2014年12月15日
オーディションに合格してアイドリング!!!2期生となった菊地亜美だが、当初は目立つ存在ではなかった。
先日NHKホールで行われた卒業ライブでは、番組で泣いてる過去映像が流れ、横山ルリカが「収録が終わった後、いつも(うまくいかなかったと)泣いていて、収録でもネガティブな発言ばかり。真面目すぎるから心配してました」と振り返っていた。
また、加入後の楽曲のPVも続けて流され、菊地のポジションはどれも端のほうや後ろ。本人も「3秒シュッとしか映ってなかった」などと言っていた。そもそも自分で歌に苦手意識があり、テレビで「ライブで自分のマイクの音量が絞られていた」と自虐ネタにしていたが、インタビューでは「歌になると声が小さくなってしまって、周りも『仕方ない』という感じでした」と振り返っていた。
しかし、バラエティで活躍するようになり、昨年11月にリリースされたシングル「シャウト!!!」では加入6年目で初のセンターに抜擢された。それもテレビでは「芸能界では売れると手のひらを反してニーズがないこともする」とネタにしていたが、卒業ライブでは「素直にうれしかった」と語った。
ソロの仕事も最初から多かったわけではない。アイドリング!!!に入ってからも、他のバラエティのオーディションにはなかなか受からなかった。
アミューズメント系番組のオーデションを受けたとき、“UFOキャッチャー名人”ということにしておいて、ゲームセンターで自腹で1万円以上使って練習したが、ガチの名人がたくさん受けにきていてダメだった…といった失敗もしている。
それでもだんだん仕事が増え、2012年度には年間で300本もの番組に出演。バラエティでお馴染みの顔になった。彼女の何が良かったのだろう?(続く)
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