ニュース
2012/02/18 20:55
AKB48「誰かのために」プロジェクトの寄付総額が12億円を超える
AKB48が『風は吹いている』のリリースと、CS放送ファミリー劇場『AKB48 ネ申テレビ シーズン9』の放送を記念して、18日に西武ドームで全国握手会イベントを開催。イベントには多田愛佳、小嶋陽菜、指原莉乃、篠田麻里子、高城亜樹、前田敦子、板野友美、大島優子、峯岸みなみ、宮澤佐江、横山由依、河西智美、柏木由紀、北原里英、渡辺麻友、島崎遥香ら16人のメンバーが出演し、約13000人の熱狂的ファンが詰めかけた。
最初に戸賀崎智信・AKB48劇場支配人が「『誰かのために』プロジェクト」と銘打った東日本大震災被災地支援活動について報告。今回、新たにファンからの義援金や握手会イベントでの募金、CD の収益の一部やプロジェクトからの義援金など、昨年9月16日以降の総額5億8525万9888円を、日本赤十字社を通じて寄付することを発表。「これからも被災された方々を応援する活動を続けていきます」とファンに向けて宣言した。これにより、昨年の震災後、3月末から今年2月18日までの寄付金の総額は12億5417万5973円となった。
AKB48メンバーは今も震災の被災地訪問を続けている。柏木は「私たちの歌やダンスで、感謝の笑顔をたくさん見ることができて、行ってよかったなと毎回思います」、大島は「被災地の皆さんが快く笑顔で迎えてくれて、さらには『頑張ってね』と励ましの言葉をいただいて逆に励みになりました」、前田は「一人でも笑顔になっていただけるならずっと続けていきたいことですし、これからも歌を歌い続けて皆さんに笑顔を届けていきたい」、篠田は「こうやって支援することによって東北の震災を忘れず、皆さんと一緒に意識を高めて支援することでまだまだできることがあるんじゃないかなと思いますので、これからも活動を続けていきたい」とそれぞれに感想を述べ、気持ちを新たにした。そしてAKB48、SKE48、NMB48、HKT48各劇場でのチャリティーライブが行われることも決定した。
続いてのライブでは「会いたかった」「Everyday、カチューシャ」「フライングゲット」「風は吹いている」を熱唱。そして最後に2月15日に発売され、出荷枚数150万枚を突破した25枚目のシングル「GIVE ME FIVE!」をバンドの生演奏で披露。大島は「皆さんの応援のお陰で、オリコン・デイリーチャートで1位を獲得することができました」と笑顔を見せた。