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2025/11/26 18:49
仮面ライダー愛&ライブ配信で培ったコミュ力で虜にした福岡出身の20歳・福永顕司さん、『第38回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』審査員特別賞受賞
数多くの俳優を発掘している男性スターの登竜門的オーディション『第38回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』の最終選考会が23日、都内で行われ、福岡県出身の大学2年生・20歳の福永顕司(ふくなが・けんじ)さんが審査員特別賞を受賞した。
2年前から趣味でライブ配信を始め、特撮作品への憧れも抱いていた中、夢を追いかけるなら今だという思いで、自ら応募したという福永さん。コンテストやオーディションに挑戦するのは今回が初めてという中、最終選考会ではトップバッターを務めあげた。自由パフォーマンス審査では、自身が大好きだという『仮面ライダーゼロワン』の主人公・飛電或人の衣装をイメージした服装に変身ベルトを装着して登場。そして、同作品のテーマソング「REAL×EYEZ」のドラムパフォーマンスに挑戦。パフォーマンス前に「トップバッターを任されたので精一杯頑張ります!盛り上がっていきましょう!」と元気いっぱいアピールし、笑顔で会場をパッと明るくさせていた。
ドラム未経験の中、この日のために約1ヵ月間猛特訓したそうで、パフォーマンスを終えた福永さんは、「トップバッターで緊張しましたが、楽しむことを心がけて全力でやりました」と安堵の表情を浮かべると、MCの見取り図は「笑顔でやってたもんね。リズム刻みながら歌うって本当に難しいのに、すごい!ナイスパフォーマンスでした!」と称賛。さらに、変身ベルトを装着して登場したということで、見取り図から「変身できるの?」と振られると、「できます!」と即答し、効果音などもすべてセルフでアフレコしつつ、変身ポーズを即興で披露する一幕も。
そんな福永さんに対し、『JUNON』編集長でもあり同コンテストの審査員長を務める外崎浩(※崎=たつさき)氏は「トップバッターを笑顔でやりきるその度胸と、好きな仮面ライダーのベルトを持参し、即興で変身をやりきるというのが本当にすごいなと思いました」と評価。さらに審査員の池田友紀子氏(東京ガールズコレクション実行委員会 チーフプロデューサー)も「ステージに出てきたときにすごく華やかで、『仮面ライダー』になったときのイメージがすごく浮かぶような出で立ちで、今後が楽しみな存在だなと思いました」と福永さんのパフォーマンスへの感想を述べた。
また、井桁を相手に行った第2次審査【告白パフォーマンス】では、高校を卒業して1週間、2日連続たまたま会って、運命感じて、勇気を出しての告白とうシチュエーションの告白パフォーマンスに挑戦。以前、仲良しメンバーとよく遊んでいた公園のベンチで、その中の男友達2人が当時、井桁のことが好きだったという事実を明かしつつ、「実は自分も井桁ちゃんのことめっちゃ好きで、ちょっとその時には言えなかったから、今勇気を出して言うけど、今でも俺は井桁ちゃんが好きやけん。俺と付き合ってくれん?」と方言を交えて、数年越しの愛の告白を披露。
難航したという今回のコンテスト選考。この日のパフォーマンスを踏まえて、急遽「審査員特別賞」が設けられることとなり、福永さんと北村桃李さんの2名が審査員特別賞を受賞。名前を呼ばれた福永さんは驚きの表情を見せつつ、「このような選考会で賞をいただけるとは思っていなかったので、すごく嬉しいです」と受賞の喜びをコメント。プレゼンターとして登場した第34代のグランプリ・齋藤璃佑は、「このコンテストのためにたくさん頑張ってこられたと思いますが、こういう努力はきっとこの先も報われると思うので、これからも頑張ってください」とエールを送った。
同コンテストは、「あなたの隣のすてきな男の子、推薦してください」をキャッチフレーズに、1988年にスタートして以降、武田真治、原田龍二、袴田吉彦、伊藤英明、小池徹平、溝端淳平、三浦翔平、菅田将暉、綱啓永、山下幸輝など、毎年新たな逸材を発掘し続けている、メンズオーディションの草分け的存在。
応募資格は、芸能事務所に所属していない12歳〜22歳の男子で、フレッシュなスターの原石を求めて、昨年11月より募集を開始。第1次審査(書類選考)を通過した約1000人が「BEST1000」として「第2次審査」に進出。全国6都市で行われた地方予選および第2次審査を経て通過した150名の候補者を「BEST150」として選出。その後、第3次審査として【1】月刊誌『JUNON』、【2】JUNON公式アプリ『JUNON TV』、【3】ライブ配信サービス『SHOWROOM』での人気投票選考が実施され、「BEST150」→「BEST75」→「BEST30」→「BEST20」→「BEST10」と、サバイバル方式で候補者を選抜。およそ半年にわたる戦いを勝ち抜いた「BEST10」に選ばれた候補者に加え、敗者復活戦を勝ち抜いた5人を加えた15人が、ファイナリストとして最終選考会へと駒を進めた(内1名は体調不良で欠席)。
この日の最終選考会で、ファイナリストたちが第1次審査【自由パフォーマンス】と第2次審査【告白パフォーマンス】に臨み、グランプリ、準グランプリ等の各賞受賞者が決定した。
なお、来年行われる『第39回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』の募集も受付が開始されている。
【第38回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト 各賞受賞者】
■グランプリ:大野礼音(おおの・れおん)さん
2007年11月8日生まれ/東京都出身/東京都在住/18歳/高校3年生/175cm/56kg
■準グランプリ:加藤翔(かとう・しょう)さん
2009年11月21日生まれ/神奈川県出身/神奈川県在住/16歳/高校1年生/173cm/55kg
■フォトジェニック賞:丹野叡(たんの・さとい)さん
2005年2月22日生まれ/北海道出身/東京都在住/20歳/その他/180cm/67kg
■審査員特別賞:福永顕司(ふくなが・けんじ)さん
2005年11月3日生まれ/福岡県出身/福岡県在住/20歳/大学2年生/178cm/53kg
■審査員特別賞:北村桃李(きたむら・とうり)さん
2013年2月21日生まれ/静岡県出身/静岡県在住/12歳/中学1年生/155cm/37kg


















