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2024/07/25 12:01
つんく♂総監修「中2映画プロジェクト」をきっかけに俳優&アイドルとして活躍中の15歳・松里音杏、「大きな夢を追いかけて、目の前のことからコツコツと頑張っていきます!」と決意表明
『乃木坂46 6期生 夏組オーディション』や、『ワタナベ次世代オーディション2024』、アミューズ×賢プロダクション×キングレコード3社による『2024声優アーティスト育成プログラム・セレクション』など、注目オーディションが目白押しの今夏。オーディションサイト『デビュー』では、“オーディション”を経て芸能界デビューを果たした、先輩スターの【オーディションエピソード】を紹介。今回は、つんく♂が総監修を務める「中2映画プロジェクト」ヒロインオーディションに合格し、俳優として活動する一方で、「中2映画プロジェクト」アイドル部の選抜・新ユニット、ぽぷりす『NEW POPRETTY STYLE』メンバーとしても活動する15歳の松里音杏に、芸能界に憧れたきっかけやオーディションで心がけたこと、この仕事の魅力、さらには今後の夢などを聞いた。
【TNX所属/松里音杏(まつさと・おとあ)インタビュー】
――芸能界に憧れたきっかけは?
「小さな頃から、歌ったり踊ったり、人前に立つことが好きで、見よう見まねで練習してイベントで踊らせてもらったりしていました。活動を始めたきっかけは小学校で配られた『市民ミュージカル出演者募集』のチラシです。そしてオーディションに合格。やる気まんまんの私は、台本のセリフを最初から最後まで役も関係なく全て覚え、全力で稽古しました。初めてのミュージカルは、本当に楽しくて、心がとてもキラキラ輝いていました。そして、演技や表現の楽しさを知り、“私がしたいことはこれだ!楽しい!もっとしたい!これからも続けたい!”と思うようになりました」
――現在の所属事務所に所属した経緯を教えてください。
「その後、私はずっとミュージカルを続けていました。当時はプロの舞台俳優になりたいと思っており、積極的に舞台活動を行っていましたが、一方、テレビや映像演技など、新しいことへもチャレンジしていきたいと思っていました。そんなとき、手違いでその年のミュージカルに応募できず、参加できなくなってしまい、ひどく落ち込みました。そんな私を見て父が、『つんく♂ 中2映画プロジェクト』の応募ページを見つけてきてくれました。ちょうど挑戦してみたかったこともあり、受けることにしたら、合格をいただけました! それがきっかけでご縁があり、所属させていただくことになりました」
――応募書類では、特にどんなことをアピールしましたか?
「まだ活動実績も少なく、オーディション経験も浅かったため、とても悩みましたが、書類の中で私の魅力を最大限伝えようと思いました。例えば、アー写だけでなく自然なオフショット風の写真を添付したり、ミュージカルで習った色々なダンスや発声など、自分が持っているスキルはもちろん、食べることが好きで美味しそうに食べると言われる・好きな映画は何度も何度も観るなど、私の人間的な特徴も記入しました」
――面接審査でアピールしたことは?
「新型コロナウイルス感染症の影響や、私が地方在住ということもあり、面接審査はリモートで行われました。一般的な面接審査と違い特殊な形でしたが、好きな映画の歌を歌いながらタップダンスをしたり、1人ミュージカルをしたりして、自分の特技や好きなものを織りまぜ、リモートでもできることでアピールしました」
――デビューを掴み取るまでにどんな努力や準備をしていましたか?
「ミュージカルのレッスンに通い、歌やダンスの実力をつけたり、プロジェクト所属で活動が始まってからは、毎週末愛媛から東京まで通い続けました。それを中学2年生から高校生になった今でも続けています。感染症の自宅待機など、やむを得ない事情以外で休んだことがないのは、私の自慢です! またアイドルとしてのデビュー前は、体重管理や、毎日の筋トレなど、体調と体型管理に務めました。また、より魅力的に見えるメイクの研究も行いました」
――所属事務所はどんなところですか?
