アイドルグループからの卒業の形(3/5) | Deview-デビュー
2014年1月21日

 乃木坂46が初の日本武道館ライブを華々しく開催した昨年12月20日、渋谷のライブハウスO−EASTでは、アフィリア・サーガのプレミアムライブが行われた。最新シングル「S・M・L☆」のソロ盤11種を一括購入した人から先着で招待という。

 このライブを最後に、アリア・M・ミルヴァーナとエミュウ・ヴァイルシュミットの2人が卒業と発表されていた。ちなみに、2人とも外国人ではありません。ご存じない人のために説明しておくと…。

 アフィリア・サーガは全国展開中のカフェ&レストラン「アフィリアグループ」の池袋、上野、六本木、新宿各店を代表するキャスト(ウェイトレス)たちで結成。店もグループも“魔法学院”がコンセプトで、メンバーたちはアフィリア王国の魔法使い見習い。てな設定があり、魔法使いとしての名前を持つ。要は源氏名みたいな。

 ちなみに、店舗のお客さんやファンは“先輩”と呼ばれている。彼女たちが学ぶ魔法学院の上級生、という設定なので。

 乃木坂46の武道館も観ておきたかったが、この日はアフィリアに行くことにした。アリアとエミュウに(心の中で)サヨナラを言うために。結成5年のアフィリアだが、個人的に興味を強く持ったのは一昨年にエミュウが加入してから。目のクリッとしたロリ顔で“かわいい子が入ったなぁ”と。

 アリアも大学で教師を目指して教育実習もやったという真面目さに、取材を通じて好感を持った。というかアフィリアのメンバーは全員、毎回本当に気持ち良くコミュニケーションが取れる。考えたら店舗で接客もしているので、まんまと乗せられたのかもしれないが、そんなに営業っぽいわけでもなく。そして、2人が卒業を決めた理由は…。
(続く)


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