ニュース
2026/03/09 08:31
町田慎吾・秋山純・米花剛史が、佐野瑞樹 脚本・演出舞台で十数年振りに集結「久々の共演だけど、久しぶりじゃない感覚で一緒にやれていることが嬉しい」開幕直前インタビュー
町田慎吾・秋山純・米花剛史が、佐野瑞樹による脚本・演出の舞台『そう来ないでよ、クライシス』で十数年振りに集結。かつて青春時代を共にした彼らが、長年の月日を経て再び舞台で共演するということで、チケット完売日も続出するなど反響を呼んでいる。今回、3月11日(水)からの開幕を目前に控えた町田・秋山・米花・佐野の4名に、久々の共演となる本作への想いや本番への意気込み、役どころについて、さらには、企画立ち上げの経緯や秋山の電撃復帰の秘話などを聞いた。
【町田慎吾×秋山純×米花剛史×佐野瑞樹インタビュー】
――まずは今回の企画が立ち上がった経緯から教えてください。
【町田慎吾】「佐野くんがやられていた『演劇集団イヌッコロ』の舞台を見に行かせていただいた際、終演後にみなさんと一緒にご飯に行く機会があって。イヌッコロが活動休止となる最後の作品だったのですが、僕はイヌッコロに出させていただいたこともありましたし、劇団員のみなさんもすごく大好きで、もう一回みなさんとやりたかったという想いがあったので、佐野くんに『僕が主催で舞台をやるってなったら、イヌッコロのメンバーの人たちと一緒にやってもいいですか?』って、お聞きしたんです。そうしたら、佐野くんが『いいよ』と言ってくださって、『ただ、イヌッコロは活動休止したばかりだから、このメンバーでやるのであれば、僕は脚本とかそういう形で関わる感じだったらOK』みたいな感じでお話をさせていただいて。いつか何かできたらいいなと思いながら過ごしていたんです。そんな中で、僕がフリーになって10周年を迎えたアニバーサリーのイベントがあり、そのイベントにアッキー(秋山)とヨネ(米花)にゲストで出ていただいたんです。そのイベント内でお芝居をするパートがあって、アッキーにも芝居をやってもらったのですが、その時のアッキーの芝居がすごく素敵で。アッキーに聞いてみたら『お芝居やりたい』と言っていたので…」
【秋山純】「言っちゃっていたね」
【町田慎吾】「アッキーがこの仕事を辞めてからそういう話は一度もしたことなかったので、きっとそういう想いはあるよなと思いましたし、『もし、僕が舞台を主催したら出てくれる可能性はある?』って聞いたら、アッキーが『会社に聞いてみる』って言ってくれたんですよね」
――秋山さんは芸能の仕事を引退されて、今は会社員なんですよね?
【秋山純】「そうなんです。そのあとにまず会社の人事部長に話をしたのですが、そうしたら『それはすごいですね。ぜひ!』みたいな感じで好感触だったんですよね。とはいえ、執行役員や常務、社長にも話を通さないといけないので、そのプロセスですごく緊張しました。“どうなるんだろうな”って不安だったんですけど、ある日突然会議室に呼ばれて、社長に事の流れを説明したら、『それはすごいね。会社としてもぜひ応援したい』と言ってくださって。人事部が用意してくれた兼業許可申請書みたいなものにいろいろと書いて申請したら承認をいただけて。その申請書を町田くんに提出して、『無事に許可取れました!』って報告しました」
【町田慎吾】「僕と佐野くんのスケジュール的に、実現できるとしたら3月のこの時期だったので、ヨネにも『アッキーがOKだった場合、ヨネはこの時期どうなの?』って聞いたら、『大丈夫』って言ってくれて。イヌッコロのメンバーのみなさんもスケジュールOKだったので、佐野くんに最終的に、『イヌッコロのこのメンバーと、秋山・米花・町田が合体してやろうと思うんですけど、どうですか?』って言ったら、佐野くんも『面白いね、やろう!』って言ってくれて、企画が立ち上がったという経緯です」
――米花さんはこの企画の話を聞いたとき、どんな心境でしたか?
