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2012/11/23 23:01
世界的フィギュアメーカー海洋堂のイメージガールに高知のご当地アイドル「はちきんガールズ」就任
高知のご当地アイドル・はちきんガールズが、ファーストアルバム「こじゃんと高知」の発売記念イベントを23日、都内の高知県アンテナショップ「まるごと高知」で開催した。イベントの中で、世界的フィギュアメーカー『海洋堂』のイメージガールにはちきんガールズが就任したことが発表され、就任式が行われた。高知県に「ホビー館四万十」「かっぱ館」を創設し高知の活性化に貢献している海洋堂とのタッグ。メンバーの梶原妃菜子が「海洋堂を知らない海外でコスプレで歌って広めたい」と夢を語ると、海洋堂社長も「コスプレOKなの?」と乗り気、はちきんガールズの海外進出が「内定」した。
高知の名物名産を土佐弁で歌い込み、「高知のおなごをなめたらいかんぜよ」と歌うお転婆なナンバー「はちきんガール」で元気に登場。ご当地アイドルの中でも、高知のPRに特化した楽曲が多いはちきんガールズの1stアルバムは、収録8曲全曲に高知の美味しいものが詰め込まれている。メンバーも「曲名だけでお腹すくで〜」「メニューみたいだから、今日何食べよっかな〜って感じ」とメンバーが言うほどで、この日もラップ入りのダンスナンバー「I LOVE 柚子」を披露。
そしてパフォーマンス後のMCで「重大発表があるんです! 海洋堂イメージガールになることが決定しましたー!」と喜びを爆発させたメンバー。海洋堂の宮脇修一社長と宮脇修館長も登場し、就任式が行われ、社長から直接「委嘱状」が授与された。社長は「海洋堂は1964年創業ですが、これから10代の元気で可愛い子らと一緒にどんな面白い仕事が出来るか、高知という中だけじゃなくて広く発信していきたい。ホントははちきんガールズさんのフィギュアが出たらええねんけど、やる限りは楽しいことをしていきたい」とコメント。館長も「『冒険はじまる』というイメージガールのポスターに感動してます。変わった形のコラボですが、人々を楽しませたり喜ばせたりするガールズさんと、共通項があってここにコラボができました」と若い力に期待を寄せた。
「イメージガールに就任してやりたいこと」について、「もっともっと高知のホビー館に来てくれるようなオリジナルのCMを作りたい」(石川彩楓)「海洋堂のフィギュアを集めて、高知にはちきん版の遊園地を作るんです。そこでみんなで遊んでもらって、私も遊びたい」(川村あやの)と次々にアイデアを出すメンバー。そこで梶原妃菜子が「海外の、海洋堂を知らない地域に行ってコスプレをして歌ったりイベントをいっぱいして、海洋堂をアピールしたいです」というと、メンバーから「コスプレしたいだけじゃなくて?」「海外にも行きたいし、したいことを詰め込んだだけ!」と総ツッコミ。しかし宮脇社長は「はちきんガールズはコスプレOKなの? 事務所OK?」と乗り気の様子。「ちょうど来年春に台湾の台北で、展示会をやるんですよ、台湾はオタク文化の熱があるからね。そこではぜひ派手にぶちかましたい」とはちきんガールズの海外進出が「内定」。「ゆうてみるもんや」とメンバーもびっくりしていた。
逆に「海洋堂さんに作ってほしいグッズは?」との質問に「やっぱりフィギュア! 実物よりかわいいように作ってほしい、色白で、目きらきらで」と沸き立つメンバー。しかし社長からは「実はかわいい女の子のリアルなフィギュアというのはすごく難しくて、いままで成功した例が一つもないんですよ。どうやって作っていこうかねぇと思ってます、ファンの方にも喜んでもらえるものを作らないと…」と、世界の海洋堂をもってしても困難な仕事であるとプロ目線のコメント。しかし「冒険」が売りの同社だけに、この強力高知コラボの中でいつかその成功例が生まれるかもしれない。