2014年10月1日
創立40周年のソニーミュージックアーティスツ(SMA)が、初めて手掛けるアイドルグループ・アイドルネッサンスは、毎年行っている新人発掘オーディション「HuAHuA」から13人が候補生となり、レッスンやライブを経て、7人が正式メンバーとなった。
古今の名曲を歌とダンスで表現する“名曲ルネッサンス”をテーマに、本格的な活動をスタート。第1弾シングル「17才」はBase Ball Bearが2007年に発表した楽曲のカバーだ。
同じ老舗のサンミュージックが送り出したさんみゅ〜も、岡田有希子の「くちびるNetwork」のカバーでデビューしたり、コンセプトが似ている。ただ、「17才」はもともとバンドの男性ボーカル曲。それが実際に10代の彼女たちが歌うことで、曲の良さがより引き出された。
“二度とない季節が通り過ぎていくよ”といったフレーズ。リアルに17才で高3の橋本佳奈は「夏休みが終わったら、高校もあと何ヵ月。歌詞が染みて、踊りながら『高校が終わっちゃう…』と思います」と話していた。こういう形で名曲を再発掘する試みは良い。
それで、アイドルネッサンスに限らないが、最近の若いタレントは本名で芸名のような子が多い。
メンバーの宮本茉凛(まりん)は「両親が海好きなのと海外でも通用するように」、百岡古宵(こよい)は「古い習慣やしきたりを大事にしながら、明日への鼓動を感じられる人間に」と命名されたとか。新井乃亜(のあ)は「お父さんの直感」だそうだ。
SMAの女優班では、来年3月からのNHK朝ドラ『まれ』のヒロインに決まった土屋太鳳(たお)も、変わった名前だ。と前置きが長くなりましたが、今回メインで書きたいのは彼女のことです。(続く)
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