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2016/07/23 18:40

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「納得のキャスティング」と賞賛の嵐 若手個性派・加藤諒、舞台『パタリロ!』主演

舞台『パタリロ!』のキービジュアル(C)魔夜峰央/白泉社(別冊花とゆめ・メロディ・花LaLa online)
舞台『パタリロ!』のキービジュアル(C)魔夜峰央/白泉社(別冊花とゆめ・メロディ・花LaLa online)

 俳優・加藤諒が、12月8日から舞台『パタリロ!』に主演することが22日に発表され、ネットを中心に「納得のキャスティング」という賞賛の声が多数上がっている。

 『パタリロ!』とは1978年に『花とゆめ』(白泉社)で連載が始まった魔夜峰央のギャグ漫画(現在はWebマガジン『花LaLaonline』で連載中)。マリネラ王国国王、パタリロ・ド・マリネール8世(通称:パタリロ)の巻き起こす騒動を描き、82年にはアニメ化もされたヒット作だ。今回の舞台化は、俳優としても人気の“イケテツ”こと池田鉄洋が脚本を手がけ、演出はダンスカンパニー「コンドルズ」のメンバーで宇宙レコード主宰、NHK Eテレ『みいつけた!』の“オフロスキー”役で知られる小林顕作が演出を手がけるなど、最強の布陣で臨む。

 そして最も重要な主人公・パタリロ役を演じるのは、若手個性派俳優・加藤諒。一度見たら忘れられないルックスとキレのあるダンス、そして甲高い声と一筋縄ではいかないキャラクターで注目度上昇中。ライブ・スペクタクル「NARUTO」や残酷歌劇『ライチ☆光クラブ』、朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK)、ドラマ『ゆとりですがなにか』(日テレ系)などなど、話題作への出演が続き、最近では日本のトップダンサーが一堂に会するストリートダンス舞台公演『*ASTERISK』の新作舞台『「Goodbye,SnowWhite」新釈・白雪姫』にゲストダンサーとして出演するなど、その活動の幅を広げている。

 加藤はパタリロ役発表にあたって「先日舞台化の発表がありまして、インターネット上では『加藤諒がパタリロ役ではないか』、という意見を多数お見受けしました。そうです、恐縮ながら、ボクが演じさせていただきます☆素敵なスタッフの皆様、素敵なキャストの皆様と、素敵な『パタリロ!』を創り上げたいと思いますっ!!! 果たしてどんな舞台になるのか、ご期待くださいませ♪パパンがパン♪♪」とコメント。

 加藤は最近「デビュー/Deview」のインタビューに答えて「役者としては、今、僕がシリアスな芝居をしても、ちょっと面白くなっちゃうんです。こういう外見だからっていうのもあると思うんですけど。なので、シリアスな芝居もちゃんと見せられるようになって、コメディとも両立して、どっちもできる俳優になりたいです」と語っているが、まさにパタリロの役や世界観は、今の彼にもっともふさわしい役だと言えるだろう。

 原作者の魔夜峰央も「『パタリロ!』の世界を、生きている人間が、死んでる人間には無理でしょうが、表現できるとは思いませんでした。楽しみです」と驚きと期待を込めたコメントを寄せている。もちろんキャストの発表を期待と不安を持って待っていたファンの多くが、今回発表されたビジュアルを観て「納得のキャスティング」「再現度すごい」「ハマッてる」と賞賛し、「加藤諒がいたから『パタリロ!』の舞台化が企画されたのでは」とまで語り合うなど、大きな話題を巻き起こしている。

 さらにバンコラン役にはミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンで氷帝学園部長・跡部景吾を演じた青木玄徳、マライヒ役にはミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで青学・海堂薫を演じた佐奈宏紀をキャスティングし、原作の美形キャラを再現。タマネギ部隊には細貝圭、金井成大、石田隼、吉本恒生、さらに『魔夜メンズ』(魔夜峰央の世界観全てを表現することが出来るスペシャリストに与えられた称号。別名スペシャルエキストラ)として佐藤銀平、吉川純広、三上陽永、柴一平、香取直登が出演。作品世界を彩る。

 早くも「期待しかない」と言われる舞台『パタリロ!』は2016年12月8日(木〜25日(日)紀伊國屋ホールにて上演。

(C)魔夜峰央/白泉社(別冊花とゆめ・メロディ・花LaLa online)

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  • 舞台『パタリロ!』のキービジュアル(C)魔夜峰央/白泉社(別冊花とゆめ・メロディ・花LaLa online)

  • 加藤諒(C)Deview

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