「とてもアットホームな雰囲気で温かくて、タレント1人ひとりに心から寄り添ってくれます。相談ごとや意見にも耳を傾けてくださったり、気さくに接してくださる方が多く、とても過ごしやすいです。マネージャーさんとも、密な信頼関係を築けていると思います!」
――事務所に所属してみて、一番驚いたことは?
「今までしていた女優だけでなく、プロジェクト関連のアイドル活動も開始したのですが、最初はお客さんが集まらないときもあったことです! 事務所に所属して、お仕事にするということは、楽しいことばかりでは無いし、集客の大変さも改めて自分の身で実感しました!」
――初めての仕事で印象に残っていることはどんなことですか?
「初めて撮影した映画が、ほぼ全てクロマキー撮影で苦労した思い出があります! 映画撮影も初めてで、右も左も分からない状態でしたが、加えてクロマキー撮影ということで、何も無い場所で演技をしながら、慣れない映像演技でカメラを意識するということが難しかったです。また陰陽師が関係するお話で、呪文を唱える役だったのですが、覚えるのも大変で噛みそうでした。なので、撮影前はずっと、夜寝る時に陰陽師の呪文の音声を流しながら寝ていました(笑)」
――この仕事の魅力とは?
「女優のお仕事で楽しいなと感じることは、役を通じて、色んな人の人生を歩めること、経験したことのない職業や自分と違う年齢など、役に合わせて色んな経験を積むことが出来ること。それと、演技を通して、誰かに共感を与えたり、元気や勇気を与えたりできるところや、時には辛い時に涙を流すお手伝いをしたり、沢山の感動を与えることができるところです。アイドルのお仕事では、歌やダンス・表情などの表現を通じて、全力で楽しませたり、元気を与えることができたり、時には辛い気持ちの人を救うきっかけになれること、それに、音楽の良さや楽しさを伝えていけるところや、非現実的なキラキラした世界を作ることができることです。そのほか、舞台やCM、MV等、どんなお仕事でも、色んな方と関わることが出来ることがこの仕事の魅力だと思います」
――逆に大変だなと感じていることは?
「私は愛媛県の高校生なので、毎週末に東京へ通っています。そのため、体力面や学業との両立が大変です。休日はお仕事をしているので、あまりお友達と遊んだりできないのが少し寂しいなぁと思います。また、やはり人目にふれるお仕事なので、体型管理や体調管理が大変です。食べることが大好きなので、美味しいものをたくさん食べたいけど、ちょっぴり我慢!(笑)。お菓子やアイスはちょびっとで…(笑)。また、常にレベルアップをしないといけないことなど、苦戦することも多く大変だなと思います」
――マネージャーさんやスタッフさんからのアドバイスで、心に残っている言葉はありますか?
「『おとあが好きなことをやってみな。それで嫌いになるファンはいないし、みんな信じている。おとあは大丈夫』という言葉です。ずっと一緒に活動を支えてくださったマネージャーさんからの言葉です。アイドル活動を始めて、最初はただ楽しい!笑顔になって欲しい!と続けていましたが、ずっと活動していくにつれ、“もっと喜んでもらうにはどうしたらいいだろう”“もっとパフォーマンスを良くしなきゃ”“楽しんでもらわなきゃ”と常に考えるようになっていました。最初は“好き!”だけでしていたことが、次第にその気持ちよりも不安が大きくなっていました。そんな時、マネージャーさんがかけてくださったこの一言で、すごく救われました。もちろん楽しく活動していましたが、“もっと好きに表現して、自由でいいんだ”と、自分の気持ちを楽にしてくれました」
――これまでで一番影響を受けた作品や芸能人は?
「女優として1番影響を受けたのは、『セーラー服と機関銃 -卒業-』での橋本環奈さんです。『セーラー服と機関銃』は、年頃の少女の等身大の感情から友情、愛情、憎しみ、辛さなど色々な要素が詰まっており、とても勉強になる作品でした。映像美にも衝撃を受けました。橋本環奈さんは、等身大の少女の役から全力のコメディまで、どんな役でも努力を惜しまず全力で演じるところがとても素敵だなと思いました。また、飾らないお人柄や雰囲気、アイドルをしていたという共通点等、惹かれる部分が多く、大好きで影響を受けた女優さんです。また、『告白』の松たか子さんにも大きく影響を受けました。衝撃的な描写やお話が多かったですが、本当に引き込まれ、しばらくその世界から抜け出せなくなりました。その表現力や演技力、世界観など、今でも強く心に残っており、自分の女優活動の助けになっています」
――アイドルやアーティストで影響受けた方は?
