芸能プロダクション訪問 ソニー・ミュージックアーティスツ編 | Deview-デビュー

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ソニー・ミュージックアーティスツ所属 劇団ハーベスト」メンバーの山本萌花ちゃん×高橋紗良ちゃん×加藤梨里香ちゃんに直撃インタビュー!

2016.06.19

 SMAに所属している若手女優14人からなる「劇団ハーベスト」から、メンバーを代表して山本萌花ちゃん×高橋紗良ちゃん×加藤梨里香ちゃんに、TeamDメンバーがインタビュー!

芸能プロダクション訪問 ソニー・ミュージックアーティスツ編

「お芝居だけじゃなく、様々な経験をさせてくれてそれが刺激になって成長もできる事務所です」

T
TeamDメンバー
――皆さんが芸能界を目指したきっかけを教えていただけますか?(助川)
加藤梨里香「私は4歳が初舞台なんですけど。そもそもはおばあちゃんとひいおばあちゃんが、『いないいないばぁっ!』(NHKの幼児向け番組)に私を出演させたいっていう想いがあったらしくて(笑)。新聞で見つけた事務所に応募したのがきっかけです。そこからは自分のほうが熱中してしまって。この事務所に入ったのは、今ちょうど開催している『アクトレース』のオーディションの募集を見て、受けようと思って応募したことがきっかけです。劇団ハーベストの初期メンバーは、みんなそのオーディションがきっかけなんです」
山本萌花「私は小学4年生のときに、人気者だったクラスメイトの女のコが芸能界に入ってモデルさんになって。私自身にとっても憧れの存在だったので、真似じゃないですけど、そこから芸能界に憧れて自分もやってみたいなって思ったことがきっかけです」
高橋紗良「私は、ドラマ『花より男子』で観た井上真央さんがカッコイイなって思ったことがきっかけです。女優になりたいと思ってからは、それこそ『デ☆ビュー』を見ていっぱい応募して、いろんな事務所を受けました」
「劇団ハーベスト」の3人
「劇団ハーベスト」の3人
――オーディションでの自己アピールはどのようにされましたか?(小板橋)
山本「『アクトレース』では、最初は踊るつもりはなかったんですけど……。でもダンスが好きで特技としていたので、歌唱審査のときに歌いながら急に踊りました(笑)。家での練習でも踊りながら歌っていたってこともあって、やっぱり好きなことをとことんアピールすると、審査員の方に印象がつくんじゃないかなと思って、その場の判断でやりました。好きなことは夢中になっていることだから、自分の中でも芯が通った事柄じゃないですか。だから好きなことをとことんアピールすれば、印象がつくんじゃないかなって思います」
高橋「歌唱審査も、『アクトレース』は女優になるためのオーディションだったから、上手い下手とか関係なく、自分の気持ちがどう出るかが大事かなって思います」
加藤「自己アピールでは、自分が本当に好きなこと、楽しいって思っていることを心から話せば伝わると思います。逆に無理やり印象づけようと思って、いつもしてないことを話すより、ホントに好きなことのほうがにじみ出てくると思うんです」
山本萌花
山本萌花
――このお仕事を始めて良かったと思うことはどんなことですか?(野坂)
加藤「舞台だとやっぱりお客さんの楽しそうな顔をカーテンコールで見たときですね。自分たちが表現したことでお客さんが心を動かしてくれて、舞台だとそれがすごいダイレクトに伝わってきて楽しいなって思います」
山本「私は出会いの場が広がったことです。いろんな大人の方、芸能界で活躍している同世代の方とかとお話することで、自分の考え方が段々変わってきたりして。芸能界って出会いを広げるところだなってすごく思います」
加藤「確かにそうだよね。役でもいろんな役に出会うから、この子はこういう考え方で、違う子はこういう考え方で……って、そういうのも役作りするときに考えたりして。大人の方と話しても役と向きあっても、いろんなことを感じられるよね」
高橋「私も芝居をやっているときは、自分が違う自分になれているっていうのは、すごくやりがいを感じます。あと、お客さんの笑顔はやっぱり嬉しいです」
高橋紗良
高橋紗良
