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2024/11/07 19:25
俳優・戸塚純貴の写真を元に、作家・くどうれいんが物語を書き下ろす コラボ書籍『登場人物未満』表紙解禁
連続テレビ小説『虎に翼』の轟太一役で注目を集め、ドラマ&映画『【推しの子】』にGOA役で出演するなど活躍の幅を広げる俳優・戸塚純貴。そして、小説やエッセイ、短歌などで幅広く活躍し、『コーヒーにミルクを入れるような愛』『日記の練習』など、自著の重版が続く注目の作家・くどうれいん。新進気鋭の2人がタッグを組んだ書籍『登場人物未満』が、2025年1月29日(水) にKADOKAWAより刊行されることが決定。その表紙が解禁された。表紙の撮影は写真家の小見山峻。たくさんの椅子が並んだセットの中で座る戸塚と、椅子と光によって描かれた美しい影が印象的な1枚となっている。
このコラボ企画は、本とコミックの娯楽誌『ダ・ヴィンチ』で2023年から約1年連載されたもの。各所で撮影された戸塚の写真を元に、くどうがショートストーリーを執筆。結婚を前提に付き合っていた彼女と別れたばかりの「よっくん」や、不思議なオーラをまとう会社の同僚と付かず離れずの交友関係を築く「八木」など、様々な登場人物たちの目線から、“写真の中の戸塚純貴”の物語が描かれる。書籍化にあたり、これまで誌面に掲載された15編に加え、小見山峻よるアーティスティックな世界観の中で撮影された戸塚の撮り下ろし写真、そして、くどうによる書き下ろしエッセイ「戸塚さんを捕まえる」を収録。戸塚の多面的な表情とくどうの物語を紡ぐ発想力を存分に堪能できる一冊だ。
また、Amazon.co.jp限定で、戸塚純貴撮りおろしビジュアル&くどうれいんメッセージ入りポストカードの特典もあり。その他、全国の書店、ネット書店で現在予約を受付中。
■『登場人物未満』
定価:1,870円/本体1,700円+税
体裁:四六判並製 単行本 総160頁
発行:株式会社KADOKAWA)
■戸塚純貴 コメント
まさか、書籍化するとは、夢にも思っていませんでした。同郷という繋がりから生まれたこの連載企画では、小さな日常が紡がれて大きな人生になりました。役のようで役ではない、存在しているようで存在していない世界にくどうれいんさんが命を吹き込んでくれています。できれば手に取って見てほしい、欲を言えば買ってほしい、そして、飾って欲しい、さらに僕を好きになって欲しい。何卒。
戸塚純貴 (とづか・じゅんき)プロフィール
俳優。1992年7月22日生まれ、岩手県出身。2011年ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス2011』で俳優デビュー。連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)轟太一役で話題に。近年の出演は、ドラマ『だが、情熱はある』『青島くんはいじわる』、映画『赤羽骨子のボディガード』『スオミの話をしよう』ほか。
■くどうれいん コメント
同郷出身の戸塚純貴さんとご一緒でき大変うれしいです。毎月さまざまな表情やポーズをしてくださる戸塚さんに、どきどきしたり顔がほころんだりと贅沢な時間でした。今回はどんな登場人物にしようかと、時に戸塚さんからの「難題」に頭を抱えながらたのしく書かせていただきました。
くどうれいん プロフィール
作家。1994年生まれ。著書にエッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』『桃を煮るひと』『コーヒーにミルクを入れるような愛』などがある。初の中編小説『氷柱の声』で第165回芥川賞候補に。現在、講談社『群像』にてエッセイ「日日是目分量」ほか連載多数。