タクフェス 春のコメディ祭!『わらいのまち』稽古場にもTeamDメンバーが潜入!
俳優・脚本家・演出家として活躍中の宅間孝行さんが主宰する「タクフェス」の新シリーズ「タクフェス 春のコメディ祭!」。シリーズ第1作目となる『わらいのまち』が3月30日(木)より開幕。作・演出・出演の宅間さんと、同舞台にオーディションを経て出演が決まった佐藤祐基さんの二人に、読者レポーターが突撃取材!
『わらいのまち』稽古場にも潜入
稽古場には本番さながらのセットが!
至近距離での芝居に役者さんたちの息遣いを実感
目の前で繰り広げられる芝居に釘付けの3人
宅間さん&佐藤さんにインタビューをさせていただいた後、TeamDの3人は稽古場にもお邪魔させていただきました! 稽古場には本番同様の舞台セットが組まれていて、入った瞬間、空気が一変。本番まであと数日…稽古も終盤ということで、目の前のステージでは、宅間さんをはじめとするキャスト陣による白熱の芝居が繰り広げられていた。
作・演出に加え、出演もしている宅間さんは、自身でもお芝居をしながら、その場その場でキャストたちに修正点を伝え、芝居の細かい部分を詰めていく。宅間さんの指示に対し、瞬時に理解し、臨機応変に対応していく役者たちの姿に、圧倒されるTeamDの3人。
『暗転なし』『転換なし』『ノンストップ』で、展開される抱腹絶倒のシチュエーションコメディということもあり、見学させていただいたのは、とある1シーンだけだったが、思わず笑ってしまう芝居が次々と繰り広げられる。畑山くんは「照明とか音響もない中で、たったワンシーンでも、見ていてる側をワクワクさせられるっていうのがビックリしました」と語り、「自分も早く芝居がしたい!ああいう現場に出たい!と思った」と、貴重な現場体験に胸を躍らせていた。
たくま・たかゆき●1970年7月17日生まれ、東京都出身。タクフェス主宰。俳優・脚本家・演出家。97年、劇団「東京セレソン」を旗揚げし、01年「東京セラソンデラックス」と改名するのを機に、主宰・作・演出・主演として活動。12年12月に劇団を解散。13年に「タクフェス」を立ち上げる。
さとう・ゆうき●1984年2月22日生まれ、東京都出身。エヴァーグリーン・エンタテイメント所属。主な出演作は、『仮面ライダーカブト』(テレビ朝日)、『ルーズヴェルトゲーム』(TBS)、映画『リュウセイ』など。4月9日放送のドラマスペシャル『警部補・碓氷弘一 殺しのエチュード』(テレビ朝日)に出演。
「宅間さんや佐藤さんのように、第一線で活躍されている方のお話を直接聞ける機会なんてそうそうないし、すごく貴重な体験でした。宅間さんが芝居を始めたのが24歳のときとおっしゃっていましたが、僕自身は22歳なんですが、その年で芝居を始めて、今こんなにスゴイことをできるようになっているっていうのは、すごく励みになったし、これからも続けていく活力になりました。稽古を間近で見させていただいて、本番照明とか音響もない中で、見ているこっちがワクワクさせられるっていうのがびっくり。うらやましいなと思う反面、悔しさも感じました。自分も早くああいう現場に出てみたいって思ったし、早く芝居やりたい!って強く思いました」
「私は今21歳で、就活しようかどうしようか悩んでいて。やっぱり、やりたいことをやる人生を選んでいる人たちはキラキラしているなって思いました。今日、お二人のお話を聞いて、たくさん学ぶことがあったし、いっぱい刺激を受けました。稽古ではみなさん言われたことをすぐに理解して臨機応変に対応されていましたし、私がいつも見ていたのは完成版だったので、あんな風に一つ一つ丁寧に稽古を繰り返しているんだな、スゴイなって思いました。お芝居を間近で見させていただいて、将来、自分の持っているものを活かして演じられるような女優になれたらいいなと思いました」
「実際に舞台などで活躍されている方々に直接お話を行くことができてすごく刺激を受けました。宅間さんも佐藤さんも“考えるよりも行動することが大切”ということをおっしゃっていたのが印象に残っています。稽古を見学させていただき、いろんな方のお芝居を拝見させていただけて嬉しかったです。宅間さんは自分でもお芝居しながら、演出もされていて、自分の芝居だけでなく周りも同時に見ていて本当にスゴイなと衝撃を受けました。誰しもが緊張するというお話もあったので、変に考えすぎず、“緊張するときはみんな緊張するんだ!”くらいの気持ちでオーディション頑張っていこうと思います」
東京公演:3月30日(木)〜4月12日(水)東京グローブ座
名古屋公演:4月14日(金)〜16日(日)中日劇場
兵庫公演:4月18日(火)〜23日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
あたたかい笑いと切ない涙で感動を誘う作品に定評のある宅間孝行が主宰する「タクフェス」に、新シリーズ「タクフェス春のコメディ祭!」が新たに誕生。記念すべき第一作目は、2011年に上演されたコメディ作品『わらいのまち』の再演をお届け。 本作は、寂れた田舎町の寂れた温泉旅館「まつばら」を舞台に個性豊かなキャスト陣が、「暗転なし」「転換なし」「ノンストップ」のリアルタイムで突っ走る、息つく暇もない程の抱腹絶倒のシチュエーションコメディ。 作・演出・出演はもちろん宅間孝行。前回に引き続き、仲居くにゑ役には柴田理恵、宅間演じる主人公に翻弄される兄弟には、2008年に宅間作品「夕」で初舞台を踏んだ永井大と、宅間作品初参加となる柄本時生が決定。さらに鈴木杏樹が旅館の仲居役で関西弁を披露する。総勢15名がノンストップで2時間突っ走る。勘違いに次ぐ勘違い。行き違いに次ぐ行き違い…果たして収拾はつくのか!?
新シリーズ『タクフェス春のコメディ祭!』の第一作目『わらいのまち』に続く、第二作目として2018年春に『笑いの巨塔』の再演が決定。上演にあたり物語に出てくる様々なキャラクターを、18歳〜50歳くらいの男女から幅広く募集。演技経験の有無は関係なく、やる気、熱意、モチベーションの高い人、そして「タクフェス」が大好きな人からの応募もOKとのこと。
第一線で活躍している役者とともに、舞台で輝ける絶好のチャンス!!