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2024/07/19 17:31
子役経験からの芝居を学び直し、TSALで“芝居の沼”にハマる<トライストーン・アクティングラボ受講生インタビュー・山下翼>
小栗旬や田中圭、綾野剛、坂口健太郎といった実力派俳優が多数所属するトライストーン・エンタテイメント直営の俳優養成/演技研究所『トライストーン・アクティングラボ(TSAL)』。ここで学ぶ受講生たちは、様々な境遇を経て、本物の俳優を目指し、本気で芝居を学ぶために集った、熱い心を持った俳優・女優たち。オーディション情報サイト「デビュー」は受講生にインタビュー。彼らがTSALと出会ったきっかけ、そして彼らの芝居にかける想いについて聞いた。
〈取材・文/児玉澄子 撮影/厚地健太郎〉
TSALは小栗旬や田中圭、綾野剛、木村文乃、坂口健太郎、間宮祥太朗、赤楚衛二、原菜乃華といった、人気・実力を兼ね備えた俳優が所属する芸能プロダクション、トライストーン・エンタテイメント直営の俳優養成/演技研究所。演技の未経験者から、演技術の向上を目指すプロの俳優まで、幅広く門戸を開いている。講師陣は多数の俳優を指導してきたエキスパートぞろい。また、映画や舞台の製作者、監督、演出家、俳優などによる特別講義も実施している。
現在CM、TVドラマなどに出演中の牧野羽咲も子役での活動から、更に演技を向上させるため、オーディションを経て入所。また、第一線で活躍中の前原滉も、演技未経験でTSAL入所〜レッスンを経てトライストーン・エンタテイメントに所属をした一人であり、若手バイプレーヤーとして注目の東野絢香もTSALで芝居を磨き、トライストーン・エンタティメントに所属した女優である。
■山下翼インタビュー/「小栗旬社長と共演者として一緒に芝居するのが目標です」
──TSALに入所するまでの経歴を教えてください。
「テレビの中のキラキラした方たちに憧れ、子役プロダクションに所属していました。ただ"子役あるある"じゃないですけど、高校生くらいから仕事に行き詰まるようになり、周囲の業界関係の方から『芝居の学び直しをしてみては』とアドバイスをいただきました。サイトを参考にしたほか、実際にいろいろな養成所に話を聞きましたが、TSALに決めたのは『ここなら自分とは何か、自分を活かす方法が見つかりそうだ』と思ったからです」
──すでに芝居や現場経験があったとのことですが、レッスンで改めて得たことはありましたか?
「最初に受け持ってくださった講師の方から、台本には描かれていないその役の本質を深掘りし、芝居を組み立てていくという方法を指導していただきました。子役の芝居は台本に忠実に演じるのが"正解"だったので、そのやり方がかなりカルチャーショックで、初日から改めて芝居の沼にハマったのを覚えています」
──当初の目的だった"自己理解"は深まりましたか?
「自分は仕事をする上での意識が甘かったと痛感した出来事がありました。スマホのトラブルで連絡ミスをしてしまったんです。ただそれは言い訳に過ぎないですし、いつでも現場に出られる体勢でいるのがプロだと厳しく指導されました。TSALは役者である以前に、社会に出る職業人としての心構えもしっかりと養えるところです」
──山下さんはプロボクサーでもあるそうですが、ボクシングと芝居の両立をどう考えていますか?
「当初は芝居の役に立つかも? と思って始めたのですが、こちらも沼にハマっています。もちろん本業は役者だと思っているので、試合でも怪我をしないよう気をつけてはいますが、体力も含めて本気で打ち込める期間は短いですから、納得いくまで極めたいと思っています」
──将来はどんな役者になりたいですか?
「小栗旬さんのように視聴者はもちろん、共演者やスタッフから信頼される存在になりたいです。小栗社長とは新年会でご挨拶したことはありますが、TSALからの紹介で生徒役で出演させていただいたドラマ『GTO リバイバル』の現場ではお会いする機会がありませんでした。共演者として一緒に芝居するのが今の目標です」
やましたつばさ●2003年6月14日、東京都出身。特技:ボクシングプロライセンス(フェザー級/5戦2勝 2KO 2敗1引分け) 趣味:グルメ巡り 芸歴:ドラマ『先に生まれただけの僕』加藤達也役、ドラマ『未来への10カウント』ボクサー役、ドラマ『GTO リバイバル』生徒役、映画『有り、触れた、未来』牛山俊平役ほか。