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2024/07/22 17:01

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ダンス・歌・演技を武器に2.5次元舞台で活躍する藤岡勇成 「スタミュで鍛えてもらったことで、今の僕の表現が培われました」

AtoMエンターテイメント所属:藤岡勇成
AtoMエンターテイメント所属:藤岡勇成

 オーディションメディアのパイオニア「デビュー/Deview」が贈る、毎年恒例・業界最大規模のBIGチャンス『夏の特別オーディション2024』。デビューが厳選した147社の芸能プロダクションが一斉に新人募集を行う特集企画に合わせて、参加事務所がプッシュする所属者に、オーディション体験や、所属事務所について、今後の夢や目標についてインタビューを行った。AtoMエンターテイメント所属の藤岡勇成は、兄弟の影響からダンスをはじめ、養成所で演技を学び、俳優への活動に目覚めた後現在の事務所に所属。ミュージカル「スタミュ」などの2.5次元舞台やアイドル活動で存在感を見せる期待の俳優に、デビューのきっかけからオーディション体験、今後の目標について話を聞いた。

【AtoMエンターテイメント所属/藤岡勇成(ふじおか・ゆうせい)インタビュー】

――芸能の世界に興味を持ったきっかけを教えていただけますか?

「母親の影響もあって、小さいときから韓国のアイドルグループを兄弟で好きで見ていたんです。そんななか、弟がオーディションに合格して韓国に行くことになって、その姿を見てすごいなぁと刺激を受けたのがきっかけです。僕自身はスケルトンという競技に夢中で、冬季オリンピックを本気で目指していて、国際大会に出て海外の選手とも交流があったりして。小さい頃、親にオーディション受けてみると言われても、その時は全く興味なくて、映画が好きだし憧れはあっても、自分がやるものとは思っていなかったんです」

――弟さんの活躍に刺激されて、一からスタートしたんですね。

「高校3年生ぐらいからダンスを始めました。周りは既に経験者も多くて、10代後半で実力差を感じました。このままオーディションを受けても勝てないので、経験積むのが大事だなと思いました。弟が組んでいたダンスチームから弟が抜けたので“お兄ちゃんちょっと運動できるからやってみない?”って言われたので加入して。そうしたら意外とダンスできて、全国大会まで行けました。筋は良いほうだったみたいなんですが、強いチームに飛び込んで必死にやったので伸びたんだと思います」

――そこからオーディションにチャレンジし始めるわけですが、どんなところをアピールしようと考えていましたか?

「“何でもできる”という部分をアピールしました。元々歌が一番得意で、そこにお芝居とダンスを少しずつできるようにしていった感じなので、オーディションでは主に歌を歌っていました。そこにダンスを付けたりして、いろんなことに対応できますよと」

――その頃はどんな人を目指していましたか?

「俳優の真田広之さんですね。ハリウッドに行っても活躍なさっていて、すごくかっこいいので憧れはあります。自分の中では、最初から世界に出ていくことへの憧れがあるかもしれないです」

――現在の事務所に所属した経緯は?

「北海道からオーディションの度に上京していて、なかなか結果が出ないときに、これはお芝居を一から勉強しないとダメだなって思って。親に頼んで上京させてもらって、ワタナベエンターテイメントカレッジで1年間勉強したんです。卒業の前に公開オーディションがあるんですが、そこでAtoMエンターテイメントに声をかけていただきました」

――その1年間で大きく変わったことは?

「それまで自分は歌が一番得意だと思っていたんですが、お芝居が自分に一番フィットするということを発見できました。だからまずは一歩踏み出してみることが大事だなって思いました」

――お芝居のどんなところに魅力を感じましたか?

「みんなで意識を共有して作品を作るのがすごく大事だなと感じましたし、そこが楽しいと思いました。独りよがりで“俺が俺が”というのではなく、人と一緒に作品を作り上げることが素晴らしいなと思いました。だから俳優としてやっていきたいと思うようになったんです」

――オーディションで声がかかった事務所から、AtoMエンターテイメントに所属しようと思った決め手は。

「役者をやりたいという気持ちはもちろんあったんですが、歌とダンスも捨てきれなくて。AtoMはエンターテイメントは、アイドル活動も並行してできるということで、二足のわらじを履くつもりでやってみるかと思ったんです。自分の強みを生かせる場所で、経験値を積みたいと思ったのが理由です」

――グループ活動を行う中で、やりがいを感じたことは?

「今のメンバーにすごく恵まれていることです。最初は“馴染めるかな”とか、不安も大きかったんですが、すごく優しく受け入れてくれて。“俳優もやりたいんです”という希望も“いいよ!”って認めてくれたので、本当に救われました。あとは、ライブがたくさんあるので、人に見られることに慣れてきて、それは役者の舞台にも繋がっていると思います。場数をたくさん踏んで、ステージ上で自分がどう見られるかということも研究できて、大きく意識も変わりました」

――事務所に所属してから受けたオーディションで、印象に残っているものはありますか?

