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2024/07/29 18:01
ダンスボーカルグループデビューが頓挫、新たに俳優の道に夢をかける檜崎美宇「今はお芝居にのめり込んでいます」
オーディションメディアのパイオニア「デビュー/Deview」が贈る、毎年恒例・業界最大規模のBIGチャンス『夏の特別オーディション2024』。デビューが厳選した147社の芸能プロダクションが一斉に新人募集を行う特集企画に合わせて、参加事務所がプッシュする所属者に、オーディション体験や、所属事務所について、今後の夢や目標についてインタビューを行った。ダンサーとしての活躍を目指すも挫折、その中で「俳優」という夢を見出し、俳優事務所に所属して新たな道を歩み始めた檜崎美宇。彼女に俳優を目指し始めた経緯、共に歩む事務所への想い、そして将来の夢や目標について聞いた。
【レイ・グローエンタテインメント所属/檜崎美宇(ひざき・みう)インタビュー】
――現在の事務所に所属する以前から芸能活動をしていらっしゃいましたが、最初に芸能の仕事をスタートしたきっかけはなんですか?
「バレエを3歳から習っていて、そこから派生してジャズダンスなどを学んできたので、舞台に立って表現することが好きだったんです。19歳の頃にダンスでプロデビューしようと思って、アーティストのバックダンサーのオーディションを受けたところ、審査員に音楽プロデューサーの方がいて、声を掛けていただいたんです。ダンスボーカルクループとしてデビューする話が進んでいたんですが、その話は白紙の状態になってしまって…。その後に移った事務所で、周りで芸能活動をされている方の活動を見て刺激を受けて、本格的に女優の道に進もうと思いました」
――ダンスという表現を続けてきたものの、お芝居の経験は初めてですよね。
「最初はとにかく難しいと感じました。音に合わせて踊るのは得意なんですが、自分でセリフを発しながら日常の動きをするとき“自分ってどうやって動いてたんだっけ”って考えてしまって。もう棒人間みたいになってしまいました。何もできなかったのが悔しくて、もっとちゃんとやりたいと思って、のめり込んでいった感じですね」
――そこで演技の仕事が出来る事務所を探そうとしたんですね。
「事務所を探しているタイミングで、デビューさんにプロフィールを登録していたら、スカウト機能を通じてレイ・グローエンタテインメントさんからスカウトしていただきました」
――俳優中心の事務所ですが、ここに所属した決め手はなんですか?
「面接の前は緊張していたんですが、説明も丁寧にしてくださって、雰囲気の温かさを感じました。面接をしてから一度考える時間をいただいたんですが、今までの活動のことから、今後どう進んでいきたいかということまで、親身に相談に乗っていただいて、サポートいただけそうだったので、ご一緒したいと思うようになりました」
――所属から約1年の間に多数の作品に出演を果たしていますね。
「オーディションの案件を沢山いただけたり、プロフィールを書類選考に送っていただいたりして、出演歴に書けるものが多くなったのは本当にありがたいなと思っています。。MBSのドラマシャワー『マイストロベリーフィルム』では、レギュラーの竹田眞由美という役をいただけたのが自分の中でも印象強く残っています」
――こちらのドラマの現場はいかがでしたか?
「高校生役なので、教室のシーンの撮影では、クラスメイト役の方々と何日も顔を合わせて打ち解けて、関係性を作れたことが新鮮で楽しかったです。メインの役の方とも触れ合う機会もあって、その刺激は大きかったです。自分ももっと頑張ろうというモチベーションになりました。今はそういう現場を数多く積み重ねている状況です」
――オーディションや現場に行く際の、事務所の方からのサポートで記憶にあることは?
「分からないことがあれば、いつでも質問できる体制でいていただけるのはありがたいです。最近、現場が大きな会場で、待ち合わせの場所がはっきり分からないときがあったんです。そんな時もマネージャーさんが先方との間に立って迅速に対応してくださって。事務所のサポートがあることの安心感は大きいです」
――こちらの会社は自社のレッスンも充実していると聞いています。
「所属の俳優の方々と一緒に演技レッスンを受けているんですが、自分の考え方も、お芝居の仕方も、台本の覚え方も変わったなと思います。自分の経験や感情を思い出して自分の言葉で台詞を発せられるようになって、急にお芝居が楽しくなりました。一人一人にフォーカスした上達の方法で濃いレッスンをしていただけるので、成長を感じます。現場でも慌てずに臨機応変に対応して、芝居できるようになったと思います」
――今後はどんな仕事をしてみたいと思いますか?
「やはり、ドラマや映画でセリフの多いメインの役を演じてみたいです。そして、いろんな方に女優として認識してもらうことが目標です。知り合いからもよく“見たよ”と言っていただけるんですが、そうやって人に伝わる仕事をしていることは、自分のモチベーションになっています」
――ダンス経験を活かしたお仕事はいかがですか?
「元々ダンスで大きくなりたいと思っていたので、ダンスを活かしてお芝居が出来る作品に携われたらすごく嬉しいですし、一つの目標ではあります。ダンス経験を活かした魅せ方があると思うので、今もテレビでアイドルさんやダンスボーカルの方を見て研究しています」
――先日24歳になったばかりですが、芸能活動のスタートは決して早いわけではないです。そうした年齢的な部分での不安はなかったですか?
「今でもずっと不安で、焦る気持ちは変わらないんですけど、今できることは、一日一日、目の前のことを頑張るしかない。先のことを考えるよりは今を頑張るという精神で頑張っています」
――ご自身で、他の女優には負けない、これが私の武器だと言えるものはありますか?
「相手を見つめた時の目が印象的だというのは褒めていただけます。黒目が大きくて、涙目に見えるぐらい目の水分量が多いので、常にうるんだ感じになっているんです。これを映像の撮影で強みに出来たらいいなと思っています」
――ちなみに、最近ハマっていることはありますか?
「女優の仕事を始めて、レイ・グローエンタテインメントに所属してから、ドラマ、映画、アニメを見る機会が増えて、趣味になっています。最近、韓国映画の『7番房の奇跡』を観て、声を上げて泣きました。冤罪で捕まって死刑を宣告される知的障害者のお父さんと娘さんの話なんですが、感情を思い切り出している俳優さんに刺激を受けました。自分もここまで感情をさらけ出して、それが観る人に伝わるような俳優になりたいと思いました」
――最後に、これから俳優になりたいと思っているデビューのユーザーに、自身の経験を踏まえてメッセージをいただけますか?
「この世界はいろんな理不尽があると思うし、私もいろいろと翻弄された側なのですが、結局はそこに抗っていくしかないんです。何か一つ辛い経験をしたら、それを乗り越えた先には、絶対に一つ成長した自分がいるんだということを楽しみにして、私も頑張っています。そうやって続けていくと、新しい出会いがあって、感謝を忘れなければ引き上げてくれる人とまた出会えます。そう思いながら、一緒に頑張りましょう」
【プロフィール】
檜崎美宇(ひざき・みう)●2000年7月8日生まれ、東京都出身。特技:ジャズダンス、クラシックバレエ(共に15年)、ソフトテニス、ヴァイオリン 趣味:音楽鑑賞、食べる事
■主な出演歴
NTV「消せない「私」-復讐の連鎖-」(2024年)
MBSドラマシャワー「マイストロベリーフィルム」(2024年)
レギュラー 竹田眞由美役
TX「牙狼〈GARO〉〜ハガネを繋ぐ者〜」(2024年)
TBS 日曜劇場「下剋上球児」(2024年)第8話星葉高校チア部
【CM】
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