日本一の大学生を決定するコンテスト『ミス・ユニバーシティ2025』日本大会が16日に開催されるにあたり、同大会に出場するセミファイナリストのインタビューを掲載。

■ミス・ユニバーシティ2025兵庫代表／和根崎 颯美さん（わねざき・はやみ　※崎はたつさき）

所属：関西学院大学総合政策学部都市政策学科
生年月日：2005/03/04　20歳
出身地：大阪府
身長：158cm
趣味：タップダンス、フラダンス、映画鑑賞、人間観察
特技：間違えさがし

――セミファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか？

現実とは思えないほど驚きと嬉しさで胸がいっぱいになりながらも、日本大会へ向けて兵庫代表として自分にできることは何か、そして自分のスキルや社会的な思考をどう磨いていくべきかを考えるようになりました。

――あなたを一言で表すと、どんな人でしょうか？（理由もあわせて）

自分を一言で表すなら、「好奇心旺盛な表現好き」。やってみたいことはとことん試して、歌やダンス、演技で思い切り表現するのが大好きです。また、人のちょっとした仕草や話し方の特徴に気づく事も楽しみのひとつです！

――小さい頃のあなたはどんな子でしたか？

小さい頃の私は、大阪で生まれ、仙台や東京、兵庫とあちこち引っ越し。ダンスレッスンに通っていたのが、今の表現好きの原点かも。好奇心旺盛で、気になる場所にすぐ行っちゃってよく迷子に…文房具、特に鉛筆キャップや消しゴムに夢中になっていました（笑）

――あなたのチャームポイントを教えてください

笑顔と声です！「いつも笑っているから楽しそうで、一緒にいると元気になるね！」と言っていただくことが多く、声についても「聞き取りやすくて落ち着くから安心する」とよく褒めてもらえます。

――今までの学生生活で一番頑張ったことを教えてください

学生生活でいちばん頑張ったことは、大学受験に向けて学業に打ち込んだことです。
当時の私は、女優を志す中で進路に迷い、芸能事務所を退所し、高校も芸能コースから通信制に編入しました。
環境が大きく変わる不安の中で、浪人生のクラスに混じり、朝から晩まで塾にこもる日々を過ごしました。志望校に届かないのではという焦りから、机に向かいながら涙がこぼれることもありましたが、それでも諦めず努力を続けました。
苦しかった分、乗り越えられたことは大きな自信につながり、「困難に直面しても粘り強く努力を続けられる自分」を実感することができました。この経験は、これからの大学生活でも挑戦を恐れず前に進む力になると考えています。

――憧れている（目標にしている）人物を教えてください

憧れている人は、「この人！」っていう具体的な人物を見つけることはまだ出来ていません。しかし、自分の考えをきちんと整理してわかりやすく伝えられる人や、自分の軸をしっかり持っている人って素敵だなと思います。さらに、物事をいろんな角度から見て、言葉やアイデアにできるようなクリエイティブな人に憧れます。

――世界や日本で起きている問題の中で、特に関心のあることは何ですか？

街中でホームレスの方を見かけることがありますが、その場で声をかける勇気がなく、ただ通り過ぎてしまいます。しかし、彼らが路上にいるのは本人のせいだけでなく、家庭環境や社会の仕組みが影響していると知ったことが、考えさせられるきっかけになりました。
日本だけでなく世界にも同じような現状があり、貧困や情報格差は大きな課題だと思います。

――あなたが「ミスユニバーシティ」になったら、どんなことに挑戦したいですか？

私にできるのは、まず現状を知り、考え続けることだと思っています。そしてミスユニバーシティとして、SNSやイベントを通して発信するだけでなく、演劇や映像作品を通して人々に伝えることにも挑戦したいです。困難に直面する人たちのリアルな声や想いを届けることで、多くの人に社会課題への関心を持ってもらい、小さな支援の輪を広げたいと考えています。

――将来の夢や今後の目標について教えてください

私は、自分の経験を活かして、挑戦する人を応援できる存在になりたいと考えています。
大学受験を通して、苦しくても努力を続けることの大切さを学びました。同じように夢や目標に挑む人たちに寄り添い、一歩を踏み出す勇気を届けられる活動をしていきたいです。
また、表現者として、これから起きるさまざまな経験も、人生の一部だと受け止め、前向きに発信していける人を目指します！

――ミスユニバーシティ日本大会へ向けての意気込みをお聞かせください

同じ志や目標を持つ皆さんと切磋琢磨しながら、たくさんの刺激を受け、真の美しさや自分らしさとは何かを自分なりに考えていきたいです。そして、応援してくださる方々に恩返しができるよう、全力で挑みます！