舞祭組の女性グループ版を作るとしたら(4/5) | Deview-デビュー
2014年1月29日

 ℃-uteの最年少メンバーで“3バカ”の1人・萩原舞は、ハロー!プロジェクトの後輩にアドバイスをする企画で、こんな発言をしていた。

「立ち位置の問題じゃない、というのは強く思うんです。私も歌割りが少なくて、必ず一度は気にする時期が来るはず。けど、真ん中だけのグループなんてありえない。端っこがいないとグループにならないですし」

 その通り。脇役あっての主役。でも、その脇役が主役になったら…というのが面白かったのが、Kis-My-Ft2における舞祭組だった。℃-uteの3バカも以前、3人だけで取材したとき、「またこの3人ピックアップで」「何でもやるので!」とお願いされた。

 グループでは脇役の仕事をまっとうしても、この世界に入った以上、よりスポットライトを浴びたいと思うのは当然だろう。3バカでのデビューも叶えてあげたい。

 ところで、CDリリースこそしてないが、舞祭組より前にアイドルグループ内の脇役組で結成したユニットがある。ももいろクローバーZの有安杏果+高城れにの“事務所に推され隊”だ。ももクロでの並びは有安が一番右、高城が一番左。端っこの2人で、2012年のツアーで「事務所にもっと推され隊」という曲を歌っている。

 推され隊(たい)イコール、今は推されてない。ある日スタッフに「この2人でユニット組むよ」と言われ、すでにユニット名も決まってたそうだが、「推されてないことはうっすら感じてたけど、事務所からそれを言うか! って感じでした」(有安)。

 そしてユニット曲を作るため、ももクロの「行くぜっ!怪盗少女」も手掛けた前山田健一に「今まで事務所から不当な扱いを受けたエピソードを教えて」と聞かれた2人は、話し出したら止まらなくなったとか。
(続く)


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