――活動するにあたって心がけていることは何ですか?(助川)
山本「一番は健康管理です。体調を崩したら何もできないので」
高橋「自分も辛いし、周りにも迷惑かけちゃうしね」
加藤「ミュージカルをやっているときは、声が出なかったらホントに大変なので、喉のケアは特に気をつけていました。寝るのが一番大事だからなるべく早く寝ています。ほかにも病院行ったり、のど飴を舐めたり、いろんなものを駆使しています。あとは、本番以外はなるべく喉を使わないように心がけていました」
山本「あと栄養のバランスを考えた食事も大切。時々、お肉ばっかり食べてると、ちょっと気持ち悪くなってくるというか、お腹がじゃなくて、感覚的に自分でバランスがヤバいんじゃないかと思って(笑)」
加藤「この前の稽古のときは、メンバーみんな青汁飲んでいたよね(笑)」
高橋「心がけていることっていえば、私達は“劇団”だからこそかもしれないけど、楽屋もキレイに使うことを徹底しています。“楽屋に神様がいる”というのをモットーにしているので、楽屋がキレイじゃないと成功しないみたいな。そういうのも心がけていることの一つです」
加藤梨里香
加藤梨里香
――皆さんにとっての「劇団ハーベスト」とは何ですか?(小板橋)
高橋山本加藤「おぉ!!!」
山本「ずっと言っているのは、“ホーム”だよね。劇団ハーベストとして定期的に公演をやりながら、それぞれが成長してソロとして活動していくっていうことが目的なんです。“ここにいつでも戻って、また新たな自分磨きができる場所”という意味でホームですね」
加藤「お互い対等にぶつかり合えるようになって、でも相談もできる存在。ソロの活動しているときにくじけそうになっても、“こっちでみんなが頑張っているから”っていう心の支えにもなったりしているよね」
高橋「二人が言ったことと本当に同じだから言うことなくなっちゃたんですけど(笑)。ホントにホームです!」
加藤「いろんなことを経験できるのもハーベストのいいところだよね」
山本「そうそう。劇団ならではだと思うんですけど、芝居だけじゃなくて、照明とか会場設営とか、スタッフさんのお仕事まで経験をさせていただけるので、経験の幅が広がる。あと、事務所自体が、女優オンリーじゃなく、アーティスト、芸人、俳優、モデル、いろんなジャンルの方が所属しているので、ハーベストの活動以外にも幅を広げられる事務所だなって思います」
高橋「この間の事務所主催イベントも声優さんとコラボさせていただいたり、いろんなことを経験させていただいてるなって思います」
山本「ハーベストのメンバーでバンドもやったよね。私はベースで、ほかにドラム、ギターが弾ける人がいたから(加藤が)ボーカルやってね」
高橋「私もそのイベントで脚本書かせてもらったり。お芝居だけじゃなくていろんなことを経験させてくれて、それが刺激になって成長もできるところですね」
芸能プロダクション訪問 ソニー・ミュージックアーティスツ編
芸能プロダクション訪問 ソニー・ミュージックアーティスツ編
――学業の両立って難しくなかったですか?
山本「私の学校は芸能活動に協力的な学校なので、出席についてとか、環境は恵まれてるかなと思います。そういうところを視野に入れて学校を選ぶといいかもしれないですね」
加藤「大変なこともあるけど、やっぱり学校の勉強って頑張っていた方がいいなと思います(笑)。やっておけば大学選びも選択肢が増えるし」
高橋「私は勉強好きじゃないんですけど、今思うともっとやっておけば良かったなって。国語とか英語とか役者として絶対役に立つんですよね。英語が話せたら、例えばハリウッドとか海外のお仕事の可能性も増えるし。言葉を知っておけば、こういうインタビューの受け答えもうまくなるんじゃないかな〜って(笑)」
加藤「そうだね(笑)。稽古で演出家の方がわかりやすいように例え話をしてくれるんですけど、いろんなことを知っていれば知っているほど、それを理解しやすいですし、知らないとお互い困ってしまうというか。だから語彙力とか知識って大切だなって思います」
山本「理解力は勉強によって得られるからね。両立ってやっぱり難しいけど、そこは一歩無理してというか頑張ってやっています。私もテストが本番前日まであったこともありましたけど、自分で時間を決めてそれを厳守していました」