【米花剛史】「町田さんから電話をもらって、『こういう企画があって、アッキーには会社に確認とってもらっているから。もしそれがOKだったらやりたいんだけど、どう?』って言われて、僕も本当にたまたま3月のこの時期だけ空いていたんです。なので、声をかけてもらえたことも嬉しかったし、『アッキーが大丈夫ならぜひやりたい』っていう話をしました」
――町田さんと米花さんは舞台『伊賀の花嫁 その三「ズルい女」編』(2019年)以来の共演ですね。
【米花剛史】「『伊賀の花嫁』のときにも町田さんから電話もらって、『一緒にやらない?』と言ってもらえて共演することになったんです。なので、なんか懐かしいなという想いもありつつ、しかもアッキーが出るっていうのが僕の中では一番の衝撃で。“アッキー、今はサラリーマンだよな。大丈夫なのかな?”と。アッキーが今どんな仕事をしているのかあまり知らなかったですしね。そのあとに、『アッキーがOKになったから』って連絡もらったときは、“マジか、すげーな”ってびっくりしました。しかも脚本・演出が佐野くんっていうことで、もちろん面識はありましたが、一度も一緒に仕事したことがなかったので、それがすごく楽しみで。どんな脚本で、どんな演出なんだろうという楽しみもありましたし、劇団☆新感線の作品以外で、ここまでがっつりセリフのあるお芝居をするのも久々だったので、いろんなことを含めて楽しみだなっていう感情でした」
■「これは1回きりじゃなくて、続けていけたらいいなと思っている」
――演目に関しては、イヌッコロなどでやっていた作品をやるという手段もあったかと思いますが、今回、書き下ろし完全新作となりますよね。
【佐野瑞樹】「いやー、最初は本当に嫌でしたよ(笑)。それは話が違うだろうと」
【町田慎吾】「最初は断られました(笑)。でも、佐野くんに『“佐野と町田と仲間たち”という団体名も考えたんですけど、これは1回きりじゃなくて、続けていけたらいいなと思っているんです。そのためには、佐野くんの脚本、しかも新作が必要なんです!』っていうことをお話させていただきまして」
――熱い説得があったと。
【町田慎吾】「『こんなことやったらおもしろくないですか?』『こんな感じの展開どうですかね?』といろいろ話をしていく中で、佐野くんが『なんか書けそうな気がしてきた』って言ってくださって。新作を書いていただくことになりました」
【佐野瑞樹】「まんまと乗せられましたね。なので、今本当に大変なんです。(取材日時点で)稽古は始まっていますけど、まだ本が完成してないですから」
――先日まで佐野さんご自身がプロデュースされているsitcomLabの公演をやられていましたしね。企画が立ち上がった段階で、どんなジャンルの作品をやりたいというような構想はあったのでしょうか?
【佐野瑞樹】「構想みたいなものはなく、単純に決まっていたのは、出演者が僕らを含め男8人ということだけで。僕が得意とするシチュエーションコメディに、プラスアルファとしてアクションやパルクールを入れたいという方向性だけあった感じです」
【町田慎吾】「今回、パルクールやアクションに精通しているHAYATEさんにも出演いただくということで、このメンバーだからこそできる化学反応みたいなことができたらいいなと思っていて。イヌッコロの皆さんも動ける人たちですし、ヨネも僕もそこそこ動けるし…」
【秋山純】「僕はただの会社員だから! なので、稽古でみなさんについていくのに必死なんです」
【佐野瑞樹】「今回は男8人だけの舞台ということで、ハードボイルド系だったらアクションやパルクールも入れやすいかなと思って、ダークな裏社会の人間模様を描いた作品になりました。とはいえ、作品自体は完全なるコメディです」
【町田慎吾】「今回の作品、すごく面白いんです!(やや棒読み)」
【佐野瑞樹】「なんかさ、気持ちが入ってないんだよな」
【米花剛史】「これでめちゃくちゃ気持ち入っているんですよ。町田さんの本心です!(笑)。本当に面白いですから」
――どのようなところに、この作品の面白さを感じていますか?
