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2016/03/17 21:01
映画『真田十勇士』クランクアップ 堤幸彦監督の無茶ぶりに、松坂桃李「何を言ってるんだろうか」と驚愕
映画『真田十勇士』のクランクアップ報告記者会見が17日、都内で開催され、主要キャストと堤幸彦監督が勢ぞろいした。
特報映像、真田陣太鼓のパフォーマンスに続いて13人のキャストと監督が登場。本作の主人公・猿飛佐助を演じる中村勘九郎は「舞台のとき監督に“映画にしてくださいよ”って言ったら実現したので、さすが堤監督だと。夢みたいな2ヵ月半でした。今回は宙を飛べる霧隠才蔵(松坂桃李)に抱えられて飛ぶのがすごく気持ちよかった(笑)」と映画の撮影を振り返る。
撮影はハードを極め、堤監督のムチャぶりにはキャストからも苦情に近い暴露が。佐助と才蔵の幼馴なじみで、彼らの命を狙うくのいち・火垂役の大島優子は「監督は何でもやらせるんですよ! 木を縦に上るアクションをやらされたんですが、そんな経験は今後一切無いと思うので、自分へのチャレンジという意味では良かったです」と語る。
一方の松坂も「“馬と一緒に併走してください”というのにはビックリしました。何を言ってるんだろうか?と思いました。“馬のスピードでは走れませんよ”と言っても、“馬と同じスピードになったところを狙うので”って、不可能を可能にする監督だなと(笑)」とあきれたような表情。それを聞いても堤監督は「人間は10m走ならどんな動物にも勝てるんです。そこを使いました」と平然と言ってのけた。
そんな現場について、一昨年の舞台版から海野六郎役を演じてきた村井良大は「十勇士全員に個性があって、一度観れば絶対に好きになるキャラクターたちばかり。面白おかしいだけでなく、最後は泣けるという、エンターテイメントな作品が出来上がると思います。映画の撮影は冬で、たまに雪が降るぐらいの寒さだったんですが、それを弾き飛ばすぐらいの役者、スタッフの熱さで、画面いっぱいに男気があります」と語った。
『真田十勇士』は映画と舞台が同時期に公開・上演という史上初の画期的な試みのプロジェクト。堤監督も「前回の舞台は俳優の皆さんのために鍼の先生が常駐していましたが、再演はもっと凄いです。“映画は凄いけど、再演は一昨年と一緒だね”というのはすごくツラいので、役者とスタッフのパワーを叩きつけるような作品にしたい」と、役者たちにプレッシャーをかけながら意気込みを語った。
登壇者は中村勘九郎、松坂桃李、大島優子、加藤雅也、大竹しのぶ、永山絢斗、加藤和樹、高橋光臣、石垣佑磨、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、青木健、堤幸彦監督。映画『真田十勇士』は9月22日より全国拡大ロードショー