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2017/07/08 16:14
葵わかな、爽やかな浴衣姿で映画『逆光の頃』舞台挨拶に登場「浴衣でお祭りに行きたい!」
映画『逆光の頃』の公開初日舞台挨拶が8日、新宿シネマカリテで行われ、主演の高杉真宙、葵わかな、清水尋也、金子大地、小林啓一監督らが登壇した。
映画は約30年前に『モーニング』(講談社)に連載されたタナカカツキの同名漫画が原作。京都生まれ、京都育ちの17歳、高校2年生の主人公・赤田孝豊を通して、日常と非日常、夢と現実、思春期ならではの少年のゆらめきときらめきを描き出す異色の青春映画だ。
映画では京都の夏が描かれるということで、全員が浴衣姿で登場。主人公・赤田孝豊を演じた高杉は、クランクインからアップまで2年を費やして、京都をゆったりと味わい「撮影中も京都で青春した感じがしたので、映画を観て皆さんに少しでも感じていただけたらと思いますし、この青春をおすそわけできたらいいなって思います」と語った。
孝豊が恋心を抱く幼なじみ・みことを演じた葵は「夜の学校に入ることってなかなかないので、新鮮でした。夜中に出歩くのも夏らしくていいなって思いました」と撮影を振り返り、高杉も「めちゃくちゃ暗くて、思ったよりも怖かったんですよね。夜の学校も青春感がありました」と共感していた。
また、猫好きの葵は「ご飯を食べた帰り道に、マンションの植え込みに子猫がいたんです。明日も撮影だからとそのまま帰ったんですが、その後も猫ちゃんのことが気がかりで、あとで探しに行ってもいなくて“どうして拾ってあげなかったんだろう”って罪悪感が胸にあったんです。でも最近、京都で撮影をしたとき、同じマンションのところに行ったら、ちょっと大きくなったその子猫とお母さん猫がいて!元気にやってて!! もし私が拾っちゃってたら、親子を引き離す結果になっていたので、良かったなあと」と、微笑ましいエピソードを明かした。
孝豊の友人・公平を演じた清水は、孝豊と一緒に鴨川に入るシーンについて「寒かったし、足の裏も痛えし、橋の上からめっちゃ見てるし」と文句を言いつつ、撮影後にサウナに行ったことが印象に残っているという。清水が「監督も一緒に行って、お風呂も入って、男くさい裸の付き合いみたいな感じで。真宙の裸を見たのも初めてだったし」と明かすと、試写を観ていた高杉のファンがざわざわ。MCに乞われて清水が高杉の裸について「ひとことで言えば、しなやか?」と評すると、高杉もたまらず「これ大丈夫?(笑)」と照れていた。
前日7日が七夕だったこともあり、キャスト全員に「願い事」を質問。高杉は「僕のお家が漫画喫茶みたいになったらいいな。漫画は大好きです! 今だいたい1000冊ちょいだと思うので、頑張って1万冊目指して頑張ります」と宣言。葵は「浴衣を着てお祭りに行けますように。でも、お祭りの醍醐味は食べることだと思うので、ちょっと帯は緩めに巻いて行きたいと思います」と可愛らしく答えた。
映画『逆光の頃』は本日8日より、新宿シネマカリテほかにて全国順次公開。