【秋山純】「ワンシチュエーションコメディのなかに、いろんな勘違いが連鎖していく面白さがあったり、いろんな仕掛けがあったりして、それがどんどんつながって物語が展開していく、そのストーリーの作り方がすごく面白くて、佐野くん流石だなって思います」
【町田慎吾】「飽きさせない仕掛けがたくさんあって、常に波がある感じでずっと楽しめる作品だと思います」
【米花剛史】「タイトルにある通り、本当に“そう、来ないでよ”っていう展開がたくさんあって、脚本読んだだけでも面白い。稽古と同時進行で脚本を作りながらやっているので、稽古場で初めて読むところをいきなり立ち稽古でやったりするんですけど、自分のセリフのところでも、“えっ、そうくるんだ!?”って思いながら読んだりしています。たぶん、お客さんも見ていてそう思う部分がいっぱいあるんじゃないかなと。あと、今回僕が最初に『アクションやりたい』って言ったんですけど、そのおかげで一人苦しんでいるやつがいて…」
【秋山純】「お前が言ったのか!」
【米花剛史】「アクションやりたいとは言ったけど、役に関しては脚本にそう書いてあったからね。僕のせいではない(笑)」
【佐野瑞樹】「今日の稽古を見ていても、秋山の役があまりにもアクションが多すぎて大変そうだったから、米花くんに『今から役を交代したら?』って言ったら、即効で『いや、いいです』って拒否してたからね」
【秋山純】「なんでだよ!」
【米花剛史】「アッキーは身長もあるし、手足長いし、様になるんですよね。なので、頑張って運動量を戻してもらえたらと」
【秋山純】「僕は平日、普通に会社の仕事があるので、稽古時間がみなさんよりも短いんです。なので、本当に大変なんですよ。佐野くんも仕事があって大変だろうからと、『出番は少なめで。でもその代わりにおいしい役にするから』って言ってくれたんです。なのに、出来上がった脚本見たら、アクションしている役だったんです」
【佐野瑞樹】「出てくるたびに、ナイフアクションやガンアクション、素手、ありとあらゆるアクションやってるからな(笑)」
■「秋山のリアクションの面白さも見どころの一つ」
――役のお話も出てきたところで、みなさんの役どころも教えてください。
【秋山純】「僕は伝説の殺し屋の役です。プロの殺し屋として生きていて、自分が死ぬことも覚悟しているし、相手が死ぬこともなんとも思わない。“それが自分の仕事だ”と思って生きている人間です」
――“伝説の殺し屋”という役柄だからこそ、アクションが見どころのキャラクターというわけですね。
【秋山純】「いや、それはあまり言わないでください(苦笑)」
【佐野瑞樹】「こういうステージの面白いところは、そういう一番強い人間が崩されていくというところなんですよね。伝説の殺し屋としてのカッコ良さはあるけど、でも自分のペースで物事が運べないジレンマを抱える役なので。そこの秋山のリアクションの面白さも見どころの一つです」
【町田慎吾】「僕は極道の中堅ポジションの役柄です。でも、ずっとワタワタしているようなキャラクターです」
【佐野瑞樹】「いわゆる、巻き込まれて大変な思いをする主人公です」
【秋山純】「極道なんだけど、すごく可愛らしいというか、見ていて『頑張って!』って応援したくなる役だなって思います」
【町田慎吾】「ありがとうございます。がんばります(笑)」
【米花剛史】「人のことを見れる余裕があるんだね、秋山さんには」
【秋山純】「ないない!今必死に考えて出た言葉だから」
【町田慎吾】「ぜひ、アドバイスいただけたら…」
【秋山純】「いや、なんもないでしょ。自分でいっぱいいっぱいだから、本当に。で、ヨネの役は?」
【米花剛史】「僕は町田さんと敵対する極道の人間です。ヤクザというよりは、どちらかというとチンピラっぽくてチャラチャラしている感じで。喧嘩っ早くてすぐに手が出ちゃうような、一番ヤンチャな役です。43歳ですけど、このカンパニーでは一番の若手なので」
【佐野瑞樹】「この前、ホントにビックリしたからね。最年少が43歳って嘘だろ!?と(笑)。僕は、極力自分の出番を減らしながら、どうやって一番笑いを取るかっていうのを考えた末の役柄です。フードデリバリーの配達員の役なのですが、みんなが積み上げたものを全部かっさらって笑いを取って、すぐに居なくなるっていう、ズルい役です」
――現時点では、まだどんな最後になるのかわからない状況ですが、どんな結末を迎えるのか、楽しみですね。
【佐野瑞樹】「あと15ページくらいはあるかな。ラストに関してはなんとなくのイメージはあるけど、間違いないのは、クライマックスにかけて、秋山のアクションが一番激しくなる」
【町田慎吾】「“秋山 vs 全員”になります」
【秋山純】「ホント、本番間に合わなくなりますよ?(笑)」
【米花剛史】「そこは本気で頑張ってもらうしかないから」
――十数年の時を経て共演するみなさん。この作品の発表があった際、SNSなどでも反響があったかと思いますが、ファンのみなさんの反応はどのように感じましたか?
