2014年4月18日
仙台のアイドルグループParty Rocketsから「夢に近づくため」と卒業したリーダーの渡邉幸愛(こうめ)が、エイベックス所属のSUPER☆GiRLSの新メンバーとなった。
昨年は日本武道館コンサートも行ったスパガ。オリコンTOP5にもコンスタントに入り、アイドル戦国時代の中で屈指のメジャーグループだ。初代リーダー八坂沙織の卒業と、予備軍iDOL Streetストリート生から2人が新メンバーとして加わることはあらかじめ発表。パシフィコ横浜のライブで、幸夢は追加の新メンバーとして紹介された。Party Rocketsの結成前、スパガが誕生した「avexアイドルオーディション2010」に応募して、仙台予選を通過した縁があるという。
スパガのプロデューサーブログでは、「現メンバーと同じところを目指した一員だったことは、運命的なもの」などと述べられていた。そして、事務所間で移籍が快諾されたようだ。パティロケも仙台のグループとはいえ、ユニバーサルからメジャーデビューしている。かなり異例の移籍と言える。
パティロケファンの心境は複雑だ。幸愛は本当に良かった。スパガクラスのメジャーグループとなれば、活躍の場はケタ違い。現メンバーも女優、モデル、バラエティなど、ソロ活動も後押しされていて。グループ内ではエースの前島亜美と同い年。“スパガの最終兵器”とのキャッチフレーズも付き、推されるはず?
地方アイドルとして実績を積み、メジャーグループに“スカウト”される形も、双方納得のうえならアリだと思う。彼女が活躍すれば、今や各都道府県に少なからず存在する地方アイドルの励みにもなるだろう。
だが一方、彼女が抜けた後のパティロケを考えると…。「残ったメンバーはかわいそう」「完全に先がなくなった」との声もネットに上がっていた。
(続く)
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