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2025/09/22 16:24
つんく♂総指揮、“青春”がテーマの映画祭『TOKYO青春映画祭2025』5度目の開催「10周年を目指して頑張らなきゃな〜っ」
総合エンタメプロデューサー・つんく♂が総指揮を担当する、“青春”をテーマとした映画祭『TOKYO青春映画祭2025』が9月20日・21日、東京・原宿ベルエポックホールにて開催。最終日の21に行われた表彰式にて、グランプリは芳井勇気監督の『空は澄む』に送られた。
監督に代わってトロフィーを受け取った脚本の三浦美佳氏は「ただただ感無量です、本当にありがとうございます。吉井監督をはじめ、演じてくださった出演者の方々と、本当に素晴らしいスタッフに恵まれました」と、喜びと感謝を述べる。
秋の北海道で撮影された一編。つんく♂も「北海道の秋ですね」と美しい映像を称えつつ。「“友情”や“才能”の話ではあるんですが、結局は人間の“嫉妬”として、年代・性別関係なく、人生の大きな壁をテーマにした作品だったなと思います」と評し、「役者さんの空気感も素晴らしく、演技・脚本・画のトライアングルにおいて、何かが突出しているわけでなく、全てのバランスがとても良かったことが青春をアピールした一番のポイントだと思います」と賞賛した。
今年5回目を迎えた青春映画祭。つんく♂は「5年を経て、素敵な作品と出会え、スタッフさんもボランティアさんも役者陣も制作陣もどんどん温まってきてて、本気でこの『東京青春映画祭』から日本を代表する作品が生まれそうな予感がしてきました」と手応えを語り、「ということは10周年を目指して頑張らなきゃなーって、今、心がワクワクしております。素晴らしい映画祭はお金がかかるので、根気がどこまで持つか心配ですが、頑張りたいと思います」と今後への意気込みを語った。
●『TOKYO青春映画祭2025』受賞結果
■作品部門
グランプリ/『空は澄む』(監督:芳井勇気)
準グランプリ/『ピーク』(監督:岡田奈津美)
審査員特別賞/『ひとくちめ』(監督:石原周)
最優秀音楽賞/
『謝りたくて』(監督:加瀬百)
『毒と音楽』(監督:節田朋一郎)
最優秀青春賞/劉佳音(『ひとくちめ』)
■ショートショート&個人部門
最優秀女優賞/劉佳音(『ひとくちめ』)
最優秀男優賞/小川丈瑠(『ゆいとゆいと』)
アイドル賞/西玲名(『ピーク』)
最優秀助演賞/大久保藍(『延岡ホンダナユニバース』)
最優秀監督賞/木田祐揮監督(『エンドラン』)
最優秀シナリオ賞/『ソーダとコーラ』(監督:和田昌俊)
ショートショートグランプリ/『二文字』(監督:黒須春佳)