【佐野瑞樹】「“懐かしい”とか、“あのころが蘇る”とか、ファンの皆さんが盛り上がってくださっているのをみて、僕は単純に嬉しかったです。なかなか稀有なメンバーなのでね。“普段は行けないけど、この作品だけは観に行きたい”って言ってくれている人たちもたくさんいましたから」
【町田慎吾】「ただ、応援してくださる皆さんの記憶の中には、めちゃくちゃ動けている当時の僕らがいるんですよね」
【米花剛史】「それが怖いよね」
【町田慎吾】「ヨネもアクロバットがすごく得意っていうイメージがあると思うんですけど、全盛期と比べるとね…」
【米花剛史】「それはそう。ただ、アクションやりたいって自分から言ったので、そこは頑張りますよ。怪我しない程度に。ファンの方のなかには、“行きたいけど今回のタイミングは難しい”とか、“大阪とか地方でもやってほしい”っていう声もあったりするので、また次の機会があったらいいなと」
【佐野瑞樹】「だからこそ、今回絶対に成功させないといけないんです」
【米花剛史】「初回となる今回が本当に大事なんです。そこは秋山さんにかかっていますから」
【秋山純】「本当に言わないでください。みなさんはすごくポジティブなことを感じたんですね。僕は仕事の合間にSNSのコメントとかを見たんですけど、読めば読むほど手汗と脇汗が止まらなくなって、それを見たあとの仕事は全く集中できなかったです。こんなに反響があるのかと。嬉しいというのももちろんありましたけど、プレッシャーなのか、言葉では表せない感情でした。とにかく体中が震えるっていう(笑)」
【米花剛史】「武者震いだよ」
【秋山純】「とにかく僕はドキドキが止まらなかったです。ここまで反響があるなんて想像もしていなかったので、半端ないです。なのに、この2人(町田・米花)が、『あの秋山が復活です!』みたいなことを言うから、“頼む、もう言わないでくれ!”って感じです」
■「不思議なんですけど、あのころに戻った感覚になっているのかなと」
――1公演だけ、「秋山純を愛でる会」というスペシャルイベントもありますよね。
【町田慎吾】「そうなんです。全8公演中、1公演だけイベント回があるんです」
【秋山純】「『秋山純を愛でる会』というタイトルを聞かされているだけで、まだ何をやるかは知らないんです。だから本当に怖いんです」
【町田慎吾】「本当に大丈夫だから」
【秋山純】「これが一番怖いんですよ」
【町田慎吾】「アッキーには、この“大丈夫”が、“お前をハメてやる!”っていうふうに聞こえるの? 俺、ハメたことないぞ」
【秋山純】「いや、ハメたことしかない! だから怖いんだよ」
【佐野瑞樹】「めちゃくちゃ盛り上がるイベント回になると思います」
――みなさんのお話を聞いていると、息ピッタリで十数年ぶりの共演という感じはしないですが、稽古をしてみて、久々のお芝居での共演というのはどんな感覚ですか?
【佐野瑞樹】「僕は米花くんとは初共演なのですが、町田とは何度も共演していて、最近も一緒に舞台を作っていたからあれですけど、秋山が本当に久しぶりで。稽古していて、“秋山って、こんなに芝居に対して真面目だったっけ?”ってなりました」
【秋山純】「真面目ですよ!」
【佐野瑞樹】「いや、嘘だよ! いつもなんかヘラヘラ笑っているイメージだった」
【秋山純】「……ごめんなさい(笑)。佐野くんと共演した当時はそうだったかもしれない」
【佐野瑞樹】「当時、僕が22歳とかだったので30年くらい前の話ですけど、当時の僕らは本当にひどかった。芝居のことをまったくわかってなくて、“舞台なんて楽しもうぜ!”っていう感じだったからね」
【秋山純】「佐野くんなんて、ストーリーに関係なく、いかに崩すかっていうことばっかりやっていたというか。僕が真剣な芝居をしている後ろでお客さんにバレないようにカンチョーしてきたり…」
【佐野瑞樹】「あれから大反省して、芝居に真剣に向き合って、頑張ってやってきて、“舞台の錬金術師”って名乗るくらいになってきたんだよ」
【秋山純】「僕は本当に久しぶりの舞台なのですが、稽古場にいても意外と自然でいることができていて、自分でもびっくりしています。久々なのに、久々じゃないような感覚でやっています。佐野くんに演出つけてもらうのも初めてですが、何の抵抗もなく、自然とやれているし、町田くんや米花とお芝居したときも、普通にやっているっていう。不思議なんですけど、あのころに戻った感覚になっているのかなと思っています」
【佐野瑞樹】「町田は今一緒にやっていてどんなふうに感じてるの? 秋山のこと」
