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2016/10/30 21:58
松本さゆき、30歳で『ミスiD2017』吾妻ひでお賞受賞 主演映画『チョコレート・デリンジャー』が10年越しで完成・公開
講談社主催の女の子オーディション『ミスiD2017』のグランプリ発表イベント『ミスiDフェス2017〜お披露目ショーへようこそ〜』が29日、都内にて開催された。15人の選考委員が自分の「偏愛」で選ぶ「選考委員個人賞」のうち、「吾妻ひでお」賞に、30歳の元グラビアアイドル・松本さゆきが選ばれた。30歳での『ミスiD』受賞者は初めて。
13日のブログで結婚・出産を報告していた松本。『ミスiD』の応募資格は「プロアマ問わずに加え、国籍、未婚既婚も問わず。年齢も12歳から35歳まで」となっているので、30歳のママでも有資格者だ。この日ファイナリストとしてステージに立ち「9年ぐらい前に撮影していた映画(『チョコレート・デリンジャー』)があって。やっと、まさかの10年越しに公開されることになりまして。渋谷のLOFT9で監督の杉作J太郎さんとトークイベントをやりますので、ぜひ、皆さん会いに来てください」と、驚きの嬉しい報告をしていた。
2012年からは活動休止の状態だった松本。活動再開に向けては逡巡もあったようだが「エントリーしようと決めたときから、エントリーシートを何度も書いては、最後の送信ボタンが押せなくて。書いては消しってやってたんですけど。送信ボタンを押すことが出来て、またステージに、皆さんの前に立つことができて、あの時、頑張って押してよかったなって思います」と、晴れやかな表情で語った。
そして「選考委員個人賞」のうち、「吾妻ひでお」賞を受賞。吾妻が選んだ理由は「さゆきちゃんのファンなので、てかえこひいきです」というまさに偏愛によるもの。吾妻が原作の漫画を実写映画化した『チョコレート・デリンジャー』の主演女優でもあるので、公開に向けて弾みがつくことだろう。実行委員長の小林司も「この受賞は納得で、こちらとしても嬉しい。30歳での受賞は初めてで、応募年齢を35歳に引き上げた意味があるなと思いました」と喜ぶ。
松本は受賞後マイクを取り「吾妻先生、ありがとうございました。私、昔ある人に『キミはジョーカーみたいな存在だ』って言われたことがあるんです。『切り札にはなるけど、使いどころが難しい』って。あるゲームではババ扱いになるし、最後まで持ってたら負けだし…。そうこうしているうちに私、仕事を休んだりして、再スタートってなったときにはババア寄りなのかなぁ(笑)って思うんですけど。(ミスiDに)応募して良かったなあって心から思っています。後悔させないように頑張りたいと思います」とコメントした。
グラドルとしての現役当時、身長172センチB91W60H89という規格外のスタイルとキャラクターで「使いどころが難しい」存在だった松本。30歳にして復帰し、今後どんな活動を見せてくれるのか楽しみだ。「映画『チョコレート・デリンジャー』公開決定記念!杉作J太郎×松本さゆき・スペシャルトークライブ!」は11月5日LOFT9 Shibuyaにて開催。