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2012/10/04 20:11
9nineの吉井香奈恵が『マクロス』でミュージカルデビュー
パフォーマンスガールズユニット『9nine』(ナイン)メンバーとして活動する吉井香奈恵ちゃん(=かんちゃん)が出演する『マクロス ザ・ミュージカルチャー』。この公開ゲネプロが3日、東京ドームシティにて行われた。
ミュージカル『マクロス ザ・ミュージカルチャー』は、1982年10月に放送を開始した『超時空要塞マクロス』の最新舞台作。新マクロス級超長距離移民船団マクロス29(ツーナイン)を舞台に繰り広げられる完全オリジナルストーリー。『超時空要塞マクロス』(テレビ版)や『マクロスF』(テレビ版)でも登場した「ミス・マクロスコンテスト」の開催をきっかけに物語が動き出す。
かんちゃん演じるのは、明るく芯の強いヒロイン“さくら・クロフォード”。ダリル・ウォルグリア(上杉梨沙)、エル(陽向あゆみ)、ソニア・ドセル(長谷川愛)、シャルロット・マリオン=グラス(富田麻帆)の4人のライバルたちと、過去を乗り越えるため、希望の未来を作るため、伝説の歌姫“リン・ミンメイ”に続く“ミス・マクロス”を目指す。
『マクロス ザ・ミュージカルチャー』の最大の魅力は、これまでアニメでも大切にしてきた“LIVE感”が、まさに生で体感できること。歴代マクロスの歌姫が歌ってきた名曲の数々を5人の歌姫たちが歌い上げ、「マクロスにしかできない世界観」を生み出す。さらに、ヒロイン“さくら”と武力再興主義「ネオ・ゼントラン」のリーダ的存在、ヴィーゴ・ウォルグリア(広瀬友祐)、さくらの幼馴染アッシュ・アンダーソン(土屋シオン)との三角関係も見ものだ。
かんちゃんは今回が初めての舞台出演だが、さすが「9nine」として何度もステージに立ったことがあるだけあり、本当に楽しそうに、約3時間の舞台を堂々と歌い上げた。さくらだけでなく、歌姫はそれぞれ事情と過去を背負う難しい役どころ。歌いながらも機敏な気持ちの変動を繊細に表現、観客を“マクロス”世界へ誘ってくれる。また、歌姫の歌唱もさることながら、アッシュ演じる土屋をはじめ、ヴィーゴ率いる「ネオ・ゼントラン」たちの圧巻ダンスパフォーマンスにも注目してもらいたい。
なお、webデ☆ビュー内、エンタメ☆インタビューではかんちゃんのロングインタビューを掲載。今回の『マクロス ザ・ミュージカルチャー』への意気込みを語ってくれている。さらに、現在発売中の月刊『デ☆ビュー』11月号でも、読者からの質問に答える『お悩み相室』コーナーにて、ゲスト先生として登場。
『マクロス ザ・ミュージカルチャー』は10月8日(月・祝)まで東京ドームシティホールにて(公式サイトhttp://www.macross-musicalture.com/)