「現在も続いているミュージカル「スタミュ」のオーディションです。2.5次元の舞台なんですが、演出家の方からたくさんご指導いただいて成長することができましたし、今、俳優をやっていて楽しいなと思えるのは、一番最初の出会いが良かったんだなって思っています」

――最初から幸運な出会いだったんですね。

「もちろんいっぱいオーディションを受けましたが、スタミュのオーディションでは、セリフも会心の一撃というぐらいの手応えのお芝居ができて、これはイケたんじゃないか?という自信がありました。作品自体にハマれましたし、元のアニメのシーンを何回も何回も台本と照らし合わせて見返した結果だと思います」

――2.5次元舞台は元の作品の存在がすごく大切ですよね。

「めちゃめちゃ研究しました! スタミュで僕の演じている虎石和泉という役はすごく特殊で、最前席にいる女性のお客さんを毎回ナンパするんです。今日初めて会ったお客さんに対してアプローチをしないといけないので、初めての舞台でこれはヤバいなと思ったんですけど、実際、それをきっかけに僕のファンになってくれた方もいて、ある意味ナンパは成功したのかなと(笑)。この役を演じることで、芸事をやる人間として鍛えられましたし、成長しました」

――ナンパは全てアドリブなんですね。

「毎回がアドリブですね。アドリブで演じながらも、キャラクターのイメージは絶対に崩せないですし、本番の空気も壊せないので、本当に鍛えられました。例えば、お客さんの髪の色や髪型を見て“その髪いいじゃん!”みたいなところから入って、あとはその場で即興で広げていきます。面白い役なんですけど、濃厚なプレッシャーで、もうヤバいです。シリーズが続いてもそのシチュエーションは継承されているので、もう怖いものはなくなりましたね」

――10月には新ミュージカル「スタミュ」スピンオフ team柊 単独公演「Caribbean Groove」(2024年10月4日〜10月14日 IMM THEATER)が控えていますね。

「僕らteam柊の単独公演で、ほぼほぼメインでボリュームたっぷりだと思います。ダンス、殺陣、お芝居も全部揃っている舞台なので全部に注目してほしいです。スタミュは、自分のすべての表現を培ってくれた、役者としてのターニングポイントとなった作品だと思っています」

――今後のご自身の目標や夢をお教えいただけますか?

「ファンの方と話すと、僕が主役というか、ステージでゼロ番(センター)に立っている姿を見たいっていう声が多いので、舞台作品で主演をやりたいです。座長というポジションで舞台を務めるのが、僕の憧れです。一方で映像作品もやってみたいです。特撮モノにも出たいし、大河ドラマも好きなので殺陣のある作品にも出てみたい。殺陣やアクションも得意なので、最初に憧れた真田広之さんのように、映像で世界に出ていくという夢も先々叶えられたらいいなと思っています」

――現在、デビューの夏の特別オーディションで「AtoMエンターテイメント」の新人募集が掲載されています。所属の先輩として、AtoMエンターテイメントのいいところを教えていただけますか?

「AtoMは新人に優しくて、受けたいレッスンを無料で受けられますし、やる気があればどんどんプッシュしてくれるので、男の子にはお勧めです。アイドル活動をやりたいなら、少し頑張ってある程度スキルを身に付けたら即デビューできるチャンスもあります。結構現場主義なので、まずステージに立ってそこで場数を踏んで経験を積ませるので、すぐに伸びていきます。先輩との距離も近いので、いろいろと教えてあげられることもありますし、スタッフとタレントの距離も近くて家族的なところもいいんじゃないかと思います」

――最後に、これからデビューを目指す人に向けて、ご自身の経験を踏まえたメッセージをいただけますか?

「僕のように、地方出身の人って上京とかすごいハードルがあると思います。でも興味があるなら、ダンス、歌、お芝居などなんでも、まずはちょっとでもいいからやってみること。そのなかから“何かこれ好きだな”というものを探して飛び込むのが大事かなと思いますね。芸能事務所はたくさんありますけど、実際会社の大小は関係ないと思う。自分のやりたいことがあって、それと合致するところを探して、そこで場数、経験を積んでいけば、いつか花が開きますので、一緒にがんばりましょう!」

【プロフィール】
藤岡勇成(ふじおか・ゆうせい)●4月3日生まれ、北海道出身。趣味:映画鑑賞(ほぼ毎日ジャンルを問わず見る)、筋トレ(腹筋を主に鍛えている)、プラモデル作り 特技:ダンス(HipHop・J-pop/高3〜の2年間)、フルコンタクト空手、スケルトン(中1〜の3年間)、陸上競技(走り幅跳び・三段跳び・100m走・4×100リレー/小6〜の7年間)

■主な出演歴
新ミュージカル「スタミュ」スピンオフ team柊 単独公演「Caribbean Groove」(2024年
10月4日〜10月14日 IMM THEATER) 虎石和泉/ティエラ役
舞台:「鬼神の影法師」-玲瓏万華編- 朱雀役(2024年6月)
新ミュージカル「スタミュ」 虎石和泉 役(2024年1月)
K-POP COVER DANCE FESTIVAL in Japan 出場(2018年)
テレビ:日テレ「秘密を持った少年たち」(2023年10月)TV「上田と女が吠える夜」 福士
蒼汰再現 (2023年7月)
CM:「ビタミン炭酸MATCH」高校生役(2021年)OTHER
MV:黒子首 「バタフライ」 吉顔蜜男役 (2024年2月)

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