マチコ役で主演を果たす。同作の発表記者会見に出席した和地に、マチコという役柄、初の主演舞台について話を聞いた。
現在25歳の和地が生まれるずっと前、1980年から連載されたえびはら武司の漫画『まいっちんぐマチコ先生』。TVアニメ化されると社会現象となるほどの人気となり、その後もグラビアアイドルの登竜門として、映画、ビデオで実写化されたほか、3度の舞台化もされるなど、その人気は衰えない。
今回、漫画家デビューから45周年を迎えるえびはらが自らプロデュース、総合演出を務めるミュージカル版『まいっちんぐマチコ先生』が誕生。マチコ誕生の裏側を描いた『まいっちんぐマンガ道』のエピソードも加えた完全オリジナル新作ストーリーとなる。和地の出演は、原作者自らが望んだもので、マチコ役の決定版として期待されている。
『まいっちんぐマチコ先生』という作品について、もちろんリアルタイムで体験はしていない和地だが、「大好きなグラビアアイドルの先輩の方々がマチコ先生を演じられていて、『アイドルの登竜門』というイメージが強かったです」と、レジェンドと言える作品であること、その役の重みは重々理解している。
和地自身と「マチコ」の共通点について聞いてみると、「私もいじられキャラなんですけど、いじられても“しょうがないなぁ〜”ってなっちゃうタイプなので。マチコ先生って、みんなを包み込む包容力があってすごいなぁって思うんですけど、私もちょっとだけ似ているところはあると思います。Happyの詰まったHカップには母性が詰まってるかなと(笑)」と語る。
今回、原作者のえびはら武司からの直接オファーで出演が決定。「えびはら先生とお話させていただいているとき、『そのまんまでマチコだから、演じるとかじゃなくて、そのまんまの和地さんでやっていただいたら、マチコになると思います』と言っていただいて。すごく心強いですね」とお墨付きをもらったことを明かした。
グラビアアイドルとして活躍する和地だが、実は舞台出演も多い女優でもある。しかし今回は舞台初主演、ミュージカルへの出演は初めてだ。「元々そんなに歌も上手くはないので…すごくドキドキしています。えびはら先生には初めに“歌とダンスはちょっと…”って言ってたんですけどね。でもやるからには精一杯やりたいなっていうのと、下手だとしても『マチコ先生ってこんな感じだよな』って伝わるように演じられたらと思います」と意気込んだ。
最後にこの舞台に期待しているファンに向けて、「えびはら先生は『ドリフみたいな、観に来た誰もが楽しめる舞台にしたい』とおっしゃってて。グラビアのファンに限らず、お子さんを連れてきたり、家族で観に来ても楽しい舞台になると思います。しかも日替わりゲストの特別授業も毎日あるので、お楽しみにしていただければと思います」とアピールした。