2014年1月22日
アフィリア・サーガを卒業したアリアは、3人だけになっていた初代メンバーの1人。最新シングル「S・M・L☆」はオリコン4位に入ったアフィリアだが、当初はライブで「今日はお客さんが10人来てくれたから、次回の目標は15人」という状況で、彼女も路上でビラ配りをした経験も。
アイドルを目指していたわけではなく、大学時代にアフィリアグループの店舗でバイトしてたら、サーガ結成に当たり、プロデューサー志倉千代丸から直々に声を掛けられた。中学生の頃から「将来は教師か公務員」と堅い道を目指していただけに、グループに参加しつつも「勉強の支障にならないなら。就活が忙しくなったら卒業しよう」ぐらいの考えだった。そしたら逆にアフィリアの活動が忙しくなり、就活どころではなくなった。
だが5年経ち、卒業を決めた理由はやはり「就職のため」。何度も迷い悩んできた結果、「尊敬する父と同じ職業に就きたい」と。以前の取材で父親は自営業と聞いたが、やはりアリアは根っから堅いタイプなのだろう。教育実習もやったんだし、女教師になったほうが何かときめくけど(誰目線?)。
一方、エミュウの卒業は「学業に専念」するため。「将来の夢のために小さい頃から勉強していた自分を捨てきれずにいた」とのこと。学業とは特技の中国語のことだろうか? 親の方針で6歳からインターナショナルスクールに入り、7歳のときに半ば無理やり上海に3ヵ月ホームステイさせられたそうだが。
ともあれ最後のライブでは2人とも涙も見せつつ、「みんなからもらった愛情を一生大事にします」(アリア)、「どこにいたって消えない強い絆があるから」(エミュウ)との言葉を残し、さわやかで染みる卒業だった。
ところでアフィリア・サーガは、5年ですでに12人の卒業生を出している。その卒業が他のグループと決定的に違うのは…。
(続く)
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