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2012/12/10 19:41
22年ぶりに復活の“ポワトリン”役に。入来茉里インタビュー
8日に公開された映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム』。同作品の目玉の一つは、同じく石ノ森章太郎作品の『美少女仮面ポワトリン』が劇中で復活すること。その“新・ポアトリン”を演じる入来茉里(22)に、演じるにあたっての思いを聞いた。
2大仮面ライダーの活躍だけでなく、豪華なゲストでも話題のこの作品。入来は、上村優(かみむら・ゆう)と変身後のポワトリン役を演じている。
「私『美少女仮面ポワトリン』って最初知らなかったんですよ。私が生まれた年にスタートした作品ということで、観てみたら、私たち世代で言えば、セーラームーンみたいだなと思いました」。
この役に選ばれたことについて「子供たちのヒーロー/ヒロインになれることって、役者やってて
、なかなかあることではないので、嬉しかったです! 」と話す。「やっぱり自分もセーラームーンに憧れていた世代だから。自分の衣装が出来てきたときはものすごく嬉しかったです。ポワトリンの衣装を着ると、ちょっと背筋が 伸びるというか、ちょっと動きにくかったです(笑)。いわゆるコスプレですが、嫌いじゃないので(笑)、楽しかったです」
今回、優役もポワトリン変身後とも両方入来本人が演じている。
「アクションは差し替えなしですべて自分でやりました。レッスンも特になく、自主練だけで…。昔、新体操をやってて、それを生かした動きができればと、監督とも話していました」という言葉通り、劇中では、新体操を彷彿とさせる、しなやかな身のこなしが美しく、強さと美しさを兼ね備えたアクションで魅了する。
かつてのヒーロー、ヒロインものの役を引き継いで演じるときというのは、ファンから、前作と比べて見られがちだが、「それはあんまり気にしなかったでしね」と話す。「前のポワトリンのファンの方がたくさんいらっしゃるので、最初はちょっと気になるかなと思ったけど、台本を読んで、昔とはちょっと違うかなと感じたので、あまり気にしなくていいなと、自分の感じたままやろうと思いました。今回のポワトリンのほうが結構本格的なアクションがありますし、別物として観てもらえるんじゃないかと思います」
最後にこの作品について「子供が憧れる世界ですけど、大人も楽しめる内容だと思います。本格的なアクションと正義の世界、とっても楽しめる作品です」とアピールした。
●入来茉里プロフィール●
いりき・まり●1990年2月16日生まれ、鹿児島県出身。2007年「第32回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞し、デビュー。以後、映画『海の金魚』、ドラマ『ラッキーセブン』(フジ系)などに出演。現在『モリゾーキッコロ森へいこうよ』(NHK Eテレ)にレギュラー出演中。