ロッテとソニーミュージックがタッグを組み、メジャーデビューを目指す若者たちに夢と希望を提供するプロジェクトとして開催した『LOTTE　Sony Music歌のあるガムプロジェクト２０１２　CM・メジャーデビューコンテストNEXT』。そのファイナルライブが３日、SHIBUYA-AXにて開催され、平均年齢１１．５歳の4人組キッズダンスグループJ☆Dee’Zがグランプリを獲得した。

　グランプリに選ばれたアーティストは、ロッテのCMソングに起用されソニーミュージックからメジャーデビューが約束されるという一大プロジェクト『LOTTE　Sony Music歌のあるガムプロジェクト２０１２　CM・メジャーデビューコンテストNEXT』。３回目を迎えた今回は、応募の際にアイドル部門とダンサー部門を新設。ゴールデンウィークの期間には、渋谷１０９前で『来た人全員オーディション』を開催するなど、幅広く門戸をひらき、応募総数は過去最高の約８,０００組を記録した。

　８月２７日からスタートした、ニコニコ生放送公式番組『ニコYAN』では、15組のセミファイナリストが、ジャンルを越えてグランプリを競い合う７０日間の模様を、「公開劇場型オーディション」と称して公開。ニコニコユーザーからの課題に挑む姿を放送し、ユーザー人気投票等を経て、８組のファイナリストを選考。シンガー・ソングライター、ダンスグループ、アイドルグループなど多彩な顔ぶれとなったファイナリスト8組は、３日、公開形式のファイナルライブで最後のアピールを行った。

　最終選考の結果、グランプリに輝いたのは、ダンス雑誌のモデルとしても活躍し、カリスマ的人気を誇る平均年齢１１.５歳のキッズダンスグループJ☆Dee’Z。トップバッターの重圧にも負けず堂々としたダンスパフォーマンスと、初のオリジナル曲による歌も披露した4人。受賞の瞬間にはメンバー全員が大号泣。しかし「これがゴールじゃない」と、CDデビュー、そしてその先の活動に向けて笑顔で強い気持ちを見せた。

　そのほか独特のキャラクターで会場の空気をさらった19歳のシンガーソングライターSETAは、SHIBUYA-AX会場内での投票で決定したベストパフォーマンス賞と、専用アプリで投票できるシステム「ZEUSポイント」のランキング第１位に送られるZEUS賞をダブル受賞。また、ソニーミュージックの各レーベルがデビューを前提とした育成契約を結びたいというアーティストに対して贈られるソニーミュージック賞には、１０人組アイドルグループ（晏夕/香帆/沙紀/さくら/桜子/紗穂/星来/菜七/日向子/茉侑）と滋賀県在住２０歳のシンガーソングライター金木和也がそれぞれ選ばれた。

　また当日同会場では、スペシャルゲストとして“先輩”アーティストであるSPYAIRが、２１日発売の新曲「WENDY 〜It’s YOU〜」他熱いライブを披露。表彰式でもJ☆Dee’Zに花束と祝福の言葉を贈った。このオーディションの模様の詳細は12月1日発売の月刊デ☆ビュー1月号に掲載される。

【グランプリ】
J☆Dee’Z（ジェイディーズ）
MOMOKA（モモカ・１２歳）、Meik（メイク・１２歳）、Nono（ノノ・１１歳）、ami（アミ・１１歳）によるダンスグループ。キッズダンサー界のカリスマとして、「歌って踊れるアーティスト」を目指して精力的に活動中。