アップアップガールズの名を冠する（仮）・（2）・（プロレス）の全3グループ16人が総出演する初めてのイベント『アップアップガールズ（フェス）』が7日、恵比寿LIQUIDROOMで開催。そのステージ上でアップアップガールズ（2）が7人体制初のパフォーマンスをお披露目し、8月7日に自身4枚目のシングルをリリースすること、そしてその楽曲のサウンドプロデュースをつんく♂が手掛けることが発表された。

　アップアップガールズ（2）は、2016年11月より行われた“夢を諦められない”という募集要項のもとで開催された「アップアップガールズ（2）オーディション」に参加し、約750名の中から選ばれた高萩千夏、吉川茉優、鍛治島彩、橋村理子、中沖凜の5名で2017年2月に結成。2018年4月に行われた初のワンマンライブで新メンバーとして中川千尋、佐々木ほのかの2名が加入し7人体制となった。

　このアップアップガールズ（フェス）のステージで、7人体制で初めてリリースする、8月7日発売の両A面シングルから『エンジェル演じて20年』を初披露した。「今までのアプガ（2）のシングルは恋愛ソングが多かったんですけど、今回は違うんです。悪魔の部分だったりとか、ブラックな一面を見せていこうかなと思ってます。いつもと違った私たちを皆さん楽しんでください」（橋村）と紹介。新メンバーが冒頭の天使と悪魔のセリフを担当し、天使と悪魔に翻弄される主人公を描く、激しくカッコよくもちょっとダークで切なさに満ちた新曲を聴かせた。

　さらに、両A面シングルの詳細を発表。「『全部青春！』というフレッシュで元気が出る曲なんですが、作詞作曲をつんく♂さんにしていただきました！」と明かすと、フロアから大きな歓声が上がった。「ありがたいことに、アプガ（2）7人のことをイメージして作ってくださったそうで、“楽曲提供いただきました”と聞いたときは、泣いて喜ぶメンバーもいました」と喜び、「これから青春を全力で駆け抜けていきたいと思いますので、よろしくお願いします！」と意気込んだ。

　歓喜に湧く（2）メンバーの元に、（仮）森咲樹が登場。サプライズの予感に身構える（2）メンバーだったが、森は「森ティが登場したということは、安心してみんな！　100％嬉しいお知らせだから」と落ち着かせ「実はこの度、ファーストツアーが決まりましたーッ」と、予告通り「嬉しいお知らせ」を発表。（2）メンバーは、ファンと一緒に万歳三唱で大盛り上がり。その場所がメンバーの地元、秋田（吉川）、富山（中沖）、千葉（鍛治島）、福島（高萩）と聞くとさらにもうひと盛り上がりが起こった（ちなみに橋村の地元は東京）。

　アプガ（2）は、アップアップガールズ（仮）の熱さと激しさを踏襲しながらも、王道アイドル路線を突き進むグループ。つんく♂のプロデュースワークは3曲連続となることも発表され、その手腕で7人がどのように成長するのか期待される。3作連続プロデュースの第1弾となる新曲『全部青春！』は、つんく♂が、タイトル通り“青春真っ只中”を生きるアプガ（2）から感じた力強さ、真っ直ぐさを全面に打ち出した疾走感溢れる楽曲となっている。こちらの楽曲は7月中に行われるイベントにて初披露予定だ。

■『全部青春！』作詞・作曲：つんく♂コメント
「アップアップガールズ（2）、ここから3曲連続で作品手がけて行きますね。ひとまずは力強く、後先考えずに猪突猛進で暴れまくってもらいたく思ってます。楽しみにしててください！」