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2015/08/24 17:15
『イトーカンパニー ネクスト ヒロイン オーディション』グランプリは11歳の齋藤瑚々さん。準グラも11歳・花田さんが受賞
蒼井優らが所属する芸能プロ・イトーカンパニーグループが主催する、全国規模のオーディション『イトーカンパニー ネクストヒロイン オーディション2015』が23日、浅草六区ゆめまち劇場で初開催された。
オーディション情報サイト「デビュー」などで募集を行い、応募総数は約1000通。全国で地区オーディションを開催し、9名が最終審査に進出した。審査には「デビュー」編集部スタッフ、映画監督の勝又悠、女優・美少女評論家の高倉文紀、米米CLUBのMINAKO、イトーカンパニー所属の女優・大村彩子、西内ひろらが参加した。
審査は自己PR、特技披露、MINAKO指導によるダンス審査、そして勝又監督の作品の台本の一部をイトーカンパニー所属の俳優・樋口裕太を相手役に演じる演技審査を行った。選考の結果、グランプリには埼玉県の11歳(小学5年)・齋藤瑚々(さいとう・ここ)さんが選ばれた。またグランプリと同様イトーカンパニーグループへの所属となる準グランプリに兵庫県の11歳(小学5年)・花田優里音(はなだ・ゆりね)さんが選ばれた。さらに、今回多数の優秀な人材がいたため、急きょ今後の成長に期待する審査員特別賞が設定され、大阪府の13歳(中学2年)・久保明優(くぼ・あゆ)さん、大阪府の12歳(中学1年)村上心望さん(むらかみ・ここも)さんが選出された。
グランプリを受賞した齋藤さんは、すらりと伸びた長い脚、そして個性的なキャラクターが高評価。ジュニアファッション誌のモデルから活躍していけそうな素材として、事務所が将来性にかける期待度も高い。受賞の感想について齋藤さんは「両隣りの名前が呼ばれたときは“もう終わったな”と思って諦めかけたけど、まさか呼ばれるとは思わなくて。まだ感覚がないですけど、お母さんが泣いてるのを見てちょっと安心しました。受賞は言葉には表せないほど嬉しいです。お仕事はなんでもやりたいです。でも歌手は音痴だからどうだろう…。今ティアラを着けているのは違和感があるけど、鏡でみたらいいなって思いました」といたってマイペース。
今回初のオーディション応募でグランプリを獲得。応募のきっかけは「元々モデルになりたい思っていて、お母さんのお姉ちゃんが勧めてくれて受けることになりました」。特技披露のダンスや、演技審査などで間違ったりしても「諦めなかった」と強い気持ちで臨んだという齋藤さん。今後やってみたいのはモデルの仕事で、その先の夢として共演したい女優は「小松奈菜さん。そしてイトーカンパニーなら蒼井優さん」。蒼井優さんみたいにおっきく成長します!」と意気込んだ。今はもちろん夏休み中で、9月になったら学校は大騒ぎになりそうだが「堂々として、自慢したいと思います」と笑顔を見せた。
一方、準グランプリの花田さんは、「元々女優さんになりたくて、あこがれの蒼井優さんがいる事務所の募集があるので受けてみようと思いました」と応募のきっかけを語り、「初めての応募であこがれの蒼井優さんがいる事務所に入れてすごく嬉しいです」と受賞の喜びを語った。
特技披露では「2番目に得意な、反復横跳びを100回やります!」と、ステージ上で息を弾ませながら反復横とびを披露。演技審査ではイケメン家庭教師にときめく少女を、台本をしっかり理解したうえでアドリブを交えて演じ、高評価を受けた。今後の夢は大きく「連ドラや朝ドラの主演をやりたいです。諦めずに頑張る役をやりたい。共演したいのは蒼井優さんと松岡茉優さんです」と語るも、事務所の先輩・蒼井優さんに会ったら「緊張して喋れないと思います…おはようございますも言えないかもしれません」と恥かしそうに語った。
今回選ばれたのはともに小学5年生の10歳。ともに明るいキャラクターで、この日初めて会ったにも関わらず、すぐに仲良くなったそう。そうすることで緊張がほぐれ、いい結果に結びついたとも感じているようだ。「可愛いし明るい性格で、一緒にいて面白い」(齋藤)、「明るくて 可愛くて、背が高いなって思いました。同じ年齢なのですぐに仲良くなりました」(花田)と認め合う2人。同世代の2人が互いに切磋琢磨しあって、イトーカンパニーグループを、そして芸能界の未来を担っていくに違いない。