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2018/10/05 07:41
『美しい20代』宮本茉由、女優宣言 「ゾンビものに出演したいんです」
オスカープロモーション主催『第1回ミス美しい20代コンテスト』審査員特別賞で、『CanCam』専属モデルの宮本茉由が、次代のスターを作るべく開催される同事務所伝統の一大イベント『女優宣言』のステージに立ち、業界関係者およびマスコミにお披露目された。2000年の米倉涼子・菊川怜、2001年の上戸彩、2006年の笛木優子、2016年の田中道子らに続いて『女優宣言』を果たした宮本。宣言直後の彼女に、女優活動への想い、今後の夢について話を聞いた。
■宮本茉由『女優宣言』インタビュー
――オスカープロモーション伝統の『女優宣言』を終えての感想を教えてください。
宮本「宣言したからには後戻りはできないなと。“やります”って言ったからには、全力で駆け上がっていきたいと思っています」
――宮本さんは『第1回ミス美しい20代コンテスト』出身で『CanCam』モデルとして活躍中ですが、グランプリの是永瞳さん、準グランプリの奥山かずささんが続々と同期が女優デビューしていく中、どんな思いでいましたか?
宮本「女優になるとみんな輝いて行きます。奥山さんも、自分でも“女優〜?”って感じだったらしいんですが、どんどん女優さんになっていって、知名度も一気に上がって行って、やっぱりテレビの世界ってすごいなって思っていました。私もいつか挑戦してみたいと思っていたときに、この宣言のお話があったので、夢が叶ったという気持ちです」
――奥山さんに会うと変化を感じたりしますか?
宮本「彼女は、『パトレンジャー』の“つかさ先輩”(明神つかさ)を演じているんですが、一緒にレッスンを受けていた当時から、宝塚っぽい凛とした演技をしていたんですよ。だから変わらないですね。忙しくしている今も、向こうからも『遊ぼう』って言ってくれたり。なかなかスケジュールは合わないんですけどね。本人は人間的には何も変わらないんですけど、“女優さんとしてお仕事してるなぁ”っていう部分が、尊敬に変わりました」
――モデルから女優デビューという流れは、代々オスカーが作ってきた文化ですよね。
宮本「女優さんとモデルさんのお仕事って、近く見えて全然やることが違うんです。雑誌のモデルは撮影の場に立つときに、目の前のカメラに集中すればいいんですけど、女優さんは何ヵ月も前から役の準備をしたり、台本を読み込んだり、共演の方に挨拶をしたり…周りへの気配りもすごく大切になってくると思うので、いろんなことに気を集中させて、現場にいないといけないなって思っています」
――出演したい作品として『ゾンビもの』を挙げていましたね。
宮本「『ウォーキング・デッド』のシリーズは全部観ていて、最新のものも毎週リアルタイムで観ています。『ウォーキング・デッド』にハマり過ぎて、エレベーターを待っていても、ドアが開く前にちょっと隠れてから“あ、いない”って確認しちゃうぐらい。イメージトレーニングだけはできてるので、そういう機会があればやってみたいって、いろんなところで言ってます」
――10月11日からは、事務所の先輩の米倉涼子さんが主演するドラマ『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』(テレビ朝日系 毎週木曜 後9:00)にレギュラー出演することが発表されました。
宮本「米倉さんにご挨拶したとき、すごくクールで堂々としてらっしゃる方なんですけど、同じ『CanCam』の専属モデル出身ということで、気さくに話しかけてくださって。すごく優しい方なので、ドラマの中でも共演するシーンがあったら、いろいろとお話を聞いてみたいなと思っています」
――小日向文世さんの秘書という役らしいですが、そのほかにも共演はベテランの方ばかりですね。
宮本「皆さんすごく優しくて。素晴らしい活躍をされている方って、内面も素晴らしいんだなあって改めて思いました。そんななかで緊張はしますし、失敗はしないように十分準備はしますけど、もし失敗しても経験として活かせるようにしたいと思います」
――今後共演してみたい役者さんはいますか?
宮本「米倉さんと共演したいという夢は叶うことが決まったので、男性の方だとムロツヨシさんです。面白いですし、アドリブが多い方だと聞くんですけど、私もアドリブにも応えられるぐらい演技が上達したら、共演したいです。きっと面白い作品だと思うので」
――改めて、『女優宣言』後の意気込みをお願いします。
宮本「モデルとして今まで作ってきた信念を大切にしながら、新しく女優としての道を切り拓いていただいたので、全力で求められているものを演じていけたらと思います」
■宮本茉由(みやもと・まゆ)
1995年5月9日生まれ、東京都出身。
趣味:クラシックバレエ・映画鑑賞・写真を撮ること。
特技:クラシックバレエ(13年)・バレーボール。