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2017/04/08 23:18
アップアップガールズ(2)本格お披露目ライブ (仮)新井愛瞳も「胸を張って“2期すげーぞ!”って言えます」
7人組アイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」の妹分グループである「アップアップガールズ(2)」(あっぷあっぷがーるずかっこにき/以下アプガ(2))が6日、東京・AKIBAカルチャーズ劇場にて初の本格お披露目となる単独公演『アプガ(2)AKIBADEお披露目』を開催した。
昨年11月の募集発表から、オーディション情報サイト「デビュー」と公式サイトで募集を行い、厳選なオーディションを経て、2月25日のイベントで吉川茉優、高萩千夏、橋村理子、鍛治島彩の4人を発表。後日、追加メンバーとして中沖凜が加入。5人でレッスンを続けてきた。初の本格お披露目となる単独イベントの今回、1日限定でアプガ(仮)から新井愛瞳がアプガ(2)兼任メンバーとして参加。6人でライブを行なった。
ライブのオーバーチュアも「かっこにき!」バージョンとなり、ファンの期待も膨らむ中ライブがスタート。キュートで初々しい「バレバレI LOVE YOU」から、タオル振り回し曲「アップアップタイフーン」に繋ぎ、お神輿のパートでは、最年少・中沖が騎馬に乗ってステージを練り歩き、会場を盛り上げた。事前にツイッターなどでメンバーが好きな色を語っていたので、早くも推しを決めたファンは担当色のペンライトを振っていた。
続いてさわやか五郎をMCに加えた企画コーナーへ。(仮)のMCではお馴染みのさわやかとも「初めまして」の(2)は、覚えてもらいやすいキャッチコピーを考えることに。吉川は「ポニーのまーちゃん」、中沖は「ツインのりんちゃん」、橋村は「ホクロのりっこー」、鍛治島は「ショートカット“め”のかじぃ」(ショートカットは新井がいるので、あくまで「め」)、高萩は「いつも笑顔のちなっちゃん」に決定。「悲しい顔はダメだよ」とさわやかに念を押された高萩だが、そんな心配は無用の飛びきりの笑顔を見せていた。
この日に向けて5人と一緒にレッスンを重ねてきた新井は「常に元気なんですよ! (仮)の場合は休憩中はガチで休むんですけど、5人はずーっと踊りっぱなしで」と稽古場の様子を明かす。一方さわやかは「楽屋の差し入れもフレッシュなんですよ。普通は『○○テレビ様より』とか『○○イベント会社』様とかなんですけど、『鍛治島家より』とか、全部各自の家からで。しかもめちゃくちゃ量がある!」と楽屋の様子を明かした。
企画コーナーの内容は『妹-1(イモウトワン)グランプリ』。モニターに出た設定に沿って、各自が妹キャラになりきり、ファンを兄に見立ててフレッシュに甘えるというコーナーだ。ここでは天然の妹キャラや、ツンデレキャラ、実生活でのきょうだいの構成なども明らかになり、メンバーの“ガチ照れ”とファンの“フーッ!”という歓声が止まない、大盛り上がりとなった。甘いコーナーの後はアプガ史上、指折りのキュート・ナンバー「チェリーとミルク」を披露。初々しさ溢れるメンバーにぴったりの選曲だ。
歌が終わると2回目のコーナー企画として、アプガらしいサバイバル企画『アプガ! 歌詞シャッフルドン!』へ。MCのさわやかがアプガの歌詞をバラバラに読み上げ、わかったらセンターのマイクを掴んでサビを歌うというゲームだ。もちろん(仮)の新井は断然有利なため、後輩に華を持たせるかと思いきや、1曲目からダッシュでマイクを掴み「アッパーカット!」を歌唱。後輩にアプガのファイティングスピリッツを注入にかかる。
ラスト問題に至るまで一門も正解できない末っ子・中沖にポイントを取らせようと周りが配慮するも、中沖は「『誘惑のターゲット』!」と珍回答(※正しいタイトルは『お願い魅惑のターゲット』だが、今回の正解は『ランランラン』)。ダメダメだった中沖への罰ゲームは、足つぼマットに裸足で乗り「バレバレILOVEYOU」を歌うというもの。しかしここでも、まったく痛くなさそうなリアクションをしてしまう中沖に全員で協議。最後に鍛治島が正解のリアクションを見せて罰ゲームは終了となった。
ラストスパート1曲目は、地方出身者が東京に憧れる気持ちを歌った「リスペクトーキョー」。秋田出身の吉川と富山出身の中沖(高萩も福島出身)が中心となり想いを込めて熱唱。そしてアプガ(2)最終オーディションの課題曲でもあった「サバイバルガールズ」、キラーチューンの「アッパーカット!」を畳み掛け、お披露目から約1ヵ月半で成長した姿をファンに見せ付けて初お披露目ライブを終了した。
ライブを終えて橋村は「『アッパーカット!』の終盤に、今日の初お披露目ライブの空気はもう味わえないんだなと思って寂しくなりました。でも、みなさんと一緒に、初めての単独お披露目の時間を共有できてほんとにうれしく思います」と感謝。高萩は「もう、汗がすごいです。でも、これ以上の汗をアプガさんが流してると考えると、まだまだ2期がんばらないとなと思いました」と、気持ちを新たにした。
新井は「5人にレッスンしていくとき、ほんとにイチから教える感じで、正直、大丈夫かな?と思いました。でも教える自分たちも学べる期間でした。私は、アプガでずっと最年少でやってて、メンバー任せなところもあったんです。でも、2期ではお姉さんのほうなので、引っ張っていかなきゃいけないし、教えたり注意したり、すごく勉強になりました。ほんとに大変だったけど、でも、すごくライブが楽しくて、この6人でやれてよかったなと思いました」と熱く語った。
その言葉に答えて吉川は「練習のときから、新井さんの言葉が胸に染みるんですよ」といい、高萩は「ほんとにキツイ練習だったんですけど、新井さんが、男泣きみたいに泣いてくれて(笑)。新井さんのためにもがんばらなきゃって。(仮)のメンバーなのに、2期のためにがんばってくれてすごくうれしかったです」と新井に感謝。新井は「これでアプガ(仮)メンバーにも、胸を張って“2期すげーぞ!”って言えます。これからも、アプガ(2)の応援よろしくお願いします!」とファンに呼びかけ、初お披露目ライブは幕を閉じた。