『仮面ライダーオーズ／OOO』火野映司を演じた秋田県出身の俳優・渡部秀が、『秋田米みんなのちからプロジェクト』応援大使に任命され、その任命式が1日、JR有楽町駅前広場で行われた。渡部は大使の最初の仕事として、秋田の新米おにぎりを来場者に手渡しした。

　『秋田米みんなのちからプロジェクト』では、朝ごはん、日本型食生活の大切さ、日本の食糧基地・東北秋田の農業と稲作への理解を深めるための活動を展開。特に今年は東日本大震災復興支援、風評被害の払しょくの役割も果たす一大プロジェクトとなっている。

　同プロジェクトを進めていくための「応援大使」として、秋田県出身の俳優・渡部秀を抜擢。「フレッシュで、独特のたくましさ、粘り強さも秋田米にぴったり」と秋田県・中野副知事も太鼓判を押し、渡部も地元のために快諾したという。

　任命式でタスキをかけられた渡部は、決意表明の挨拶に立った。まず「お米食べてますかー？」という挨拶に、来場した家族連れや女性ファンから大きな返事。「僕も秋田県出身で、秋田米を食べてここまですくすくとヒーローになれました（笑）。それも秋田米のおかげだと思っております。仕事上いろんな地方にイベントで行く機会があった、夕飯にご飯を食べるんですが、やはり秋田米がどこのお米と比べても一番おいしいな、と地元の僕としては思います。このお米を全国の皆さんに知っていただいて、日本が元気になってくれればと思っています」と語った。

　最後に秋田新米のおにぎりを来場者に笑顔で手渡しし、応援大使としての第一歩をスタートさせた。