2013年4月30日
パンティをかぶると超人に変身する高校生が主人公の映画『HK 変態仮面』。その主人公、色丞狂介が想いを寄せる姫野愛子を演じた清水富美加は『CUTiE』のモデル。『仮面ライダーフォーゼ』にもヒロインの城島ユウキ役で出演していた。
『変態仮面』もヒーローものだが、「ライダーは全身をスーツで覆っているけど、変態仮面は覆ってるところがほとんどない。最初“何だコレは?”と思いました」と笑う。
厳格な父親とは、「映画決まったよ」「タイトルは?」「…変態仮面」「大丈夫か? 露出は多いのか?」とのやり取りが。愛子は清純なお嬢様で、自分が変態なわけではないが(でも、変態仮面が好き)、狂介の妄想の中で「いや、いや、いや〜ん」と言ったり、パンティを脱ぐシーンも。
「現場では(狂介役の)鈴木亮平さんが1年かけて体を作って、寒い中で裸で頑張ってるのに、『恥ずかしい』なんて言ってたら失礼。でも、試写では恥ずかしくて思わず『ウワーっ!』と声を上げて、両隣りのマネージャーに『シーッ!』と取り抑えられました」
てな感じで、清水本人は明るく弾けた18歳だけに、お嬢様とは正反対。愛子を演じるに当たっては、普段はいわゆるJK的にワーッと流すように話すのを、「助けてくれたのは変態仮面よ。」と“。(マル)”を付けるイメージで丁寧さを心がけたり。仕草も胸の前で両手を重ねたり。
それでも試写で観ると、「背筋が伸びてないところがあって、清楚さが3%ぐらい抜けちゃって…」と反省したという。本人しか分からない部分だろうが、その3%が気になると。話を聞いてると、かなりストイック。ある意味、変態的なほどに…。
(続く)
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