「歌手として1番影響を受けたのは、松浦亜弥さんです。松浦亜弥さんに初めて出会ってからずっと大好きで、今までもソロステージで、たくさんの松浦亜弥さんの曲を歌唱してきました。松浦さんの曲や声、歌を聴くと、本当に心が動かされ、楽しいときや辛いときう、どんなときでも聴きたくなり、救われるんです。私と同年代の頃の曲から大人になってからの曲まで色々ありますが、全てに感情が詰まった、想いあふれる音楽だなといつも思います。また、歌の技術などはもちろん、松浦さんの人柄も本当に尊敬しています。そして、TWICEのMOMOさんも尊敬する方の1人です。ものすごい努力やプロ意識、目が離せない魅せ方の圧倒的なダンス、憧れるビジュアル、気さくなお人柄など、大好きで憧れの存在です」
――今後の目標を教えてください。
「女優活動・歌手活動はもちろん、CMやMV、舞台など、様々なことに挑戦し、活躍していきたいです。朝ドラや全国ロードショー映画、歌番組出演や大きなステージなど、大きな夢を追いかけて、目の前のことからコツコツと頑張っていきます! 将来的には、ハリウッド映画やブロードウェイミュージカルなど、海外にも活動の幅を広げ、世界で活躍する、世界に幸せや楽しさ、辛さや悲しさ、喜びや笑顔など、たくさんのキラキラした感情を届け、寄り添える存在になりたいです!」
◆担当マネージャー・スタッフからの推薦コメント◆
「自分を信じて、夢に向かって一歩一歩前に進もうとする勇気と情熱が、素晴らしい未来を切り開くのではないか!?と、心から応援したくなる存在です!」
【プロフィール】
松里音杏(まつさと・おとあ)●2008年11月7日生まれ、愛媛県出身。
■主な活動歴
・つんく♂総監修 中2映画プロジェクト ヒロイン(2022〜2024)
・つんく♂総監修 中2映画プロジェクト・アイドル部『1期生』(2023.12 卒業)
・ぽぷりす『NEW POPRETTY STYLE』メンバー(つんく♂総監修 中2映画プロジェクト・アイドル部 選抜・新アイドルユニット)
・第10回アイドルソロクイーンコンテスト ファイナリスト
◇映画
・「カオル・コンプレックス」(W主演:カオル役)
・「グー然じゃないピース」(W主演:山川愛生 役)※TOKYO青春映画祭 2023 で受賞 最優秀助演賞(個人賞)・準グランプリ(作品賞)
・「モテ気」(主演:杉崎恋來 役)※TOKYO青春映画祭 2024 で受賞 アイドル賞(個人賞)・最優秀青春賞(作品賞)
◇CM
・千寿製薬「マイティア」ドラマCM「Stories of 瞳のチカラ #01 夫婦の瞳 篇」出演
・コカ・コーラ社「Qoo」CM楽曲『ザ☆ピ〜ス!(Qoo Ver.)』歌唱
◇MV
・Jessica 3rdシングル『sweet rain』MV出演
◇LIVE
・毎週末・東京を中心にアイドルLIVEイベント出演中
・GIRLS LIVE PAVILION 春のGW大感謝祭(ソロ出演)
・GIRLS LIVE PAVILION -浜祭-秋の大感謝祭(ソロ出演)
・1st ソロ・ワンマンライブ(単独公演)「今ここにいるよって叫ぶライブ」
・東京アイドル劇場 ハロプロ☆パーティ出演(ソロ出演)
・東京アイドル劇場 ソロスペ出演(ソロ出演)
・生誕祭・ソロライブ開催 「音ぱれっと‘23 BIRTHDAY 〜15の音色〜」
など多数。