俳優、女優、タレント、お笑い芸人、アーティストなど、幅広いジャンルのスターが所属するワタナベエンターテインメントが、現在オーディションを開催中!ということで、オーディションに関して気になることを、TeamDメンバーがたっぷりと聞いてきました!
「僕が(面接で)一番大事にしているのは会話 話をしていて楽しいなと思わせてくれる人は好印象」
貝塚憲太 氏
――書類審査で、目に留まるものってどんなものですか?(水口)
「今はPCやスマホからも応募できるようになってきていますが、やっぱり手書きの履歴書で、きちんと自分の気持ちを込めて書いて送ってくれるというのは、好印象ですね。あと、見るポイントとしてはスポーツができるかどうかも重視しています。ドラマや映画、舞台って、作品の中で野球やサッカー、バスケをやったり、格闘シーンとかのアクションがあったりするので、体が動く人なのかどうかは特に見ています。お芝居を経験してない人って多いけど、なにかしらスポーツをやってきている人っていうのは多いと思うので、スポーツやってきた人は、それもアピールポイントになると思います」
――面接の際はどういうところを重視していますか?(浅谷)
「僕が一番大事にしているのは会話です。もちろん、受けに来る方は緊張して来ると思うんですけど、その緊張感がこちら側に伝わらないような人はいいなと思います。オーディションに合格したら、テレビや映画などの表舞台に立つ人になるわけで、観ている人を緊張させちゃうような人って嫌じゃないですか。なので、会って話をしていて楽しいなと思わせてくれる人は好印象です」
――ワタナベエンターテインメントさんでは、全員面接のオーディションとかもやられたりしていますが、集団面接とかでも、それは同じですか?(福山)
「自己PRしてもらって終わりということではなく、少しの時間でも会話をするようにしています。もちろん容姿も見ていますが、こちらが質問したことに対して、きちんと答えられるか、が大事だと思っています。たとえば、この人が作品のオーディションに行ったときに、大人の人と対等に会話できるのかどうか。合格後は、事務所を代表してオーディションに行くことになるので、大人の人と話せるかどうかは大切ですね。緊張してガチガチで何もできないというのでは、こちらとしても困るので」
TeamD 浅谷天龍姫ちゃん
――印象に残っている自己PRってありますか?(浅谷)
「月並みかもしれないけど、歌を歌ってくれると、その人のいろんな表情や人となりが伝わってくるので、その人をみる一つの材料になります。歌には歌詞があって、喜怒哀楽いろんなものが詰まっているじゃないですか。悲しいとか、嬉しいとか、好きとかいろんな感情があるし、歌っているときってキメ顔だけではないから“あ、こういう表情するんだ”っていうような違う一面が見られるんです。なので、僕はたまに『歌を歌ってみて』とムチャ振りをすることもあるけど、それは、上手い・下手を見たいんじゃなくて、どういう顔をするのか、どういう感情表現をするのかを見たいんです」
――私のように20代でこの業界を目指す方も多いと思うのですが、10代にはない20代なりにアピールできる部分って何かありますか?(福山)
「10代の方よりも20代の方のほうが、たとえばアルバイトとか、経験していることが多いですよね。大学や専門学校に行っているのであれば、そこでどんな勉強をしているのか、それは一つのアピールポイントになると思います。“あ、こんな勉強をしているんだったら、それを活かしてこういう番組に出られるかもしれない”とか、ケーキ屋で働いていてスイーツ大好きなんですっていう人だったら、“じゃあ、こういうブログを始めてみて、こういうのをフックにやっていこうか”というように、ご自身が今まで経験してきたこととか、自分では何でもないようなことが、審査する側にとっては、その人を売り出すためのアイディアが生まれるヒントになったりもするんですよね」
TeamD 福山利奈ちゃん
――マニアックな趣味とかをアピールしてもいいんですか?(福山)
「それはいいと思います。“好き”ということが、こちら側に最大限に伝わってくるというのは大切だと思います」
――ワタナベエンターテインメントさんの強みってどんなところですか?(水口)
「幅広いジャンルで活躍している人が多いので、自分に合っているもの、自分の可能性を最大限に活かしていけるところだと思います。新人育成においても、ワタナベエンターテイメントカレッジやワタナベエンターティメントスクールなどの学校もやっているので、レッスン体制も整っていますし、今からでもできることをきっちりと日々学ぶことができます」
――デビュー前にやっておいたほうがいいことって、何かありますか?(浅谷)
「一人でお芝居の勉強をするっていうのは難しいことだけど、できることはいろいろあると思います。役者なったら台本を読むという仕事があるので、やっぱり普段から本を読む習慣をつけておいたほうがいい。それと、ドラマや映画、舞台などの現場に入ったら、監督さんやプロデューサーさん、演出家さんとコミュニケーションをとって、一緒に作品づくりをしていかなきゃならないので、そういう人たちが作った作品を観ておくことも大切。ドラマや映画はもちろん、舞台も年間ですごくたくさん上演されているものなので、そういうものにアンテナを張っておいて、今どんなものが流行っているのかとか、リサーチは常にやっておくことが大事だと思います。ドラマや映画に出たいと思っているなら、普通に観ている人たちよりも、ドラマや映画を好きになって研究することも大切だと思います」
TeamD 水口雄斗くん
――今オーディションを開催中ですが、求めている人材とは?(水口)
「うちの事務所って、俳優さんもいるし、芸人さん、アイドル、歌手もいるので、いろんな可能性が試せるんです。オーディションでも、いろんな可能性を見て採用しているので、女優向きだなと思っていたけど、レポーターみたいな仕事で輝いていたりもする。いろんなジャンルで幅広く対応できる人は素敵だなと思います。あとは、長くこの世界で自分の個性を活かしてやっていける人かどうかというのは、審査のポイントとしてみています」
――マネージャーさんってどんなことをするんですか?(浅谷)
「実務的なところでいうと、タレントさんのスケジュール管理とかがあったりしますが、この人が何にむいていて、どういうジャンルで成功するのかっていうのを一緒に考えて、共通の目標を持って一緒に歩んでいく存在だと思います。マネージャーって、家族でもなく、恋人でもなく、友達でもないけど、人生の中で長く一緒に時間を過ごす人になるし、その人の人生を支える存在でもある。なので、目先のことだけではなく、この人がどうしたら長く一生の仕事としてやっていけるかを一緒に考えるように、心がけています」
――私は女優も歌手もタレントもやりたいし、マルチに活躍したいと思っていて、ジャンルが絞りこめないのですが……(福山)
「歌やダンスのレッスン、お芝居のワークショップとか、積極的に受けに行って、実際にやってみて何がむいているのか見つけていってもいいんじゃないかな。ただ事務所のオーディションを闇雲に受けるっていうだけじゃなくて、無料のワークショップとか、体験レッスンとかもあるし、そういうのを通して“むいている・むいていない”っていうことも自分でわかってくると思いますよ」