【町田慎吾】「特に何も感じてないです」
【秋山純】「感じてないのかよ!(笑)」
【町田慎吾】「でも、やっぱりアッキーは真面目だなって思います。昨日も稽古の合間に廊下に出たら、アッキーが稽古場の前でヘッドセットつけて、ずっとブツブツ言いながら練習していて」
【秋山純】「本当にセリフが覚えられなくて、みんなのセリフを読んで録音した音声を聞きながら、お芝居やアクションの練習をしているんです」
【町田慎吾】「ロングコート着て、黙々とそれやってるから、めちゃくちゃ怖いんですよ」
【米花剛史】「この前、僕がちょっと遅い入りだったんですけど、稽古場の外になんか変なやついるなって思っていたら、アッキーだったんですよ。道端でそれやってました」
【佐野瑞樹】「道路はやめろって!」
【秋山純】「コンビニ行くついでとかでついやっちゃうんですよ。ちょっとでも時間があったら、練習しないと本当にヤバいので」
【米花剛史】「その真面目さは昔から変わらない。休憩に入っても休憩しながらやってたよね。こうやって稽古入って一緒にやっていると、自然にあのころの感じが蘇ってくるというか、久々だなっていう感覚はあまりないかもしれないです」
【秋山純】「僕からしたら米花も当時、一緒にお芝居やっていたころと変わらない。稽古を見ていると、あのころの米花が成長して今ここにいるみたいな感じです」
【米花剛史】「なんか、ありがとうございます(笑)」
■「すごく大好きな人たちと一緒にできることが本当に幸せだなと」
――では最後に、公演を楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします。
【佐野瑞樹】「僕はシチュエーションコメディを得意としていて、それが自分の演劇だと思っています。今回はそれに加えて、パルクールやアクションなどもたくさん盛り込まれていて、活劇っぽい要素もあり、今までにない変則的なワンシチュエーションコメディとなっています。なので、これまで僕のワンシチュエーションコメディを観てきた方々からすると新鮮な感覚になるんじゃないかなと思います。ぜひ、楽しみにしてもらえたら嬉しいです」
【秋山純】「僕自身、佐野くんのワンシチュエーションコメディが大好きで、家族で舞台を見に行かせてもらったりもしていたんです。その佐野くんの脚本・演出作品に出られるというのは、正直、夢みたいです。町田くんと米花も久々の共演だけど、久しぶりじゃない感覚で一緒にやれていることも嬉しいですし、こんな機会ってなかなかないことですし、これからもどれだけできるかわからないので、全身全霊、この作品に込めたいと思います。ぜひ楽しんでください」
【米花剛史】「今回、いろんな融合があって、僕らや佐野くんのファンの方々はもちろん、イヌッコロの作品を見ていた人たちやHAYATEさんのファン、いろんな方面からお客さんが見に来てくださるんじゃないかなと思っていて。そういう意味では、初めて僕のことを見る人もいるだろうし、そういう部分も楽しみです。この作品でまた新たな一面を出せるんじゃないかなとも思っているので、楽しんでもらえたらなと思います」
【町田慎吾】「一番には、すごく大好きな人たちと一緒にできることが本当に幸せだなと感じていて。でも、これが“楽しいなぁ”で終わるのではなく、きちんと作品としてお客様に楽しんでもらいたいという想いで作品を作っています。アッキーの会社の人たちが観たときに、『秋山くんは素晴らしいことをしているね』って思ってもらえたら嬉しいですし、今後も続けていけたらと思っているので。だからこそ、“佐野と町田の仲間たち”という団体名にしたんです。佐野くんの得意とするシチュエーションコメディに、アクション・パルクールのHAYATEさん、音楽で後藤泰観くんに加わってもらい、照明も僕が大好きなスタッフさんに入っていただいて、よりエンタメ色が強くなったシチュエーションコメディをお届けできるんじゃないかなと。見たことのない新しい化学反応が起きるんじゃないかなと思っているので、そこを楽しみにしていただけたら嬉しいです」
◆公演概要◆
『そう来ないでよ、クライシス』
公演期間:2026年3月11日 (水) 〜 2026年3月16日 (月)
会場:シアター・アルファ東京
■出演者
町田慎吾 秋山純 米花剛史 HAYATE 小野友広 長谷川哲朗 牧田雄一 / 佐野瑞樹
■スタッフ
脚本・演出:佐野瑞樹 音楽:後藤泰観 企画・制作 佐野と町田と仲間たち















