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2014/10/14 16:11
アプガ+ポッシ+きっかの“チーム・負けん気”、水色のベレー帽に込めた思い
アップアップガールズ(仮)、THE ポッシボー、吉川友の3組が集結したスペシャルユニット“チーム・負けん気”が、1st ライブハウスツアーの東京公演を、11日、恵比寿リキッドルームで開催。出会いから約10年、メンバーたちの強い絆が表れたステージとなった。
“チーム・負けん気”は、ハロー!プロジェクトの研修生「ハロプロエッグ」出身の3組で結成。シングル『無限、Fly High!!』をリリースしたのに続き、今回ライブツアーもスタートさせた。この日のライブは、3組13人全員で歌う『無限、Fly High!!』からスタート。力強いパフォーマンスで、迫力の幕開けとなった。
その後は各アーティストごとのステージ。順番決めの抽選により、昼公演に続き、夜公演でも吉川友がトップバッターで登場した。以前本人が“この夏の勝負服”と語っていたド派手なサンバ衣装は、秋でもまだまだ健在。『ここから始まるんだ!』を皮切りに、全6曲の華やかなステージを見せた。また今月29日に発売される新曲『あまいメロディー』も披露。吉川自身「勝負曲、切り札の曲です!」と語る気合いっぱいのナンバーだ。ちょっとせつない歌詞の曲だが、「歌詞は悲しいけど、ノレるでしょ。ミュージックビデオもこのサンバ衣装で撮ってるんですよ。ミスマッチ感を楽しんでください!」とアピールした。
続いて登場したのはTHE ポッシボー。「ここでしかできない思い出を作りましょう!」と岡田ロビン翔子の叫びとともに『Nasty!』からスタート。『全力バンザーイ! My Glory!』『桜色のロマンチック』など疾走感のあるナンバーで場内を盛り上げた。
そして3組目に登場したアップアップガールズ(仮)は、ライブ盛り上がり定番曲の『チョッパー☆チョッパー』からスタート。人気曲『夕立ち!スルー・ザ・レインボー』などで盛り上げたあと、「大人っぽくカッコいいパフォーマンスを見てください」(森咲樹)と、11月4日発売の新曲『Beautiful Dreamer』を披露した。
ラストはコラボ・コーナー。それぞれの持ち歌を全員で披露。『ずっとずっとずっと君がスキだ!』(吉川)、『アッパーカット!』(アップアップガールズ(仮))、『乙女!Be Ambitious!』(THE ポッシボー)など、特にライブが盛り上がる自信のレパートリーを、オリジナルとはまた違った趣で13人で熱唱、迫力あふれるステージを繰り広げた。
アンコールでは、全員が水色のベレー帽をかぶって登場した。ベレー帽は、ハロプロエッグ時代に、ステージでよくかぶっていたもの。
チーム・負けん気のメンバーは、もともと一緒に歌やダンスのレッスンを受けてきたが、ハロプロからデビューすることはなかった。それぞれ、なかなかデビューに至らなかったり、デビューしても思うような結果が出ない時期を経験するなど、悪戦苦闘してきたメンバーたちが、チーム・負けん気として集結。ベレー帽は、エッグ時代の初心を忘れないようにしようという気持ちを表したものだった。
そんな思いを込めて、チーム・負けん気としての新曲『ライとも』を最後に披露。『無限、Fly High?!』とはひと味違った、「ほっこりした、13人の友情を歌った曲」(THE ポッシボー・ロビン)。ライバルであり、友達でもある13人の絆を歌っている。
大盛況のうちに幕をおろした東京公演。その先のライブツアーはまだ未定ながら、吉川らが「春ツアーやっちゃいます!?」「言ったもん勝ちで!」と宣言。このまま実現してしまいそうな勢いで、観客を喜ばせた。
また、12日に21歳の誕生日を迎えたアップアップガールズ(仮)の森は、「この“チーム・負けん気”の13人が大好き! 20歳最後のステージ、そして21歳最初のステージ(翌日の大阪公演)もチーム・負けん気でできて嬉しいです!」と喜びを表した。