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2018/03/11 04:01
AKB48、東日本大震災の年から7年で67回に及ぶ震災復興支援 被災地の現状を知らせ、震災を風化させない活動報告の意義
AKB48グループは、2011年5月から継続している『東日本大震災復興支援〜誰かのためにプロジェクト』の一環として、3月4日に、岩手、宮城、福島の各県の被災地にて復興支援イベントを行った。
2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、AKB48グループは“「誰かのために」プロジェクト”を立ち上げ、義援金の募集や定期的な被災地訪問活動など、被災地の復興支援活動を継続的に行ってきた。
今年は3月4日、岩手、宮城、福島の各県の被災地に計24名のAKB48グループメンバーが赴き、小学校や市民ホールなど各会場でライブ形式のイベントを実施。「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」などおなじみのシングル曲に加え、震災復興応援ソングである「掌が語ること」などを披露した。
ライブのほかにも、3会場を電話で繋いでメンバーがそれぞれの様子を報告し合ったり、じゃんけん大会でメンバーのサイン色紙をプレゼントしたりしたほか、記念撮影会やハイタッチ会も行い、地元の人や各地から来訪したファンと楽しいひとときを過ごした。また各会場のイベント終了後(宮城県はイベント前)には、メンバーが震災で犠牲になった人々への献花と黙祷を行った。
2011年5月から行われてきた被災地訪問は、今回で67回目。被災地の人々との触れ合いを通して、AKB48グループメンバー一同、感謝の気持ちとともに、これからも被災地支援活動を継続していくことを誓った。
こうした活動を、売名と蔑む心無い人々がいるのも事実。だが、知名度のあるAKB48が広く活動報告することにより、被災地の現状を改めて知らせ、震災を風化させない一助になっていることも確かだ。そしてなにより、メンバーと触れ合う地元の方々の笑顔がその意義を証明している。
■2018年3月4日の参加メンバー
<岩手県>
AKB48/岡部麟・高橋朱里・村山彩希
SKE48/松村香織
NMB48/山本彩
HKT48/田中美久
NGT48/荻野由佳
STU48/瀧野由美子
<宮城県>
AKB48/岡田奈々・込山榛香・向井地美音・横山由依
SKE48/大場美奈
NMB48/白間美瑠
HKT48/松岡はな
NGT48/北原里英
<福島県>
AKB48/小嶋真子・柏木由紀・加藤玲奈・峯岸みなみ
SKE48/小畑優奈
NMB48/渋谷凪咲
HKT48/宮脇咲良
NGT48/中井りか
■メンバーのコメント
峯岸みなみ(AKB48)<福島県南相馬市>
「5年前にもさくらホールに来てライブをさせていただきましたが、その時と変わらない温かさで迎え入れていただきました。5年経ってもAKB48としてここに来ることができ、受け入れてくれる方がいることを幸せに思えた、とても楽しいライブでした。この活動は、私の中で7年前のことを忘れないでいられるきっかけになっていますので、大切な活動だと思って毎回足を運ばせていただいています」
柏木由紀(AKB48/NGT48)<福島県南相馬市>
「2011年のクリスマスにこの南相馬市に越させていただいたときに、『小さな子どもたちがまだ外で遊べないんです』と仰っていたのがとても印象的で、その日のライブの感想で『子どもたちの笑顔を久しぶりに見ました』と言っていただいたことを今でも憶えています。震災から7年という月日の中で、今日みたいな震災復興のライブに行ったということで、震災を経験していない子どもたちにも何か感じることがあるのかなと思って、これからも微力ながらこういった活動を続けていきたいなと思います」
宮脇咲良(HKT48)<福島県南相馬市>
「さくらホールに来るのは2度目なのですが、以前と変わらないみなさんの笑顔と、こんな未熟な私でも何かできることがあるんだなということを今回改めて実感しました。私は震災当時、まだAKB48グループに加入前で、アイドルになったからこそ歌とパフォーマンスで復興支援の活動に参加できるのかなと感じているので、
これからも被災地支援の活動を続けて、みなさんに笑顔を届けられたらと思っています」