加藤「集中するのは大事だよね」
高橋「集中力も、今後役者としても活かせるよね。そんな風に全部繋がるって、ポジティブに考えるといいですよね」
芸能プロダクション訪問 ソニー・ミュージックアーティスツ編
――芸能界を目指しているこの3人をはじめ、『Deview』読者に向けて、先輩から応援メッセージをお願いします!
山本「一歩踏み出そう! 一歩踏み出さないと何もわからないので。それと、力まないでやることも大切だと思います。力むことで逆に力を発揮できなくなっちゃうと思うので、ラフに楽しんでやればいいんじゃないかなと思います」
加藤「楽しむこと! 私もオーディションとかめっちゃ緊張するタイプなんですけど、審査員の方の反応だったり、いろんな人に会えるっていうことを楽しみにして臨んでいます。それと“自分を信じる”ってすごく大事だなって思っていて、自分が信じてあげなかったら、みんな敵に見えるというか。私も最初は審査員さんが敵にしか見えなくて(笑)。でも“この私を見てください”っていう自信を持てば大丈夫だと思います!」
高橋「私も以前、TeamDのメンバーとして『デ☆ビュー』の読者企画に出たことがあるので、今すごく不思議な気分なんですけど……。私はこの世界を目指してから6年間、いろんな事務所に応募して、ダメだったこともいっぱいありました。でも、受ける度に、絶対前に進んでいる感じはしていたんです。なので、どんなことでも続けて諦めないでほしいです。自分が得意なものも、それが自分のアピールになるのでぜひ続けてください。続けていくことがホントに大事だと思うので、頑張ってください!」
撮影/厚地健太郎 取材・文/舘野玲果
PROFILE
劇団ハーベスト●2011年夏に開催されたSMA主催のオーディション『アクトレース』で選ばれたメンバーで結成。翌年12年1月に旗揚げ・お披露目イベント、3月に旗揚げ公演を開催。現在は14名で活動しており、劇団としての定期公演を上演しているほか、それぞれ個々でも活躍中。
山本萌花
山本萌花
やまもと・もえか●1996年4月22日生まれ、静岡県出身。趣味:アコースティックギター、ベース。特技:殺陣、ダンス。6月28日に南青山MANDALAで開催される『MONSTER GIRL MUSIC&DRAMA LIVE vol.0 RIVER』に出演。
高橋紗良
高橋紗良
たかはし・さら●1998年2月3日生まれ、千葉県出身。趣味:映画鑑賞、脚本を書くこと。特技:脚本を書くこと。7月8日〜10日に池袋シアターグリーンBoxinboxtheaterで上演される、萬腹企画二杯目『コトノハ』に出演。
加藤梨里香
加藤梨里香
かとう・りりか●1998年3月20日生まれ、神奈川県出身。趣味:字を書くこと、人物相関図や舞台のパンフレットを観ること。特技:歌、ダンス(タップ、ジャズ)、木登り、ゴリラ、ボケ殺し。幼少期からミュージカルや舞台に出演。2016年1月に上演された、ミュージカル『花より男子』ではヒロイン牧野つくし役を熱演。
劇団ハーベスト第10回公演『真っ向ガール』 8月3日(水)〜7日(日)中野 ザ・ポケット
真っ向ガール

【脚本】田中大祐(気晴らしBOYZ)【演出】中村公平(劇団レトロノート)
【出演】[劇団ハーベスト]
青山美郷・山本萌花・加藤梨里香・高橋紗良・松永ミチル・望月瑠菜・広瀬咲楽・井上結愛
※一部ダブルキャストでの出演
A(紅)チーム:宮武佳央・葛岡有、B(白)チーム:川畑光瑠・弓木菜生
【ゲスト】ROLLY、錦織純平(微熱DANJI)、ヒロキチ、縣佑芽、たむらがはく(気晴らしBOYZ)、前澤航也(劇団レトロノート)、錦織聡

-いざ、討ち入りの時間です。-
のどかな田舎町で退屈な日々を過ごしていた負け犬女子高生たち。ひょんなことから殺陣≠ノ魅せられた彼女たちは、次第にチャンバラの世界にのめり込んでゆくのだが…。七転八起の大立ち回り。咲かせてみせます、斬った張ったの青春チャンバラストーリー!

ソニー・ミュージックアーティスツ 新人開発担当者に直撃インタビュー!
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